【観相学を学ぶ第14回】サムネイル

図解でざっくり解説!

 

動画でも解説しております

はじめに

今回は面相についての解説をしていきたいと思っております。

近代観相学において、僕はあれほど「所作や服装を含めて〜」という話を何度もしているはずなのですが、未だ多くの人は「面相が顔が」という話をしてこられますが、この令和の現代、顔のみで見抜くのはどんどん難しくなってきております。

水野南北氏の時代とは違いますのでね。

それと共に「面相を良くするにはどうすれば良いですか?」の質問を受けるので、本日はその返信記事にしていきます!

では今日の項目です。

  1. なぜ面相だけでは不十分なのか
  2. 面相の変形<怪我>
  3. 面相の変形<薬品>
  4. 面相の変形<習慣>
  5. 面相で人を観る事が今は難しいので

の5項目で話していきます。よろしくお願いします。

1.なぜ面相だけでは不十分なのか

では最初に「なぜ面相だけでは不十分なのか」です。

だいたいの人が唱える「観相学」というものは、確かに皆様の仰るような面相で鑑定するのが殆どで、amazonで売っているどの本を買っても面相が事細かに書いてある本ばっかりでしょう。

しかしもうぶっちゃけそういうのが通じる時代ではありません。

皆さんご存知でしょうが、ここ数年で美容整形手術のハードルが下がった話は前にもしました。

中学生でも親がさせる時代、歯の矯正などもそうですが、水野南北氏が観相学をやっていた江戸時代と違い、圧倒的に医学が進んでいるんです。

最近のお化粧事情

さらには化粧の技術ももちろん進んでいます。

たまにTwitterなどで流れてくる中国人のメイク動画などを観たことはないでしょうか?

中国人のメイク動画ここまで変わったりする人や、

中国人のQiHuahuaさんこんなにも別人レベルになれるメイクも今や存在しています。

2枚目の写真は中国人のQiHuahuaさんという方で中国の動画投稿サイトYouKuで公開され、その後Fecebookに再投稿されたチーちゃんのメイク動画です。YOUKU

1時間で約84万回を超える再生回数を誇り、危うく炎上寸前だったこの動画の中で、チーちゃんがアイプチやらセロテープやら付け鼻を使用し、劇的ビフォーアフターを遂げております。

ここまでいくと、もはやルパン三世や怪物くんレベルの変装に近くなってきますが、実際にこれが同一人物なんですからしょうがありません。

たしかに空港のパスポートチェックですら疑られるクラスだと想像できますね。

お化粧をしている男これは行き過ぎかもしれませんが、今や女性のメイク技術は相当なものですし、僕がおっさんなんで古いと思われるかもしれませんが、若い男性でも化粧している人がいてもおかしくない時代なんです。

美意識の高い男性でしたらおっちゃんでも眉毛サロンに通ってたりするのが現状です。

ちなみに僕ですら例のウィルスが蔓延する前は、常連になっている眉毛サロンが大阪のアメ村にありました。2,3週間に1度は絶対に行ってましたからね。

こんな現在の状況で面相からだけで見抜くというのはかなり精度が低い判別方法になってきます。

面相

皆様の中には占い師さんや占い師マニアの方もいますので、水野南北氏の本を買っていたり、面相学の本を購入されていたりしますが、本の中身を観てみたら眉毛ひとつでもえらい分類がされているんです。

ただそれはひと昔、いやふた昔前ならまだ通用した方法ですが、他の占術だけでなく観相学も日々進化していかないとついていけないのです。

以前、僕が占いの秘伝の巻物をもらったら職業の欄に「炭鉱夫向き」という記載があったり、姓名判断も毎年毎年つける名前の流行り廃り等があるので、永遠に新しいものを追い続けていないと対応できません。当たり前の事ですよね。

ゆえにその昔は「面相」だけでの見取りがもうすこし高精度であったかもしれませんが、もう令和になった現在では、様々な技術医学の進歩により日を追うごとにどんどんどんどん通用しなくなっていっているのが悲しい現実です。

では他にどういった事で人の面相は変わっていくのでしょうか?そこも今日は解説していきます。

逆に面相を変化させている理由がわかれば、防げたり促進する事もある程度は可能という話ですからね。

ポイント

  • メイク技術が上がり別人レベルの化粧が可能になった
  • 様々な医療・技術の進歩により、面相・顔だけで見抜くのは難しい

では次の項目です。

2.面相の変形<怪我>

これは一定数僕のお客さんでもいました。

不慮の事故などで顔に傷がついてしまったり、時には変形してそれを治したりしている方もおられます。

千原ジュニア芸能界でいうならば千原ジュニアさんがそんなケースになっていましたね。

バイクで事故に遭い命は助かったが、最初は人に見せられない顔でもうタレントとしては終わったと語っていました。

そこから何度か整形手術をされて戻したと話されていましたが、それと同じ経験をされている方も数名おられました。

それで顔が結構変わられている方もいます。

もちろんそこまで大事故じゃなくても顔に傷を負った方がおられますからね。

日焼け

あとはケガではないのですが、日焼けなどでも顔は大きく変わります。

日焼けこれは有名な半分だけ日焼けしてしまった方の顔です。日焼けというか紫外線を浴び過ぎたんですね。

この方は28年間トラックの運転手をされていた方です。

これはそのままの言葉なんですが、「光老化」という紫外線を浴びる事で皮膚にしわ・たるみ・しみなどが現れる老化現象です。

この人は窓側だけずっと日光を受けてしまった結果ですね。

正直ここまでの状態になっているとまったく見れないのですよね、本来の顔が。

というわけで、江戸時代ならばケガしてもほぼそのままだったでしょう。

しかし、現在はある程度は医者にかかれば少しは元通りになりますので、よりわかりにくいですね。

ポイント

  • 事故での損傷や日焼けで本来の顔が分かりづらくなる

    では次の項目にいきましょう。

    3.面相の変形<薬品>

    この項目こそがまさに江戸時代とは1番大きく変わってくると考えられます。

    そしてこの薬も色々な種類がありますので、ある程度知識として最初から入れておけば大きくあなたの助けになることでしょう。

    覚醒剤・麻薬

    これは一般の方ではそんなに会う機会が少ないかもしれませんが、覚せい剤です。

    まずこちらの2人の写真をよく観て頂きましょう。なかなかショッキングな写真ですよね。

    健康体から比べると、覚せい剤使用後は、はっきりいってウォーキングデッドのゾンビのようになってしまっていますね。

    この辺は逆にいうと面相で結構わかっているので、面相を観るだけで僕でも医者でも警官でも誰でもわかりやすい特徴となっていますね。

    せっかくですので、この機会にどういう部分を観れば覚せい剤中毒者がわかるのかも解説しておきます。

    薬物中毒者の見分け方

    中毒者多く言われているのは瞳孔の開きと目つきがおかしくなっています。

    あとは写真を観て頂いてわかると思いますが、やつれています。頬がこけちゃってますよね。

    他は顔が黒ずんでくるのが特徴的です。

    ただこれは本当にそうなんですが、使用量が問題で、日本になかなかここまでハッキリしたレベルがさすがにいません。

    写真を見て頂いてるので分かってもらえると思いますが、そこら辺もやっぱり海外は違うな!っていう程のエグさです。

    実際の僕らが会う麻薬使用者、日本人ではこのようなトップクラスはお目にかかれることがないので警察官などはどこで気付くのでしょうか?

    僕も過去に会ってきた人で言うと独特の匂いがします。

    こういった匂いから相手を判断するのも観相学の大きなポイントですので、鼻が悪い人はちゃんと耳鼻科に行っておきましょう。

    けんけんの相談者の事例

    それと今回の内容は面相の話ですが、麻薬をやっている人間の動きはちょっとおかしいです。

    ネイリスト僕の相談者で今まで1番分かりやすかった人は、ネイリストの女性ですがガリガリの子でして、動きが冗談抜きでロボットダンスくらいカクカクしてましたね。

    プラレス三四郎の柔王丸の方がはるかにスムーズな動きをしていました。

    また、本人は無意識のうちにやっているのかもしれませんが肘の裏側に注射を打っているのでしょうね、そこの部分を逆の手でずっと隠すんです。

    けんけんびっくりそれなら長袖着たらいいんですが。あとその女性は血管が死ぬほど太かったので丸わかりでしたねぇ。

    いつもはそこまで気にならないのですが、彼女の特性なのかちょっとびっくりするくらい太かったんですね。

    今まで会ってきた男性を含めてもその女性が1番と言って間違いないくらいの太さで。

    僕も顔に出てたかもしれませんね、驚きが。

    ちょっとすいません話がずれてしまいましたが、面相以外にもそういった特徴があります。

    ステロイド、成長ホルモン、病気等

    そして覚せい剤使用だけではありません、ステロイドや成長ホルモンもそうですね。

    K-1選手のアルトゥール・キシエンコ 元有名なK-1選手のアルトゥール・キシエンコも美少年と言われていた顔つきがすっかりムーンフェイスになってしまい、もはや顔だけでみると別人のようです。

    気になる人は画像検索、動画検索等をして頂くと体つきもびっくりするくらい変わっていますね。

    もう一例出しておくと、
    ビクトー・ベウフォート
    あの天才と呼ばれたビクトー・ベウフォートもこんな風に変わってしまっています。

    筋肉だけでなく顔もすっかりと変わってしまうんですよね。

    成長ホルモンが過剰に分泌されることによって発症するアクロメガリーという病気もあります。

    先端巨大症と日本では呼ばれているのですが、その際も顔が変わってしまいます。

    ガンバレルーヤのよしこさんもなっていましたね。

    これは病気ですが、ボディービルダーなどでもステロイドと一緒に成長ホルモンを打つ人がいますが、その人にもやはり同じ症状が出ていますね。

    バブルガットという腹筋もあるが内臓が肥大している状態にもかなりなりやすいと言われています。

    その他にも通常の病気の治療薬の副作用により、顔や面相は大きく変化してしまいます。

    もちろんこの項目ではその部分が良い悪いではなく、大きく変わってしまう場合もあるので、人を読み取るのがかなり難しいひとつの要因だという話です。

    ここをしっかりと話しておかないと1,2名は必ず「病気の人を差別するな!」というメッセージがあるんです。

    それゆえ、そういった事も加味した上で面相を読まないといけませんという話です。

    ポイント

    • 覚せい剤、ステロイドや成長ホルモンの使用により顔が変わってしまう
    • 病気や薬の副作用により面相・顔が大きく変化することもある

    4.面相の変形<習慣>

    さて、面相・顔というのはひらたく言えば骨、筋肉、肌から成り立っているものなので、外部からの力を加え続けていれば変わっていきます。

    福耳以前インスタで福耳の話を質問されたのですが、まぁ一応あるにはあるというかちょっとだけオカルトになってしまいますが。

    「面相だけで観ろ」と言われた場合は、耳たぶ、面相においては「垂珠」と呼びますが、きちんと読み取りはします。

    しかし、これももちろん確率論ですので、

    • 福耳であれば必ず成功する
    • 金持ちになる
    • 耳たぶがなければ貧乏だ

    みたいな事はありません。

    皆さんの知るところでいうならば、イチロー選手なんかは案外耳たぶが大きくありません。

    イチロー選手しかし、彼は誰が観ても成功者です。

    ゆえにこういった1人、2人を観て、相関性がある・ないという事は普段言いませんが、一応統計的にみれば…という話なんですが、そこもひとつ重要な事を忘れています。

    たしかに生まれてずっと耳たぶが大きな人がいれば、そういう話の確率も少しは上がるんですが、ぶっちゃけ耳たぶは引っ張り続けていると伸びます。

    めちゃくちゃ大きくなります。それが人間の肌なんです。

    僕の相談者さんでも20年ほど前からの長いお客さんなんですが、その時から毎日毎日暇があれば耳たぶを引っ張り続けている人がいるんですが、やはり今はめちゃくちゃ耳たぶが大きくなりました(笑)日々の努力ですかね。

    なので、もし耳たぶが小さいという悩みがある人は毎日指で伸ばしていれば必ず少しは広がります。

    それの証拠をあげていきましょう。

    はいこれを観てください。

    耳長族の女性これは耳長族の女性の画像です。

    チェンマイのカヨー族というらしいのですが、この方たちも初めから耳たぶが長いわけではなく重い耳飾りを付けていたから伸びるのです。

    首長族の女性ちなみにこちらは首長族の画像です。こちらもそうですね、首を自ら伸ばしていってるわけです。

    バドゥン族というらしいですが、人間の体は外部からの力で変わっていく証明の画像です。

    シンクロナイズドスイミングとノーズクリップもっと身近で言うならば、シンクロナイズドスイミングの選手もずっと鼻せん・ノーズクリップを付けているから鼻が高くなっていますよね。

    そこまで特殊な事をやらなくても僕の美容整形外科の友人が「毎日鼻をほじくっている人の鼻の穴は大きくなるし鼻に肉がつくよ」と話してくれました。

    と、この項目では習慣や外からの力によって面相が変わる事を解説しました。

    ポイント

    • 習慣や外からの力により面相は変わる

      次が最後の項目です。

      5.面相で人を観る事が今は難しいので

      と、本日は様々なケースから人の顔・面相が変わる事をずっと話してきました。

      こんな時代なんでね、昔と比べたら遥かに色々あって当然ですよ。

      女装した男性にびっくりしたけんけんたまにTwitterで「めちゃめちゃ可愛い子写っているなぁ」と思ったら男性が女装している事だってあります。

      すごい技術でメイクされた上に写真まで加工されていればそりゃそうなります。

      水野南北氏が観ていた時代ではまだ素のままの人間をじかに観ていたのですから、まだなんとかそれで占断出来ていたのではないかと推測できます。

      しかしながらこの時代、写真1枚顔のみで見抜くというのがいかに大変・・・言葉が違いますね、正確性に欠けるというのが本日の記事でわかって頂けたかと存じます。

      でもそれでいいんです。だからこその観相学近代観相学です。

      いつまでも同じものが通用するわけがないのは、占いでも何でも一緒です。

      ゲームであろうが、スポーツの技術であろうが、ビジネスであろうが、どんどん進化していかないとダメなんです。

      僕が観相学を語り出してから一切それまで言ってなかった占い師なんかが、見当違いの「観相学」というワードだけを用いて面相を観たりしていますが、

      そんな単純なものでは、僕が20年以上積み上げてきたモノとは雲泥の差がありますので、

      皆さんは僕と一緒に近代観相学を勉強して自分の人生にプラスに出来るようにしていきましょう!

      ポイント

      • 人の面相は変わっていくのでそれだけで見抜くのは正確性に欠ける
      • 観相学も時代に合わせて進化していく必要がある
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