図解でざっくり解説!
目次
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はじめに
今日は前回の続きをやっていきたいと考えています。
先週は誰でも観れば1秒でわかる「低級詐欺師」の観相学をやってみましたが、低級の方はよほど人を観る目がない人以外はだいたいわかります。
それでもね、実際に結婚するホステスさんがいるので、「マジか!?」って正直おどろきますけどね。
まぁしかし、9割以上の人がひと目でわかると存じます。
どうしてもわからない人はYouTubeチャンネル「世の中の闇」さんで、半グレシリーズを繰り返し観て頂ければさすがに嫌でもわかってくるでしょう。
あとは漫画「闇金ウシジマくん」あたりを購入して読んでみてください。
この辺はさすがにひと目で容姿のみで観てわかる「ラッキー問題詐欺師」ですから簡単なんですが、難しいのはプロの方です。
今日は一流の詐欺師の観相学を勉強していこうと考えています。
さて、一流詐欺師ってなんかかっこいい感じの職業で語ってますが極悪人ですからね(笑)
むしろ低級は観てすぐわかりますが、一流はものすごいわかりにくいです。
より狡猾だということですから、ある意味低級よりも悪いのですが、悪さの種類が違うんですよね。
では本日の項目に行きましょう。
- まず一流と低級何が違うか
- 頭部
- 服
- 靴
- アクセサリー
- 腕時計
- かばん
- 趣味趣向
- 名乗る職業
の9項目で解説していきたいと思います。よろしくお願いします。
1. まず一流と低級何が違うか
自分で話しててもなんか「一流」ってつくとかっこよく感じますねぇ。不本意です。
それはいいとして、大きく違うところがあります。
一流詐欺師と低級詐欺師の違う部分、1番大きな部分はマインドと知能です。
そこが本当に大きく違ってきます。それに伴い服装や容姿にも出るのでしょう。
一流詐欺師と低級詐欺師の違い
まず、一流と低級ならばどちらが逮捕されやすいと思いますか?
答えは簡単もちろん低級の方です。まず詐欺の種類が違います。
低級の方に多いのが、振り込め詐欺やなりすまし詐欺、オレオレ詐欺など捕まりやすいタイプのがほとんどで、一流になると投資金融系や不動産保険系などうまく通常のものに紛れ込ます上にリスクを考えて手法を作るのでなかなか逮捕されづらいんです。
要するに、低級はあまり物事を深く考えておらずに目先の金に走る。
詐欺も着工からお金をとるまでの期間も短いものが多く、仕事は非常に荒いです。
逆に一流の方は、着工からお金を取るまでにかなりの時間をかけたりターゲットと信用を築く期間などがあります。
実際、知り合ってから詐欺に遭うまで3年かかった5年かかったという話もよく聞きます。
有名無実・無名有実
一流の詐欺師に流れているマインドの言葉は、あの安岡正篤氏がよく言っていた「有名無実・無名有実」という言葉です。
安岡先生の元奥さんはそれを実行していませんけどね。だから訴えられ…あぁダメですダメです。
ちょっと話がそれてしまいそうになりましたが、この言葉の意味わかりますか?
有名無実は「名ばかりで実質が伴っていないこと評判と実際が違うこと見かけ倒し」という意味もありますが、
「顔や名前が有名になってしまうと動きが良くなくなる、邪魔をされる」との意味もあります。
つまり、インスタでシャンパンをたくさん抜いてホステスと写っている低級詐欺師がこちらになります。確かに警察や税務署も観ているでしょう。
しかし一流は無名有実を必ず実行します。
僕の今まで観てきた一流詐欺師は、仲が良い人でも最後まで本名知らなかったというケースも多いです。
SNSの使い方
あとはSNSなども極力やらないですね。
ツールとしてターゲットと繋がりたい人は軽めにやってます。
アカウント交換する為にSとかAとか適当なアルファベットと2,3個だけ犬ご飯景色の写真をアップして、更新していないアカウントが多いです。
ここら辺も観れるひとつのポイントですね。
ポイント
- 一流と低級は知能とマインドが違う
- 一流は無名有実を必ず実行する
- 一流はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を極力やらない
では彼らのマインド・やり方が分かったところで、次の項目にいきましょう。
2. 頭部
ヘアスタイル
これは通常のいけてるサラリーマンや会社員などきっちりした髪形である場合が99%です。
低級のようにヤンチャな髪形・派手な髪形は本当に絶対いません。髪色はほぼ確実に黒色です。
染めていてもほんの少しだけ明るくしている、あくまでも日本人の地毛でおかしくない髪色です。
間違っても金髪やツンツンしている「今日から俺は!」の三橋・伊藤みたいな事はありません(笑)
無論、全盛期のボーイ・ジョージやプロディジーのボーカルみたいな事も100%ないのでご安心ください。
つまりは普通の働いている人間の髪形に紛れ込んでいるので、この部分のみでの判別は不可能です。これは間違いありません。
顔
面相を一カ所ずつ細かくやっていくのはまた別の動画でやりますが、顔つきで言うと、皆さんのわかりやすい感覚で言うならば、
- 笑っていない
- 笑っているけど目だけ笑っていない
- ふと気を抜いた時の表情が怖い
というタイプが多いんじゃないでしょうか。
笑顔を見せているのはこちらを油断させる為に笑っているだけで、心の底では見下しているプライドの高い人間がかなりを占めますね。
ただ、この部分もちょっと一緒に居ただけでの判定は厳しいと感じますね。
ポイント
- ヘアスタイルは黒色できっちりした髪形が多い
- 顔はプライドの高い人間が多いので、笑っていない、もしくは目が笑っていない
- 気を抜いた時の表情が怖い
では次の項目です。
3. 服
服こそ一流を見抜くのは厄介になります。
なぜなら彼らは今まで話してきておわかりかと存じますが、隠れているからです。
彼らは森の中の1本の木になる事を心がけております。
それゆえ目立つ格好をする事はありません。
しかし彼らの多くはプライドが非常に高く、通常のそんなに高くないスーツの人2,3割。
高額のブランドのスーツ7,8割という割合ですね、僕の今まで観た感じで言うならば。やはり見栄っ張りな点がひとつ。
また、金持ち相手に詐欺をする場合は、「自分も儲かっています」アピールは必要ですので、綺麗な高級スーツを着ます。
よく見かけるのは、一世代前で言うならばアルマーニ、ドルガバ、ゼニアなどが多かった気がします。
現在ではその辺からちょっと趣向が変わり、トムフォード、ロロピアーナ、エルメス、ブリオーニなどが非常に目立つようになりました。
ネクタイも一緒にその辺りで揃えているのが多く、全身エルメスといったような人もいますね。
そのようなハイブランドで常連客になって担当を付けていると、騙すターゲットのお客さんを受注会などに招待できたりもするんですね。
こういった部分はかなり獲物を安心させることができます。
僕の仲間も有名詐欺師にロエベの先行受注会みたいなのに連れて行ってもらって、その受注会に芸能人もいたらしく「やっぱり○○さんはすげぇ!!」って詐欺師を褒めて、その後すっかりお金を騙し取られていましたね。
こういうのは田舎者の情弱・トラストリテラシーが低い相手には非常に有効で、今でも通用する手法だと考えられます。
ポイント
- 目立つ格好は基本的にしない
- 高級ブランドのスーツが7、8割
次にいきましょう。
4. 靴
これもまったく低級詐欺師のルブタンやジミーチュウのスニーカーとは一切違い、ほとんどがみんな革靴です。
そりゃ服装が全身スーツなので、足がトゲトゲのスニーカーだったらおかしいですからね(笑)
センスがいけている人だったら、サントーニやジョンロブなどが多い気がしますね。
内面が本当は、低級詐欺師のように目立ちたいという部分が少しだけある一流詐欺師は、靴だけ派手にベルルッティやルブタンの革靴を履いているのもいます。
なかなかこの辺の判別も難しいですね。普通のセレブ役員なども履いているので。
ただ僕の今までの経験上で言うならば、一流詐欺師は
- 靴は高級革靴であるのに、いつも同じのを履いているケース
- または革靴の手入れをちゃんとしてなくて、高級なのに汚れている・けば立っている
傾向がある事もわかっています。
サスペンスドラマで靴の減り具合や汚れ方などを観るというポイントも、少しだけは合っている部分があるのではないでしょうか?
ポイント
- 革靴を履いているのがほとんど
- いつも同じ高級革靴を履いている、または手入れされていない傾向もある
では次の項目にいきます。
5. アクセサリー
これもほぼいらないモノは持ちません。
携帯ケースも普通、名刺入れも普通。
むしろ低級詐欺師と違い、何もつけていない事がほとんどです。
ピアスなんかはもちろんですし、ネックレスにブレスレットも無論ありません。
結構僕も色々な一流詐欺師を観てきたのですが、この部分の共通点でいうと持っていないというのが多いですね。
ひとつだけ多かった特徴を言うとするならば、携帯2台以上持ちが多かったですね。
ガラケーとスマホ、スマホとスマホなどですね。
これはまぁまぁ本来のベースの仕事と詐欺用のをきちんと分けているのかなぁと考えますね。
それくらいでアクセサリーを付けるという事はほぼないですね。
ポイント
- 何もつけてない事がほとんどである
- 携帯2台持ちが多い
次の項目です。
6. 腕時計
これが実は案外重要なポイントなんです。
なぜか昔からこの腕時計のメーカーだけは低級詐欺師と被る部分があるんですね。
もちろん全員が全員低級と被る訳ではないんですが、ぶっちゃけ5割強、6割は被っている気がしますね。
やはりひと昔前は一流詐欺師の方もこぞってウブロのビッグバンを付けていましたし、今で言うとリシャールミルを付けている人がかなり多いです。
ここだけ昔からきっちり低級と一流が重なる部分なんですね。
で、残りがやっかいで、オーデマピゲ、パテック・フィリップ、ロレックスの高級ブランド志向から、
今で言うとグランドセイコーや、正直利便性を考えたアップルウォッチなどをしている一流系が増えています。
ちょっとだけプライドがあるのか、アップルウォッチをゴールデンコンセプトなどで少しだけ高級にカスタマイズしている一流詐欺師の最後の抵抗が見えている時があります(笑)
抵抗は少し冗談なんですが、普通のアップルウォッチとちょっとだけ違うので、自分の狙っているターゲットとの会話のネタ用に付けているのではないかと予想出来ますね。
少し前で言うならばCAVIARで販売されている高級カスタマイズされたiPhone(caviar)、もっと前で言うならば高級携帯電話VERTU(ヴァーチュ)なんかがそれに当たりますかね。
こういった低級詐欺師では知りえない、少しだけ高級でおしゃれなアイテムにはかなり敏感なんですね一流は。
先ほども話しましたが、やはりお客さんとの話のネタにもなるし、そういった高額最新アイテムを持っている事でターゲットの相手からは「この人すごいな」と思わせる事が出来るんですよね。
ポイント
- 低級と一流が唯一かぶるのが多い腕時計のメーカーは「リシャール・ミル」
- 少し高級でおしゃれなアイテムに敏感
では次です。
7. かばん
やはりカバンは、スーツに合う片手でビジネスマンが持つタイプのが多いですね。
だいたいはメンズ館に入っているような高級ブランドでカバンを買っていますね。
カバンは大事なのか、さすがにめちゃくちゃ安いカバンを持っているイメージはありません。
そこまで派手に見せない方でも10万円くらいのは最低でも持っている気がします。
高級志向タイプになると、人気なのはトムフォードとベルルッティ、エルメスですね
あとはなぜか他は別のブランドで決めているのにカバンだけはルイヴィトンの人がいます
なんでなんだろう・・・と不思議に感じますね。
基本的にはカバンを持っていない一流はほぼおらず、形はだいたいがビジネスバッグ、たまに少し大きめのビジネスバッグ。
これはかさばるノートパソコンや資料を入れるので仕方ないんでしょうね。
かつ、やはりある程度は高額なカバンです。
逆で言うと僕の見てきた中で、スーツにリュック系の一流詐欺師は少なかったです。ほぼいなかったですね。
でも通常のビジネスマンはリュックの方おられますからね。これがデータの面白いところですね。
僕のこの観相学のすすめを観た賢い詐欺師ならば、今バイマか楽天ですぐにリュックタイプのカバンを注文しているかもしれませんね(笑)
ポイント
- 片手でビジネスマンが持つタイプの高級カバンが多い
- スーツにリュックの一流詐欺師は少ない
次の項目です。
8. 趣味趣向
一流詐欺師もキャバクラやクラブにもちろん行きます。
が、それはターゲットの金持ちに連れられていく事が多いですね。自分始動のパターンは少ないです。
- 風貌が汚らしい金だけは持っているおっさんみたいなのに連れてこられている
- シュッとしたきちんとスーツの目が笑っていない男
- 座り方・飲み方も綺麗
それがTHE・一流詐欺師です。
僕のずっと調べていた感じで言うと、多いのが自発的な趣味は無趣味。
お金・仕事にしか興味を示さないパターンの人がほとんどです。
ただ、趣味を作るのも詐欺の仕事の内です。
どういう事かと言うと、一流詐欺師は狙っているターゲットの趣味に合わせてきます。
そこら辺が本当にプロなんだぁと思います。
ターゲットがゴルフをしていたらゴルフをして。
カートってわかりますか?車でサーキットを走ったりする。あれも自分のお客さんがやっていたらそれに合わせます。
このアメーバのような趣味趣向の移り変わり、これが一流詐欺師のやり方です。
もうその人の柱が人を騙す事にあるので、飲みに行くならついていき、トレーニングジムなどにも一緒に行ったりします。
そして、そのお客さんを騙し終えたらスパッとその趣味をやめます。
だって自分が好きでやっているわけではありませんからね。ゆえに横で観ていたらよくわかるんですよ。
自分が騙される前にそれがわかればいい事ですからね。
ポイント
- 自発的な趣味は無趣味
- ターゲットに合わせて趣味を変え、騙し終えたらやめる
では最後の項目です。
9. 名乗る職業
これは低級と大きな違いがあります。
ほとんどの一流詐欺師はすでにメインの職があったり、その職業のやり方が詐欺というケースが多いんです。
保険マン、証券マン、営業不動産など名刺が本物で有名な会社に実際に所属している事がほとんどです。
それ以外は自分で会社を持っているので代表取締役ですね。
なので、低級と違いガチ職業です。
お金の取り方手法が詐欺なだけです。手口もかなり巧妙であり完璧にやられてしまうケースなどが多いですね。
ポイント
- メインの職業が既にあり、そのやり方が詐欺である
まとめ
と前回と違い、本日は一流の詐欺師の特徴でした。
一般のビジネスマンとそう違うわけではないので、見抜けるポイントが少ないのです。
ではどこで見抜くのがいいかと言うと付き合いながらわかっていくしかないのですが、彼らは一流を装うとする事で自慢話が多く、スーパーマンであろうとします。
軽めのウソや毎回話す事が少し違う。本人が忘れてるんですね。
そういうパターンが非常に多いので、本日語った特徴以外ではその辺に注目してみるといいでしょう。
さすがに完璧に「詐欺師」と特定できなくても、ところどころボロが出てきて不信感が現れるので、そうなってきたら少し距離を置き、更に「お金の話」になったらもう逃げればいいだけです。
そんな状態になっているのにお金を詐欺られるのは、よほど自分の危機感が足りていないかお人よしですので、付き合いながら見抜く癖をつけましょう。