全てを見通せる男登場!観相学なんて必要ない!けんけんは要らない?【観相学を学ぶ第三回】

 

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観相学をどう勉強していくのか

質問:匿名希望さん

水沢有っていう観相学ができる先生がいたんですが占師をやめてしまったんですよね。
私は占い師は男が自分が見てもらう方が良いですね。
こないだタリムのダイさんに観てもらって真剣みのある占師は残るよなあと確信しました。
最近、私も対面鑑定の占師を始めましたが観相学を極めたら対面鑑定は鬼に金棒なので、
身に着けては行きたいですが、
観相学はすごく習得が難しそうです。勉学とは違うスキルかなあ、、と思ってます。

さて「どういう風に勉強していくか」のお話です。
今日はここからになりますが、
質問してくれている匿名希望さんは占い師さんみたいですのでさすがに鋭いです。
勉学とは違うスキルと話されていました。
これがね、ちょっと近いんです。

もちろん勉強していくものなんですが、
例えば僕らが学校で習ってきた数学や国語などとはジャンルが違うんです。

本で覚えたり、学習したり、絶対出来ないジャンルのモノなんです。

だから占いと観相学は少し違い、中国ではわざわざ占い師と観相師は分けられているのかもしれません。

観相学は楽器に近い!?

バイオリンを弾く女性もちろん覚えるような事もあるんです。

文字・テキストで勉強できる部分もありますが、多く見積もってもまぁ10%くらいでしょうか。

皆さんに分かりやすく伝えるならば、楽器などに近いと思っていたんです。

後は例えば空手とか野球とか、どんなに実力がある人でも、
書籍を読んでいるだけでうまくなるモノじゃないですよね?

僕がここで楽器と言った事が、ひとつのポイントです

楽器なので歌、ボーカル、シンガーは入れてないという部分です。

歌って初めて歌った時から抜群に上手い人間が存在するんですね。

だから同じ理由で絵画も入れていません。

サヴァン症候群の方などは、はじめから写真のような絵を描く人がいる事も知っています。

でも楽器はそうじゃないので、うまくなるスピードは人それぞれ遅い早いはあっても、初めからギター弾けたり、バイオリン弾けたりする人間はいないはずです。

楽器よりも観相学に近いお話

更に、僕はたまたま2020年11月にもっと近いモノを偶然発見しました。
まさにセレンディピティでしょうか。

11月東京出張で占いをした後、銀座にお寿司を食べに行ったんですね。

まぁそのお寿司屋さんの大将とはかなり仲が良いんで、で僕と大将共通の「天才料理人の友人」がいるんですが、
その天才料理人の方、今はイノベーティブフュージョン系のレストランを経営されています。
それも全く予約が取れないお店です。

ただ天才過ぎるので、そのお店を辞めて次は寿司屋さんをするという話を耳にしたんです。

で、大将に、「あの天才料理人のAさん次は寿司屋をやるらしいですよ」と話したんです。

すると大将は、

大将
彼はもちろん天才で有名シェフだから、寿司屋をオープンしたら最初はそこそこお客さんは入るだろう。
でも寿司は握った個数がモノを言うから、彼がレシピや味は天才的なのを作れても、寿司は最初から絶対にうまく握れないよ。
何十万何百万握ってきた人間とは遥かにレベルが違うよ。

と話してくれたんですね。それを聞いた時に、

けんけん
ああそれってまさに観相学と全く同じだなぁ。

と感じました。

以前から話している通り、観相学というのはかなり感覚によるものなんです。

ただその感覚というのはたくさん人を見てきたからで、
通常の人が「あの人は感じが悪い、人相が悪い」というのと全く違うんですね。

一般人が言う「あの人はいい人だ。人相悪いなぁ」と話すのは、その裏付けがほとんどありません。

自分が生きてきた中での勝手な先入観や偏りによる「感想」に過ぎないんです。

そこがめちゃくちゃ危険です。

全てを見通せる男登場!?

そこでです。
もうひとつ質問が来ていたのです。質問フォームに。
今日皆さんに知って欲しかったのは、こっちの質問です。

質問:まるさん男性の方

先生が先日「観相学は言葉で伝えるのが難しい」との旨を言われましたが、
相手の表情、人相、仕草。また、伝わってくる感情などで分かってしまいます。
それで「観相学相談」で先ずは利益がほとんど無くても副業からでも始められないか?と思います。
私は観相学をキチンと勉強している訳では無いのでズレてると思われるかもしれませんが、
私は観相学(経験)を使って相談者の心を汲取り、適切なアドバイスをして元気にしてあげられる事が出来たらと思います。
破茶滅茶な文章で申し訳ありません。これからも応援させていただきます。

まるさん質問ありがとうございます。

内容自体は分かるんです。

文章も丁寧に書いて頂いてまともな方なんですが、
実はこのまるさんのような方が結構おられるんです。
こういった方がよく、

「観相学を教えてくれ」
「あとちょっとやったら分かるから先生免状書いてくれませんか?」

ってまぁまぁある話なんですが、
自信のあるところを折ってしまって申し訳ないんですが、
これは明らかに「偏向」になります。

僕が長年やってきて見かけるのは、少しだけメンタルマジックをかじった人間や
行動心理学犯罪心理学を学んだ人間にこういう方が多いんです。

僕はこういう人を漫画「脳内格闘アキバシュート」人間と呼んでいます。
ちょっとねマイナーな漫画なんですが、
格闘技をやった事がないのに格闘技をテレビ番組などで観て
知識だけは人より増やして、実際に喧嘩したら素人にもボコボコにされてしまう主人公なんです。
良かったらね、1巻だけでも買ってください。
僕が話している事がよく分かってもらえると存じます。

もちろん確かに人を見る目がある人、感覚が鋭い人、ちょっとはあります。
寿司も最初からちょっとだけ握れる人もいるでしょう。

でも結局はさっきのお寿司屋さんの大将の言ったとおりで、
握った寿司の数、トータルでまず人間を観てきた数がモノを言う世界です。

まるさんのような方は、

  • 超能力使える
  • 他の人と違った能力がある

と少ない経験から言っている人と同じなんで、それを言う背景エビデンスが無さすぎるのです。

ゆえに観相学を学ぶ第二回で、「オカルトをまず信じないというマインドが大切だ」と話したんです。
人を見ただけでどんな人間が把握できるというのはもはや超能力者です。

でもそういうものは無い、超能力は存在しないという事を理解しておくのが大事なんです。

25年以上鑑定してもまだまだ勉強中

ハッキリ言うと、僕はもう25年以上はまぁ占いで鑑定していますかね。

若い時はね、保険会社や住宅展示会のイベントに出て、
鑑定の行列を1人5分1時間に10人位を1日中こなしてトータル鑑定で、
いつも言ってますが、10万人以上の方を鑑定・診断してきております。

そして、時間がある時は大阪梅田の人通りが多い喫茶店の窓から
道行く人々を見続けて修行しました。

さらに色んな人間老若男女、
893から人を殺した人間、放火魔ガチの殺し屋など、
裏の人間から表のありとあらゆる職業の人を鑑定してきました。

あとは心理学も本を書けるくらい勉強して、
世界のシリアルキラーなどを調べて考察し続けて、

今の僕でも正直、勉強中、修行中の身です。

いろいろな人を見てパっと分かるのもあれば
かなり見抜くのが難しいサイコパスなどもいます。

なので僕ですら、観相師として完成度は、自分に甘く見積もっても
75%~80%くらいじゃないかな、と自負しています。

それもこの25年間で

けんけん
あーこれは違ってるなぁ。
こっちの特徴のはこういった事をする人間かぁ。

と何度もブラッシュアップや変更を重ねてきての、今です。

それなのに相談者の方は、

先生が先日『観相学は言葉で伝えるのが難しい』との旨を言われましたが、
相手の表情、人相、仕草また伝わってくる感情などで分かってしまいます。

と語っています。

僕が人生ではじめて見た僕以外の観相師の先生でも、「相手の事が分かってる」とは言わないです。

現にその時もその先生は

観相師
僕もまだまだ勉強中です

と言われておりました。

おそらくどのジャンルでもそうですが、
中途半端に出来る人間ほど「出来る」という言葉を口にします。

「高校鉄拳伝タフ」でもオトンが言ってましたよね!
「どの世界にも通じることやが…中身のないヤツが数を誇る!」と。

特にまるさんは「相手の表情、人相、仕草」と書いてますがとんでもない事です。

僕でさえ先ほどの75%~80%と書いたのは、

  1. 面相
  2. 所作
  3. 歩き方
  4. 喋り方
  5. 着ている服
  6. 付けているアクセサリー
  7. 通っている店
  8. 交友関係
  9. 趣味
  10. 仕事

などを聞いた上でのその確度です。

それゆえ稀にいるんですが、まるさんと同じ考えの人は、考えを改めて一から学ぶ覚悟でお願いします。

とにかく数をこなす!

以前ね、観相師の先生と、この世で1番悪人のフルネームを同時に言ったら、
お互いの答えが一緒だったという話をしました。

その動画のコメント欄に多かったのは麻生太郎氏、小沢一郎氏という政治家の名前が多かったですが、
残念ながらあの程度は全然MAXには遠く及びません。

誰かのコメントの返信で書いたと思うんですが、
悪人レベルを5段階5,4,3,2,1で5が一番悪いとするならば
まぁ3か2くらいですね、ぶっちゃけ。
善人には確かに見えませんが(笑)

どのように勉強するかはもう数をこなすしかないんです。
ひたすら数です。数の学問です。

寿司、楽器と一緒で、経験かける時間よりも、いかに多くの人を間違いなく見るかという部分です。

これが1番観相学を覚えようとする時にリソースを割く部分です。

前の悪人動画で何人かの犯罪者の顔を出した時、
あまり面相の話をしなかったのがこの部分なんです。

たとえば「目が離れている」と言ったところで
それは各人捉え方が違ってきます。

どこから離れているのか?
眉が薄い、下がっている、鼻が大きいなども感覚です。
ゆえに面相だけで説明するのは難しいのもあります。
ある程度の特徴は今後も言っていきますが。

僕がもし寿司職人で握り方を教えていて、弟子が握る姿を見て
「もう少し力強く弱く」とか言うのと一緒で、感覚が曖昧なんですよね。

今後の観相学の勉強方法

それゆえ今後の勉強法としては、ひたすら顔写真を見せていってポイントを僕が言っていく授業。

これがまずひとつ面相の授業になります。

あとは伝えにくいのは、仕草とか臭いとかそういうのになりますね。

だから僕が前にドラマ「メンタリスト」の動画を観て、と言ったような宿題なども出そうかなと思います。
どこどこに行ってひたすら人を見てくれとかですね。

たくさんのブランド品ブランド品は完全に記憶勝負です。覚えゲーってやつですね。
一から覚えていくしかありません。

僕はたぶん腕時計のメーカーだけでも50社分くらいは余裕で話せると思います。

他は靴や宝石のブランドなどもそこら辺の女性よりも格段に勉強しています。

ここら辺ももう記憶だけです。

まとめ

今日は勉強方法を説明したので、まず最初のやり方は分かってもらえたと思います。

まず、初歩は沢山の人を見る。

この授業からやっていきたいと思います。

最初は、強烈な誰が見ても面相だけで悪人と分かる人間からです。

それでも以前の動画で「小野悦男のどこが悪人なんですか?」っていう方もおられるので、
やはり初歩の初歩からやっていくしかないですね。

頑張っていきましょう!

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