![第二回](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/hqdefault-e1621338532469.jpg)
観相学の質問も毎日たくさん頂くので、今日は代表して一人の方のを読ませて頂きますね。
勉強したいんですが、やっぱり、お金はいっぱいかけて当然なのか、
という素晴らしい勉強熱心な浅葱さんからのご質問でした!
図解でざっくり解説!
目次
お金をかける必要はない
僕はその学校を知りませんが、こういったご意見が結構多いんです。
僕の弟子になれないのであれば、代わりにスクール、本、DVD等ありませんか、と。
皆さん、勉強熱心なのは良い事ですが、お金を無理にかけないでください。
いや、実際にかけないとダメなものは世の中あるとは思います。
僕の知人は今流行りのドローンを習いにいっています。
ああいうのは確かに、まずドローンの本体を買わないといけません。
詳しくは知りませんが、飛ばせる地域も決まってるでしょう。
免許もあったり、資格がいるのかもしれません。
そういうものはいや応無しにお金がかかるのでしょうがないんですが、
観相学は一切違うものです。
お金をかけたら「はい、覚えれました!」というものではないです。
それなら僕の立場がないですからね(笑)
まず観相学はお金をかけてどうこうなるものではありません!
そして僕としては学校で教えるような内容ではない。
おそらくは学校ではチンプンカンプンな授業をするのではないかと想像出来ます。
だから、お金を払い損になってしまうんです。
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/けんけんイラスト_照れ-246x300.png)
観相学を学べるもの
以前の記事の最後の宿題でも言いました。
無理にお金を使おうとするんなら、動画配信サービスでドラマ「メンタリスト」を観てください。と
![THE MENTALISTメンタリスト](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/03/THE-MENTALIST.jpg)
それにお金に余裕があるなら刑事「コロンボ」のDVDセットでも買ってください、とも話しました。
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/DVDset-300x217.jpg)
そっちの方がそんな学校に行くより5000倍は為になります。
というわけで、前回の観相学を学ぶ 第一回では
「観相学を使えたら、何ができるのか?どういった点でメリットがあるのか?」
を解説したと思います。
観相学における「考え方」とは
では今日は第二回、考え方、マインドです。
この説明でなんで学校に通うのが無駄なのかがわかるはずです。
はい、考え方、マインド、実は今後観相学を勉強するのであれば、
この部分、今日の記事の話が最も重要かもしれません。
数学でも国語でもスポーツでも「基礎」が大事って言うじゃないですか!
今日ここです。
本当に今日言う事が解ったら、ぶっちゃけ後は僕抜きでも勘のいい人、要領が良いタイプなら独学でいけちゃいます!
第二回目にして授業完了になるくらい、今日の内容はガチで肝です。
核心です。
ただ逆に言うならば、今日の内容を理解出来なければ一生観相学はマスター出来ません。
ただ、そんなに構えないでください。
特殊技能ではなく、考え方が飲み込めるか、です。
僕もゆっくり話していくので、自分の頭に入れて、深く考慮しながら、聞いたり、返答したりしてくださいね。
日本には、沢山占い師がいます。
知らない方もいるでしょうが、そういうサイトを見てくれれば、
タロット、霊視、占星術、オラクルカードで占います等々、
何故タロット使いは沢山いるのに、観相学使える人居ないと思いますか?
考えてください。
この考える事から授業は始まっていますよ!
ちょっと占いの予備知識ない人はわからないかもしれませんね。その人は聞いててください。
答えなんですが、それらの占術と観相学は全く違う類のものだからです。
まずここから説明しないとと思って。
そこら辺の占いと一緒にしてる人も質問見てたら結構いたので。
事実、中国などでは占い師と観相師は別にされ、遥かに観相師の方が上に位置されます。
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/図1-1-300x53.png)
もちろんこれは当然なのですが。
ここが今日一つ目の大事なポイントです。
ではその違いですが、タロット、オラクル、ルノルマンカード等は言い方悪いですが、
わかっている人からしたら児戯に等しいんです。
そして霊視なんてインチキです。
霊は科学的にもいないと証明されており、単なるオカルトです。
そう言ったものの対極に位置するのが観相学です。
ここがもう絶対的マインド、ここだけ見誤ると1000%観相学はマスター出来ません!
だから僕は1回目の授業で、ドラマ「メンタリスト」を観て欲しいと宿題を出したんです。
残念な事に未だにオカルトを言う人、信じてる方はかなりいらっしゃいます。
あ、霊がいるとかいうコメントは全部削除しますので、
僕に言わないで、リチャードワイズマンや、サイコップの団体に抗議してみてください。
ま、それは良いですわ。
まずその部分を確実に理解しないと、観相学はまったく使えないんです。
ざっくり観相学とは何をするか
観相学は超現実的で、オカルトを入れないから成り立つ積み重ねの学問です。
- 何故こういう面相になったのか
- 何故こういう声になったのか
- 何故こんな歩き方なのか
- 喋り方なのか
- 座り方なのか
- 食べ方なのか
- 飲み方なのか
これらを考察して覚える事から始まります。
つまり
- 理由
- 原因
- 根拠
- 証拠
- エビデンス
- 手がかり
これらを見つける勉強です。
そこの部分がオカルトとはまったく逆になるんです。
別にオカルト好きな人は一生オカルトを支持すれば良いと思うんです。
それは個人個人勝手ですよ、
未だに宗教にお金をぶっ込む人、ウェー方に入る人、ポンジに引っかかる人それぞれです。
だから、僕は「観相学を修得したいのであれば」という条件付きで話しています。
真逆の物なんで無理なんですよ!
高跳びの記録を伸ばしたいのに足に鉄球付けてるイメージしてくれればわかりやすいですかね?
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/図2-1-300x135.png)
対極にあるものですので。
今言いましたが、観相学は根拠を突き詰める学問。
の反復で、いわば
- 脳に書き込んだり
- 書き加えたり
- 書き換えたりする
ものです。
そこに辿り着くまでの過程が大事で、その部分を辛いながらもやる事で研ぎ澄まされ成長していくモノなんです。
例題で学ぼう
でもオカルトで考えてください。
例をあげますね。
3パターンくらい占いのお客さんにしましょうか、わかりやすく。
1日3人のお客さんが来ました。
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/6a6ebc81-278x300.png)
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/sick_hakike_kimochiwarui_woman-271x300.png)
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/kids_mushi_girl-300x239.png)
観相師の鑑定の場合
- 面相
- 皮膚の色
- 息
- 体臭
- 動き
- 姿勢
- 歩き方
- 座り方
などを観て何故そういう体調になっているのか診ます。
- 喋り方や話題
- 表情
- 視線
- 所作
を観て、なぜ友人関係がうまくいかないか調べます。
霊能者・霊媒師の鑑定の場合
Aさんの場合 | 悪い女の怨念が付いていると話す | ||
---|---|---|---|
Bさんの場合 | 墓の近くを通ったから地縛霊が憑いていると話す | ||
Cさんの場合 | 友達に虐められて死んだ男の子の霊が憑いてると話す |
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/04/%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%91%E3%82%93%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88_%E8%A4%87%E9%9B%91%E3%83%BB%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%81-236x300.png)
オカルトは根拠を全部よくわからかいもののせいにする非現実的でファンタジーの世界です。
何故この人はこの面相でこの喋り方になったのか、という根拠を探す観相学とは全く違うものなんです。
ここを面倒くさいと思っては修得は一切出来ません。
オカルトを信ずる者は観相学には向いていない
前の記事でなぜ観相学を覚える必要があるのか?について解説しました!
詐欺師を事前に察知出来れば騙される事などが減り人生を少しでも豊かに出来るから覚えたい人は覚えた方がいいですね
という事を言いました。
でもあなたがオカルトを信じるなら、わざわざ大変な観相学を覚える必要なんて無いんです!
詐欺師に引っかからないように、防御のパワーストーンを売ってもらったり、そういう輩が寄ってこないように結界を張ってもらったら良いんですよ。
ドラマ「メンタリスト」の主人公パトリック・ジェーンは観相学のかなりの使い手です。
ドラマの中ですが、彼はどんな人に設定されていましたか?
オカルトを一切信じない人でしたよね?
あれが本当の真実なんです。
そこの部分だけ実にリアルに設定されています。
詳しくは調べていませんが、あのドラマには絶対にマジシャンが関わっています。
劇中にかなりそういうシーン出ますからね。
何故彼らはその設定にしてるかといえば、オカルトな人間が観相学を使用してたら、おかしい。
対極にあると言う事実をきちんと知っているからですね!
故にオカルト理論を捨てられない人は残念ながら観相学には向いてません。
なので僕は今回のマインド編、言わば考え方の授業が最も大事だと宣言したのです。
観相学は日本においてはそんな浸透していませんが、
アメリカなどで有名なプロファイリングと非常に似ております。
プロファイリングの概要を読むと
「基本的な構造は、『こういう犯罪の犯人はこういう人間が多い』という統計学である。」
と観相学そっくりです。
つまりは情報が重要である
- 殺人方法
- 場所
- 時間
- 被害者
- 凶器
- 痕跡
など
お分かりの通りすべて現実的なリアルな物から特定するので、オカルトの入り込む余地はないのです。
それゆえ、今日の授業が1番重要、今後どんな事を僕が教えても、それは木の枝や葉っぱに実や花の部分なので、大きな幹はこの考え方です。
と、マインドの部分を話してきました。
今日のこの部分を理解できた視聴者の方は観相学を学ぶのに適した人間です。
次回の「観相学を学ぶ」コーナーもすっと頭に入ってくるでしょう。
モヤモヤする方へ
今日の僕の話を聞いて、まだモヤモヤするという人は次回の観相学を学ぶの前に、
ドラマ「メンタリスト」、映画「TRICK」などを観たり、サイコップ、科学的懐疑主義について検索して調べてみたり、JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)のホームページを閲覧してみるといいですね。
まずはその辺を先によく調べて納得してから、観相学を学ぶコーナーに入ってきてもらえた方が早いと思います。
遠回りに見える道ほど本当は近道なんですよね。
おまけの質問回答
あ、そうそう、ちょうど良かったので、ついでに一個の質問返しをしておきますね。
と言われていて、僕も一応はネットをぐるぐる回ってみて調べたんですよ。
無視するわけにはいきませんからね。
でしらみつぶしに探しても「観相学」を勉強する本はなかったんですよ。
ただよくよく、この記事を作りながら気づきました!
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/04/けんけんイラスト_なるほど・ひらめき-1-237x300.png)
もうオカルトは無いとわかっている人は買わなくていいです。
お金もかかるのでね。
さきほど話したモヤモヤしている人はamazonでASIOSが出している
![](https://kansougaku.com/wp-content/uploads/2021/05/517rZtKOGPL-197x300.jpg)
という本を探してください。
黒い表紙の本です。
kindle版も出ているので、kindle持っている人は僕の記事を観た後、すぐ読めますね。
2や3も出ているので、面白かった人はそちらを買ってみるといいでしょう。
何度も深く読み込んでください。
あなたのモヤモヤをきっと消し去ってくれる事でしょう。
そして、モヤモヤどころかオカルト妄信者は「観相学」取得は不向きですので、結界や守護霊様に自分の人生を守って頂ければいいと存じます。
人の考え方はいろいろあるので僕は一切止めません。
無理やり押し付けてもしょうがないと考えてるんです、僕はね。
古代ギリシアの哲学者プラトンは
「他の人々を無知から解放することは、最初は人々に抵抗されるが、それでも素晴らしくて壮大なことだ」
と語っています。
僕もそうしたいんですが、この最初の抵抗がかなり面倒くさいので、僕は無理強いはしません。
調べてもいないのに、浅い知識で、乱暴にコメント欄に書いてくるんですよ。
匿名なのでかなり強気でね。
僕もいい気がしませんし、「ちゃんと観相学を勉強していこう!」という他のユーザーさんもいい気がしないと思うので、僕が本日話した内容に納得して、
「自分の人生をプラスに出来る為にがんばろう!」という前向きの人だけ、一緒に頑張っていってほしいと思います。
頑張っている人を途中でおいていったり、見捨てたりする事は僕は絶対にしません。
それだけは約束しますので、人を見る才能に元々長けている人も、まったく人を見る目に自信がない人も今回話したマインドさえ理解できて、地道にやる事さえやって諦めなければ必ず習得できるので、僕と一緒にやりきりましょう!
僕がよぼよぼになった時、代わりに誰かやってください!お願いします!
と今日は観相学を学ぶ 第二回、マインドの話ををしました。