動画でも解説しております
はじめに
今日はリクエストが多かった面相「女郎相」についてのお話です。実はこれをするかどうか迷ったんです。
というのも、画面越しに面相の細かい所を解説するのは中々難しいんですよね。
ここで使用する、名誉棄損に当たらないであろう悪人の面相も真正面からライトをあてて解像度の高い画像で写しているわけではないですからね。
それゆえ、普段の対面と違い、細かい部分まで決められないので例えばアバウトに、鼻の高さは、、、この部分の紋は、、、長年の勘でここはたぶんこうなっているだろう、という推測も入っています。
45股男「宮川隆史」の画像なんて、きっちり写っていない2.3枚ほどしか顔写真がありませんでした。
それゆえ、毎回観相学の講座では「よくて対面で本人を観るよりは7~8割の確度で」と注意しています。
リクエストを頂くので、それでも無理やりに鑑定しておりますが(笑)
ま、そうは言ってもそこまでは遠くない診断になっているはずです。
そこは一応、経験則です。
野球選手でいうと、毎日バッティングセンターに行ってたようなモノですので、その部分だけは少し自信があります。
観てきた人間の数が全然違いますので!人間ソムリエとでもいいましょうか。
しかし、ワインは1000円のモノと、ロマネコンティの見分けはまったく何もわかりません。0%です!
利きビールだって、誰よりも正解率は低いでしょう。僕は下戸ですからね。
そんな風にもちろん、得意分野・不得意分野があります。
実は今話したその部分が重要なんです。後で話しますが。
で、タイトルを観ておわかり頂けたかと存じますが「女郎相」です。
「女郎相がどういうモノか教えて欲しい」と来てたんですが、「かなり難しいですがいいですか?」と一応ラジオかインスタのQ&Aでも確認しました。
わからなかったらごめんなさい。
しかしひとえに女郎相と言っても実は様々なタイプがあり、
- それがものすごく弱く出ている人
- めちゃくちゃ強く出ている人
- ハッキリとわかるタイプ
など色々なパターンがあるんですよ。
どこがどうだから確定というものはあまりなく、この部分がこうでも、一部分がこのタイプの骨格であれば、違う、という打消しのケースまであります。
僕が悪人観相学やリクエスト観相学で出している犯罪者などは本当に稀なタイプで、「パーフェクトに顔だけで強い女郎相」なんてレア中のレアなんです。
しかし、僕の作り方も悪いのかもしれませんが、例えば「ガミーフェイス」の部分だけ、「私も女郎相なんだ、ショック」とか。
「目元がこの女性犯罪者に似ているから、あの友達も女郎相だ!」的な声が目立ったのでそれが困るなぁというのがあります。
いや、本当にそうだったら、いいんですが、面相を観るって案外難しいんです。
先ほど話したワインを何本飲んだか、バットを何万回素振りしたか、と違い、人の顔っていうのは皆さんが学校に通い、会社に行って、デパートに買い物に行けば誰もが観る事が出来るんで、「私だって沢山、人間観ています!」という方が一定数おられるんですが、
意識して相手の顔面を見入るというのと、ぼけっと見ているだけでは全く違うんです。すみません。
うーん、例えるならば、道歩いてて、横に車がいっぱい走ってても気にしないですが、交通量調査のバイトだったら、確認してカウントしますよね?
そんな感じで、顔を見る度に、額から顎までの特徴を掴んで、全部頭の中に叩き込んでいくんですよ。
銀行の窓口の女性から、街でハトに餌あげているおじさんまで。
無論僕も、忙しい時にそんな事はしてられませんけど、以前も話しましたが若い時は、相手を観る時間をかなり設けていましたからね。
それゆえ、私も人を多く相手にする職業、たとえば教師とか、ホステスさんとかでもそうなんですが「いっぱい人と会ってきた!50万人以上は会ってきたぞ!」と誇っている方でも、面相を意識して見てなかったら0人カウントなんです。
という事で、人の面相を観たい方は面相の見方の基礎を身に付けた上で、相手を凝視する。
そのような「見方」を取らないと、永遠に一人目さえ観れている事にはなりません。
かつ、面相のみで判断出来るのはよほど顔に強く特徴の出ている人間です。だからこその観相学なんですよ。
今や世界の国々で面相、要するに顔面のみでその人間を判断するAIが作られています。一応、僕も現在、製作し始めています。
ただあくまでもそれは「ひとつの目安」でしかないと想像するのです。
各会社どのように診断方法のアルゴリズムを作っているか知りませんが。
僕の今までの経験では、顔面オンリーでの診断は絶対に不可能だろうと推測しますが、顔の座標の近似値だけではないんですよね、調べていると。
ディープラーニングの技術を使用して、このような顔はこの犯罪を犯しているという学習をさせるんです。
一応、僕が作っているアプリもそのようにしようと考えています。
つまりは度数です。
女郎相であっても先ほど話しましたように強く出ている人間、弱めに出ている人間があり、弱めだと女郎相っぽい、女郎相20%みたいな形ですよね。
パチスロやる人ならわかってもらえると思いますが、強スイカ、弱スイカ、単チェリーなんかと同じ感じです。
このように、その辺の強弱、断定基準、面相を観まくって、加減を理解していなかったら、一部の特徴だけで「この女性は女郎相だーー!」と言ってしまいがちです。
僕が今までに紹介した女性犯罪者の女郎相はかなり強めに出ていて、かつハッキリわかるレベルもいました。
今日はその素材を使用して、説明していきましょう。
「難しくてもいいから解説してくれ」という事なので本日は本当にちょっと難しいですが、説明していきますね。
須藤早貴の女郎相
僕はアホほど人間を研究してきたので、強めに出てる女郎相、ハッキリパターンなら1秒でわかりますし、もちろんすぐわかる人間ほど、女郎相の女性の行動パターンに当てはまる傾向が強いです。
皆さんに顔写真を使って記事で紹介できる一番の女郎相は和歌山のドンファン元妻・須藤早貴です。
この女性が僕が観た中でトップクラスで顔判断のみで80~90%いける女郎相です。
ただここからの説明が難しく、美容整形手術してようが、なんというかその部分が変えられてないんですよね。
この感覚的な部分を言葉で伝える難しさったらないですよね(笑)
眉の診断
眉も女性なのでカットもしていますが、元の眉が想像できます、長年面相を観ていると。
ここでの特徴なんですが、女性はほとんどの人が整えてるので初心者での占断は不可能に近いです。
面相師であるならば、
八字眉という下がる眉や、
交加眉(こうかび)という眉尻がボーボーの眉、
短眉というその名の通り、短い眉などが特徴として多いですが、これは10年くらい人を観てないと元の眉の形の推測は難しいでしょう。
ポイント
- 特徴として多いのは八字眉、交加眉、短眉
- 女性は整えている人が多いので元の眉を推測するのは難しい
目の診断
次に大事な目です。
目の見方なんですが、本来は
- 形
- 目尻の切込み
- 黒目
- 白目
- バランス
- 左右の高さ
- 大きさの違い
- 充血具合や色味
まで観るんですが、そういうのが静止画では難しいんです。
まず目はきっちりと開いた状態で観ましょう。
目が閉じた状態ではその人の全てが見えないんです。
たまに僕のアンチで嬉しそうに「口元の人相悪いですね」とど素人君が書き込みしてきますが、目を観ないと面相は観れていないのと同じと言われています
大げさではなく、目以外の部分がすべて良い吉相であっても、目のみが良くないとそれを全部覆すのです。
目はそれほど重要なポイントです。
つまりは目を隠されると面相は何も見えていないのと同じです。
この須藤早貴は卑しい目です。
蛇眼や酔眼とは違いますが、きっちりこれも女郎相のポイントの一つにカウント出来ます。
各部分のパーツの組み合わせ、積み重ねで決まるのですが、これ以外でもちょうどさきほど出ました
- 蛇眼
- 酔眼
- 三白眼
- 四白眼
- 斜視
- 雌雄眼
- 鴿面(こうがん)
なども女郎相の目になり得ます。
目の占断は非常に難しいのですが、これしか説明のしようがないので、覚えたい人は頑張ってください。
写真で判断するのは厳しいので、最初は軽めに紙に鉛筆で描くといいです。
これは人相を修行する人、誰でもまず言われる事なんです。
で、色んな目の種類がありますが、
ドラクエのブリザードマンみたいなのが女郎相になりやすいですね。
いうても、漫画・ゲームキャラですので、ここまで顕著ではないですけどね!
大げさにいった方が初心者の方にはわかりやすいかと思いまして。
ガミーフェイスの時とも話しましたが、目の一カ所だけがこれでも全然「女郎相」ではないので、目という一部分の特徴とお考え下さい。
ポイント
- 目はかなり大事だが、静止画で観るのは難しい
- 目はきっちりと開いた状態で観ること
- 最初は紙に鉛筆で描いて目の特徴をつかむと良い
山根の診断
そして、大事な部分、山根です。
ここは重要です。女郎相のパーツの一つになるのは広さ、そして、高さが低い事です。
更にはこの山根に横に入る紋があればさらに性欲が強いと読めます。
ただ、こちらも質問頂いておりましたが、どのくらいから広いのか?という部分なんですが、これもその人の顔の割合によります。
つまりは何センチとは言えないって事です。人によって年齢によって顔の大きさは変わります。
その人の顔から観ての割合で出すしかないのですが、それもどのくらいの人間を観てきたかの経験が重要になりますし、低さもより初心者にはわかりにくいと存じます。
またこちらも言いますが、山根だけがそうだから、という決定事項ではありません。
あくまでも積み重ねの一環です。
ポイント
- 特徴として顔の割合から観た山根の広さと低さがある
- 山根だけで判断しない、他のパーツも積み重ねて観る
鼻の診断
次は鼻の部分の解説に移りましょう。
鼻も実際、色々な選定方法があり、わかれるのですが、この須藤早貴の鼻が一番「これだ!」と言われるモノに近いのです。
鼻が大きく、かつちょっとだけ長めという鼻です。
他に別の女郎相っぽい鼻でいうと、正面から鼻の穴が見える鼻のタイプもあります。
昔の相書でいうと、鼻はかなり重要な部分と捉えられているのですが、それはちょっとオカルトチックで、鼻でわかりやすい人、わかりにくい人もあり、鼻のみでこう!という占断はあまりにも横暴ですね。
長い間、観相師をしている僕からすると。
男性の方が鼻ではちょっとだけ観やすいです。
女郎相の場合は少し鼻と連動してつながる部位があるんです。
それは人中。
この鼻とプラスして人中が短い場合は少し確度が上昇します。
色んな女郎相がいますが、この部分がこの須藤早貴は抜群にピッタリと当てはまります。
この顔に似ている畠山鈴香でさえ、ここまで人中は短くないですからね。
ポイント
- 鼻は大きく、ちょっと長めという特徴がある
- 女郎相の場合は人中が短いと少し確度が上がる
口の診断
更に畳みかけていきます。
口です。
口も色々なケースがありますが、
女郎相でいうならば仰月口(ぎょうげつこう)で片側だけ異常に口角が上がっている口、上唇と下唇のどちらかが、又は両方共が薄い唇、
覆船口(ふくせんこう)と言われる口角が下向きの不満が多い口のケースが多いでしょう。
そして口の中はガミーフェイスであれば確度が上がります。
元々がガミーフェイスの方は不快な思いをされた方もいて申し訳ございません。
その部分のみで「女郎相」と診断しているわけではありません!
あくまでも取れる要因の一端という風にお考えください。
ポイント
- 特徴として仰月口、薄い唇、覆船口がある
- 口の中がガミーフェイスだとさらに確度が上がる
頬骨の診断
そして頬骨、観骨がおもいっきり出ています。
ここまで「女郎相」のエビデンスがそろったので、僕は須藤早貴の動画で「完璧な女郎相」だと語ったのです。
ポイント
- 頬骨が出ている
まとめ
本日の記事で話したパーツを積み重ねていくのが面相のみで診断する場合のやり方です。
僕の記事を読んでくださって、「友達のあの子も女郎相だ」「昔同級生だったあの子も女郎相だ」と、一部分の際立った特徴だけを観て、それと認定するのはやめてあげてください。
今日の記事で話した通り、女郎相であれ、驕傲相であれ、好色相でもそうですが、どの相にも度合いというものがございますので、まだ人相学を極めていないで、そう決めつけていると全然そうじゃない時も大いにあるので気を付けてください。
今日、例にあげた須藤早貴くらい全部のパーツが揃っているのは実際、かなり稀なケースであり、僕的にはこのような事件で世間に表れてくれて、皆さんに見本で解説できるレア過ぎる状態なんで、正直、僕くらい面相を意識して観てきた人間でもかなり珍しいほど見事です。
その積み上げ計算法も人相見が慣れていない人には実際、難易度が高めだと存じます。
顔面の各部分のパーツ読み取りなんてそう簡単に習得できるモノでもありませんしね。
一応「女郎相」の解説して欲しいという事でしたので、まずはおおまかに、まだ理解しやすいパートのみを今日は詰め込んでいいましたが、女郎相には後、今日のパターンの顔と違うのも主に2パターン存在します。
またその辺りもリクエストがあれば、続編を作っていきたいとは考えているんですが、自分で書いてきて思いますが、言葉にして人の顔や特徴を伝えるのが本当に難しいんだと実感しました。
そしてどの相であっても、やはり顔だけでの占断はパーフェクトではありません。
須藤早貴は取りやすいですが、顔での読み取りがしにくい人物も無論いますので、所作や服、行動などからも読み、出来るだけ多くのエビデンスを詰め込んで、人間像を絞り出す癖を付けて欲しいと願います。
少ないファクターだけでその人物を特定すると、実際の人物像から大きく遠のいてしまい、実生活ではそれがミスにつながる事もありますので、そこだけは気を付けて欲しいです。
ポイント
- 面相のみで診断する場合はパーツを組み合わせて観る
- どんな相でも顔だけでの占断は完璧ではないので、多くのエビデンスを集めて人物像を絞る