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観相学で学ぼう!相手の外見・容姿
はい、では今日は観相学を結構、単なる面相だと勘違いしちゃっている人が多いんですよね。
その勘違いの訂正と、前回までの講座と違い、今日は、ちょっと実践編に入っていきますので、よろしくお願いします。
で、面相だけで観ないという事なんですが、じゃあ実際にはどこを見ていくのか、というのを細部まで解説していきましょう。
まず勘違いの部分なんですが、観相学は沢山の根拠、要するにAさんいたら、膨大なAさんの特徴を組み合わせていってほしいんですが、皆さん逆に面相の細かい部分にまでこだわります。
整形している場合は、ここにホクロがあった時は、この部分のしわはどうなりますか?
ちょっと勘違いしすぎている人なんかは目の上の傷がある場合とかコメントくれている人がいてました。
いや、確かにいたら特徴の一つになり得ますが、そんな人はビーバップハイスクールに出てきた前川シンゴくらいしかいないでしょって話になるんですよ(笑)
僕の思いとは逆に、どんどん細部へ細部へ、といく人が多いんです。
もちろん、なれてきたり、ある程度わかってきたらもちろん面相も重要になってきましたが、最初からそれはたぶん現実問題として出来ないです。
眉が薄い、眉の毛が細いなどというところまで実際あるんですが、僕の知り合いなんかは一切そんな事わからないっていう人までいるんですよ。
結構、人を見るのが苦手な人は存在するので、かなり顔の細部まで観るのは、観相学の勉強においても後の後と思っててください。
少しだけ話がそれますが、昔僕の事務所で一人、おっちゃんを雇ってたんですが、まぁ良い人は良い人なんですが、おっちゃんが本か何かを買ってきた時に女性のポスターかポストカードのようなモノが付いていて、「けんけんさんの好きなガッキーの写真あげますわー」と、上戸彩の写真をもらった事がありました(笑)
その時にパソコンのモニターでこれがガッキーやで!と新垣結衣さんを見せましたが、「僕はまったく見分けがつきません」と悲しんでました。
まぁひどいのになると、ここまで人の顔を見れない人間が現実にはいてるんですよ(笑)
ということでね、僕からいいたいのは、沢山観る箇所があるんで、どうせならわかりやすい部分から観ればいいのでは?という合理的な提案です。
無理に難しい部分を必死に見分けようとするよりは簡単にわかる部分がある人も多いです。
灯台下暗しというか、まずは相手を見る時は俯瞰して全体を見る事です。
あと、人によって違うのはどの部分を観るのが一番手っ取り早いか、もっともその人物を特定する根拠はどの部分なのか、これを一瞬で見抜くもキャリアとセンスです。これは勘のいい人と悪い人ではだいぶ違うでしょうね。
僕は自分でいうのもなんですが、ここら辺は元々得意な方でしたね。若い頃から。
というわけでまずはパーツパーツを、まずはおおまかに解説していきましょう。
本日の「観相学を学ぶ」は人の外見から取れる要素について話していきましょう。
あまり細かく区分けし過ぎてもパニックになってしまうので。
また、僕の挙げる要因以外にも取れる点があるかもしれませんので、そこら辺も自分のオリジナルとして探してみるのもいいでしょう。
本日のテーマ「観相学で学ぶ・相手の外見・容姿」の項目
①頭部
人のまず見た目、上からいきましょうね。
一項目目、頭部です。
髪形や髪色、ズラ、あとはセットしているか、白髪が多いか等も観てとれます。最初会った時だけではなくて、この部分は何回も会う人でもチェックできます。
実は人間の中にはなんと毎日散髪に行く人間というのも存在します。
故人ではありますが、横山やすしさんなんかが有名ですよね。毎日散髪に行っていたという話は。
そこでこの人は几帳面だな、とか。いっつも寝癖がついていると適当。普段はボサボサなのに、今日はえらく整えているから、打ち合わせがあるのかデートか。そこは服装をプラスするとどちらかも見抜きやすいですよね。
というわけで、まずは頭部でした。
観相学で学ぶ相手の外見・容姿 その1「頭部」
- 髪形・髪色等だけではなく、服装もプラスすると見抜きやすい。
②顔
頭部をみたら、次はもちろん二項目目、顔・面相、顔相 です。
さきほど言いましたが、面相はかなり覚える事が多い部分である、かつ、細かくて人により、感覚も違うので、面相は面相でまたいつかそれ専用の動画を作ろうと考えていますが、まぁ沢山取る部分の一部と考えてください。
今までに僕も悪人観相学の動画を何本かアップしてきましたが、面相だけでわかるのはよほどのレベルの悪人と考えてください。それと色々な表情、何も構えていない時の顔などを観ないとハッキリ言って判別は難しいです。
よく動画のコメントで歴史上の人物を観相学で、というリクエストを頂きますが、正直、白黒写真一枚真正面からですと、完璧に読むのは不可能に近いレベルになります。魔法使いではないんで。
ある程度、面相学の傾向から、こうだ、とは言えますが、本人の動きなどを観て認識する観相学とは程遠い確度になってしまいます。
それこそ、少し前にバズったチョコレートプラネットさんの動画「悪い顔選手権」のような事をやられたら、さすがに難しいのは難しいですね。
面相を見るといっても写真一枚で観るのと、動いている普段の顔を観るのとでは圧倒的に差があります。もちろん後者の方が遥かに確認精度は上がります。
まぁ面相はもちろんの事なんですが、自分と対峙している場合は、喋っている内容と、その時の表情等を観ますね。「相」というよりは。
あとは目の動きですね。巷でよくいう目が上を向いているから嘘をついているなんていうのは、かなりいい加減でまったくそうじゃないんですが、目が泳ぐ、キョロキョロする、目を合わせないなどもちゃんと確認しますね。
あとは先ほども話した通り、面相は難しいので、眉毛をちゃんとカットしているかどうか、とか歯の白さ、歯並び辺りは結構、覚えたての頃の方でも非常にわかりやすいと思いますね。前歯に虫歯がある人間とか、前歯ない人間とかもたまにいてますからね(笑)
そこで育ちの良さや品位なども観れますし、例えば胡散臭い投資話を持ち掛ける自称金持ちがいても、歯にお金をかけてなければ、こいつはたぶん詐欺師ではないかと一つの原因が出来ますからね。
顔についてはこの辺ですかね。ちょっと顔は言い出したらきりがないので。
ただ最近は例のウィルスのせいでみんなマスクを付けてしまっているので、これでだいぶ顔から取れる情報は薄まりますね。更にサングラスをされていたらもう何もわかりません(笑)
観相学で学ぶ相手の外見・容姿 その2「顔」
- 面相だけでわかるのはよほどのレベルの悪人である。
- 喋っている内容とその時の表情も観る。
- 眉毛、歯の白さ、歯並びもチェックする。
③服装
次に観るべきポイントは 三項目目、服装ですね。
服装もまた個別に動画を作らないといけないとは思っていますが、やはり趣味なども入ってきますし、あとは時代の流れもあります。以前につくった詐欺師メーカーでもそうでしたが、あれはまぁ今の時代のモノで構成されておりますのでまた10年、20年先になるとまったく別物になってしまいます。
さらには仕事の時の服装と、普段着はまた別ですからね。それも分けて覚えないといけません。
あとは、その人の年齢や、もらっている給料によってもかわってきますので臨機応変にこちら側も対応しないといけません。あくまで詐欺師メーカーで僕が作っていた詐欺師はギャグレベルの歌舞伎町、新地周りにいるクラスの詐欺師なんで、ああいうのは誰でも一秒でわかります。
ガチプロの詐欺師なんかは、一切ああいった格好をしません。おしゃれタイプはエルメス、ロロピアーナ、ブリオーニなどの高級路線、服にお金をかけないタイプなんて、スポーツウェアで過ごしているのもいてるので、本当に服だけは死ぬほどのパターンを覚えないといけません。
またブランドも新しいのがどんどん出てきますので記憶勝負になってきます。
服と同時に覚えないとダメなのが、やはりアクセサリー類になりますね。腕時計、宝飾メーカーなどをこれまた丸暗記です。暗記だけではなくて、実物を見たり触ったりもしないといけません。
別にスーパーコピーの判別をするわけではないのですが、ぱっと相手を見た時に時計のフェイスや形などでどこのメーカーか見極めないといけません。
女性などを見る時は指輪、ネックレス、ブレスレットなどもそうですね。
で、せっかくなのでここら辺の覚え方を紹介しておくと、時計は「Chrono24 | 世界最大の高級時計マーケットプレイス」というサイトがありますので、そのサイトがおすすめですね。
僕は、結構金持ちを騙してくる詐欺師を見分けないといけない事が多かったので、ある程度の高級腕時計メーカーはよほどマニアックではない限り、そこら辺の質屋よりは遥かに詳しいと思います。宝飾品は昔から本などを買ってずっと覚えてきましたね。20年間以上も。
まったく興味の無い人は最初何から覚えたらいいかわからないですよね?なのでamazonでオススメの本が売っています。
「世界の一流品大図鑑」という本がありますので、こういうので覚えるといいと思いますね。
僕はずっと真剣に覚えてきたので、宝石屋もかなり回りましたね。好きが高じて、 gimel -ギメル-という日本が世界に誇れるブランドがあるんですが、人のつてでその工房にまで見学させてもらいに行きましたね。兵庫県にあるので、まだ近いので。非常に良い経験をさせて頂きましたね。
こんな風に僕も、観相学やりだしてから20年以上ですか、日々こんな風に覚えて来てるんで、一日とか二日でどうかなる学問ではないという事が解って頂けたかなと存じます。
結構僕は僕で色々、模索したり、研究したり、してきてるんですよね。まぁそう動かないと人をより正確に捉えられないな、と思ってやってきた事ですね。
もちろん今皆さんに話しているのは、効果があったり、観相学に役立つ事をピックアップして伝えていますが、中には結構調べたものの、「あーやっぱりこれはまったく役に立たないなぁ。参考にならないなー」ってポシャった内容も嫌というほどありますよ。そこら辺は科学や物理の研究者などと変わらないと思います。
そんなわけでここまで僕が打ち込んでいるという事は、観相学においては服装や容姿などはそれほど情報を持っているという事です。では次にいきましょう。
観相学で学ぶ相手の外見・容姿 その3「服装」
- 服やアクセサリー、宝飾品のメーカーを本やサイトで勉強し丸暗記する。
- 服装や容姿はかなり情報を持っているので地道に覚えていく。
④手
四項目目、手です。これはもちろん、手相を見れたら、それも含まれるんですが、そういう中でない人は観させてくれないので、手の作りを僕はみるようにしていますね。
どういう手なのかこれも観察していると、手は人によって違う事がわかってきます。ゴツゴツした手、繊細な手、職人ぽい手ですね。
手のつくりもそうですが、動きなんかも観るといいですね。
あとは同時に爪をみますね。これは案外、観相学では普通の事で、爪は結構な情報が隠されています。
僕の宿題をきちんとやった人ならおわかりかと思いますが、ドラマ「メンタリスト」でも、刑事コロンボでも、爪の情報を口にするシーンが出てきたと思います。覚えてますか?
女性であればある程度はちゃんとしているはずですが、この時代になるとね、男性でもきちんとネイルサロンに行っている人もいますから。それで几帳面さや、マメさ、仕事っぷりなども見抜ける一つの要因になります。
ちなみに僕もこのウィルスが流行る前の時はちゃんと月に2回はネイルサロンに行ってましたね。しかも結構遠くのところに。
元々ギターを弾いてるので、爪はガチガチに深爪にしているんですが、甘皮処理をちゃんとしてもらいたいんで行ってました。
観相学で学ぶ相手の外見・容姿 その4「手」
- 手の作りと共にその動きも観る。
- 爪にも情報がたくさん隠されているので注目する。
⑤持ち物
最後の項目は五項目目、持ち物です。
ちょっとね、時計やアクセサリーと被りますけども、女性はカバンのメーカーなどである程度は判断できますよね。
年齢などや職業などと一緒に判断する事で、あぁこれはパパ的な人に買ってもらってるな、とか想像が容易に出来ますよね。
あとはやはりブランドやカバンの形によってその人間のセンスや道徳心の高さもわかる要因になってきます。
男性と共通だとカバンの大きさなどもひとつのポイントですね。
観相学で学ぶ相手の外見・容姿 その5「持ち物」
- カバンのブランド、形、大きさなどでセンスや道徳心の高さを観る。
まとめ
という事で、本日の「観相学を学ぶ 第五回」はまず容姿や外見でわかる物を説明してきました。
ちょっとした所作なども解説しましたが、次回はガッツリとした人の所作の解説をしようと思います。
今日の第五回で、だいたい相手の何をメモればいいか、どういうところを見ていけばいいかというのが少しはわかって頂けたはずです。
慣れてくると、じろじろみなくても、上から下まですっと一目見ただけで、今日の部分は自動的に判別出来るようになってきます。
というかならなくてはいけません、最終的には。まずは慣れなんで、本日話した部分を観る癖をつけてくださいね。