今日の悪人観相学は近々の事件からです。やはり何かが日本で起こるとその事件からリクエストを頂きます。
実際、まだ新し過ぎる事件ゆえ、情報があるのか?正しいのか?犯人の顔写真もしっかりしたのがあるのか?など不安要素がてんこ盛り案件となりますが、あまりにも多くリクエストを頂いておりますので、やらざるを得ません。
リョウ・サカザキで言うところの覇王翔吼拳のくだりと同じです。
その相手の名は硫酸アタック犯人こと花森弘卓でございます。
硫酸をかけた後に、逃亡して全国に指名手配をされた事により一気に有名になりました。逃げていなかったらそこまで有名にならなかったかもしれませんね。
昔と違い、令和のこの時代、指名手配されるとSNSなどで一瞬で拡散されるゆえ、知名度が急激に上がります。
まぁ悪事の方で名前や顔を売ってもしょうがないですけどね!
今日はこの事件はどんな事件だったのか?なぜ犯行に及んだのか?という部分からいつものように解説しますので、事件概要についてはもう知ってるよ!という方は、観相学のチャプターまで記事をスキップしてください。では本日も最後までお付き合いください。
はい、というわけで最近、厳密にいうと2021年8月24日に発生した事件ですので、まだ色々と表に出ていない事がありますので、今日の僕の読み取りが今後の彼の情報で当たるかどうかも楽しみと言えば楽しみな案件ですね。
正直、写真のバリエーションはかなり無いので不安っちゃあ不安ですね。
逮捕時がこのコロナ禍の弊害で、バッチリとマスクをしていましたので読み取り不可能です。
本当にマスクが全員標準装備になってしまい、観相師泣かせの時代令和でございます。
おそらく、この状況が収まっても完璧に元に戻る事は当分なく、前のように皆がマスクをせずに歩いてた時にはならないでしょうね。
顔半分隠されているとさすがに読み取り不十分です。
こんな時代になると予想出来なかったので僕のような職業からするとストレートにきついですね。
本日の花森弘卓自体の写真も犯行時よりもちょっと前のものだと思われます。
逮捕時は写真に比べるとかなりワガママボディになっていました。
出来たら今現在の状態の面相でやりたかったですね。それでは本日の項目です。
- 白金高輪硫酸事件とは
- 花森弘卓はどんな人間だったか
- 花森弘卓を面相で観る
- 花森弘卓を観相学で観る
の四項目でいきましょう。よろしくお願いいたします。ではまず、
目次
1. 白金高輪硫酸事件とは
白金高輪という地域、僕は大阪人なんで全然どんな場所か知らないんですが、白金って付くとセレブの街というイメージがあるんですが、違いますかね?
そもそもプラチナと同じ漢字ですから、かっこいい地名ですよね。
それはいいとして、今回の事件です。
新しい事件ゆえ、ネットで検索して調べただけで申し訳ないんですが、白金高輪硫酸事件とは東京メトロ・白金高輪駅で8月24日に男性が男に硫酸をかけられた事件です。
警視庁は8月28日、男性と大学時代に同じサークルに所属していた男を逮捕しました。
8月30日に東京地検に身柄を送られたのは、静岡市の大学生・花森弘卓容疑者(25)です。
警視庁は逃走した花森容疑者の防犯カメラの画像を8月27日に公開し、全国に指名手配しました。
そして8月28日に沖縄県内で花森容疑者を見つけ、傷害の疑いで逮捕しました。
花森容疑者と被害に遭った男性は大学で先輩と後輩の間柄で、男性は「大学時代にタメ口を使い、トラブルになった」と話しているということです。
8月24日午後5時半ごろ、防犯カメラに花森弘卓容疑者が地下鉄赤坂見附駅近くにある被害男性の勤務先周辺をうろつく様子が写っていました。
男性を待ち伏せしていたとみられています。
男性がその後、赤坂見附駅から地下鉄に乗ると花森容疑者も同じ電車に乗り、溜池山王駅で乗り換え、男性と同じ車両に乗って3つ先の白金高輪駅までついていきました。
花森容疑者は白金高輪駅で同じ改札を出た後、午後9時すぎに上りエスカレーターで犯行に及びました。
犯行後、花森容疑者は24日中にJR品川駅から新幹線に乗り、静岡市の自宅へと戻りました。
さらに沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の友人の家を訪れていました。
28日朝、花森容疑者は友人宅近くの路上で沖縄県警の警察官によって身柄が確保され、那覇警察署で警視庁が逮捕しました。
花森容疑者と男性は琉球大学時代の映画サークルの先輩・後輩の関係で、男性は大学時代に花森容疑者に対して“タメ口”を使い、花森容疑者から「自分が年上なのにタメ口はおかしい」と怒られ、トラブルになっていたとも話しています。
また捜査関係者によりますと、花森容疑者も「大学時代、男性の態度が悪かった」という趣旨の供述をしているということです。とここまでが事件概要です。
あまりに動機がしょぼすぎる気がしますが、次の項目です。
ポイント
- 白金高輪駅のエスカレーターで大学時代の後輩に硫酸をかけ負傷させた事件。
2. 花森弘卓はどんな人間だったか
事件が起き立てですので、そこまで情報が出ていませんが現在ネットで公開されている部分だけ紹介しておきます。
現在わかっているのは、花森弘卓は1996年、静岡県静岡市で高齢の父と中国人の母の元で生まれました。
父方の親族は昔から地元で商売を営んでおり裕福な家系で、父は静岡駅の前に整体院を構える地元で腕利きと評判の整体師でした。
母は中国人で、近所でも美人で目を惹く存在だったそうで、東京で勤務医として働いていました。
幼少期からおとなしい性格で、母にいつも離れずとにかくべったりと甘えているような子でした。
家族3人で過ごし夏休みなどの休暇に家族で中国に度々旅行していて、家族の仲はよかったようです。
母は東京に通勤して日中は家を空けていたので、昼間は静岡駅前の整体院で過ごします。
勤務医だったそうなので夜勤や休日も不在だった可能性もあります。
甘えっ子なのに母が昼間いないのはとても寂しい思いをして過ごしていたのかもしれません。
小学校に上がると、朝は父と一緒に整体院に出勤しそこから小学校に通い、夜には静岡市の自宅に帰ってという生活を送っていました。
そんな生活なので家の近所で遊ぶ時間はあまりなかったのか自宅近所には友達はいなかったようです。
友達といるより学校以外ではご両親といることが多く家族の距離が近かったのではないでしょうか。
中学時代に1つエピソードがありました。
同級生の女の子に彫刻刀のような刃物をニヤつきながら向けて、先生と話し合いを持つことになったことがあったそうです。
おとなしい性格だった花森弘卓が、危険な行動をしたこのエピソードは原因が未だにわかっておりません。
高校は私立で大学までエスカレート式の常葉大学付属橘高校に入学します。
ここでも無口で目立たない子だったようですが、いじめにあっていたという同級生からの証言がありました。
高校卒業後、一浪して2016年に琉球大学農学部へ進学し、親元を始めて離れ一人暮らしを始めます。
幼い頃から生物学者を目指していた花森弘卓は、琉球大学の農学部で学業に励みます。
そして大学2年生のとき、映画研究会に入部します。そこで1学年下の今回の事件の被害者に出会います。
サークル活動の中で年下の被害者は「おい、花森!」と呼び捨てにして花森弘卓は「花森さんだろ」と怒ったことがありました。
花森弘卓は「バカにされた」と感じていたようです。2020年地元静岡大学の農学部へ編入できることとなりました。
2021年4月に被害者の住所を調べようと名簿を探すために再び沖縄に飛び、琉球大学の映画研究サークルを訪問。
上映会を開いていた後輩に名簿を出すように言います。
2021年7月下旬頃、東京港区六本木の路上で被害者の男性に声をかけました。
「おまえ、ばかにしていただろう」など大学時代の自身に対する態度などについて不満を繰り返し訴えた後、近隣の公園で話をして2人は別れます。
そして2021年8月、今回の事件を起こしました。
ポイント
- 被害男性と花森は大学時代にタメ口を使ったことでトラブルになったという。
それでは次の項目です。
3. 花森弘卓を面相で観る
いつもと同じく観相学で観る前の注意点を話しておきます。
観相学で観る前の注意点
僕は花森弘卓に会った事もありませんし、実物の本人を見たこともございません。
それゆえ、普段僕が直接会って占断する人間のよくてせいぜい7~8割くらいの確度に思っててください。
写真や動画のみから面相を判断しますので、通常観相学と異なり、かなり信憑性が下がってしまう事だけはご了承ください。
また彼らがやった行為は抜きにして、そういった情報・先入観は無しで出来る限りフラットで観るように努めます。
中々良い写真がありませんでしたので、この2枚くらいで観ていくしかしょうがありませんね。
パッと見の印象はどうですか?皆さんと同じかどうかわかりませんが、貧しさなどはなく品が良さそうで、まさに情報通りの陰キャラのおぼっちゃんぽいですね。
大阪で言うならば「ええとこの子」、とてもじゃないですがヤンキー・不良とは程遠い面相をしています。
そこら辺はファーストインプレッションでも簡単にわかりますが、まず顔型から観ていきましょう。
顔型の占断
顔型は長方形かつちょっと長いですし、下あごもきっちりとあります。
まだ大学生でしたので、確認は出来ませんが仕事となるとちゃんと動けて成功出来るとまで言われる顔です。
しかしこの顔型は顔色を一緒に観るのですが、彼のように色白だと、健康面が不安、才能を活かしきれないと読むこともあります。
どちらにしろ、仕事をするのもこれからだったので非常に勿体無い気もします。形としては全然悪くない相です。
額や生え際、額紋について
この後、いつも額のリーディングに移っていくのですが、申し訳ないです。
ネットにある写真をかなり探したものの、全部この髪形で隠されていまして、額や生え際、額紋についてはスルーさせて頂きます。まったく観れる写真がありませんでした。
では仕方がないので次は眉毛と、それに合わせて中低読み取りにいきますね。
眉・中停の占断
眉毛は女性ならば吉相、男性でいうならば吉凶入り混じりですね。彼の場合は田宅も含めて一緒に観た方がいいです。
こういう部分、眉のみで観るか、田宅を一緒に観た方がいいというのは経験則になってきますが。
家庭運が薄く、願望や妄想だけは非常に強く、実力が追いつくことが中々出来ないと取るのがベターかなぁと考えます。
何パターンかこの部分の取り方は分かれると存じますが、僕ならばそう取りますね。
目の占断
次に目にいきましょう。
写真によってちょっとずつ違うんですが、花森弘卓は三白眼でしょう。そう見えない写真もあるんですが。下三白ですね。
こちらは相書通りに観れば、ボス気質とも読めるんですが、過激思想があるとも言われています。
白目の余白でもっと観れるんですが、もう少し写真の数が欲しかったですね。
それと目頭の切込み部分は一応吉相になります。
がしかし、下まぶたの色とふくらみはよくありません。こちらは健康状態もそうですが、すべてのモノに不満を抱えるとも言われております。
鼻の占断
次は鼻になります。鼻はズバリ悪くはないですね。
小鼻も張っておりますし、やっぱり社会に出て普通に仕事をしていれば、40歳くらいの時にはそこそこのお金や地位はあったのでは?と想像出来ます。
無論、鼻のみで人生決まるわけはありませんが、全然悪くない鼻だという事です。
人中、ほうれい線の占断
人中、ほうれい線にいたっては特筆すべき事はない、吉でもなければ凶でもないですね。
口の占断
次に、口になりますが、不平不満を言いはするものの、しぶとさがあり、なんとか生き残っていくしつこいタイプと読むのが一般的ですね。
あごの占断
あごはきっちりと張っていますので、プライドは高めでマウント志向はあります。
今回の事件は「呼び捨てにされた」事が問題になっていますから、その部分が彼のプライドを傷つけたのかもしれません。
花森弘卓の面相での占断
面相だけで占断するならば、ちょっと若い時の写真でしか判定出来なかったので確度は下がりますが、仕事面などは決して悪くない人ですが、過激思想やプライドの高さの部分が人生の邪魔をしたと言えるでしょう。
また健康面も良くはないので、本来は地道にゆっくりと派手な事はせずに粛々と目立たず生きていくのがベストだったはずですね。
ポイント
- 仕事面などは悪くないが、過激思想やプライドの高さが邪魔をしたと言えるだろう。
- 健康面も良くないので、地道に粛々と生きていく方が向いているタイプ。
それでは最後の項目です。
4. 花森弘卓を観相学で観る
観相学は色んな側面から人間像を観ます。
彼にいたっては通常時の服装・所作等の資料は現時点ではほとんどございません。
では面相以外のどこの部分で読み取れると思いますか?
今回はその犯罪方法です。
僕は以前から、このアシッドアタックを観相学の一環として調べていた時期がありました。
アシッドアタック
傷害事件の武器としてはかなり珍しい部類に入ります。
皆さんもニュースなどで観る、傷害事件では大抵、刃物で刺された、や殴られたというモノばかりではないでしょうか?
僕はこの酸で攻撃するのは主に2パターンあると考えています。
そして今回の事件の花森弘卓は両方当てはまると予測します。
一つ目は刃物や打撃を選ばずに液体を選ぶのは自分が弱いケース。腕っぷしがない、強い相手を狙う場合です。
これは例を挙げると、漫画「寄生獣」でもパラサイトに立ち向かう女生徒が使い、漫画「喧嘩商売」でもプロレスラー・カブトを襲う時に、不良学生が硫酸を使います。
漫画だけでなく、液体で攻撃するというのは腕っぷしに劣るモノの有効的攻撃手段と言えるでしょう。
もう一つは、相手に出来るだけの身体被害を負わせたいと考える、というものです。
死に至らせるというよりは、生きていく中でずっと背負わないといけないダメージを与えたい。より復讐心が強い相手に行う方法だと考えられます。
本当に復讐するならば、殺してしまえば一瞬、しかし傷を負わせて生きていかせる事によって、後悔させたいという強い念のこもった方法です。
昔でいうと、美空ひばりさんなどが硫酸をかけられた事件がありました。
1956年にもマフィアの幹部ジョン・ディオガルディがジャーナリストに硫酸をかけ失明させた事件もあり、相手を絶命させることが目的でない事がわかります。
この花森を観てください。どこかの隠しカメラで撮られた花森弘卓です。不気味過ぎる画像です。
観相学で観るならば、彼はその育ちゆえ、腕っぷしには自信がなく、ねちっこい性格で、相手を許す許容量はまだ培われていませんでした。
そして、復讐するにはこの方法が彼の思いつく最大限の方法だったのでしょう。
ネット口コミでは「たかがため口をきかれただけで」とありましたが、そこは本人達二人の関係性で何があったかはきちんと確認しようがありません。
しかしこういった復讐劇、やった方とやられた方では温度差がある事が多いです。
やられた側は一生覚えていたり、激しい憎悪を抱く事もありますが、やった側は時には「そんな事した事あった?」と一切覚えてない時まであります。
それゆえ、この事件の原因、花森弘卓はどの部分において復讐しようと考えたのかは、彼が正直に全てを話してくれなければ、わからないでしょう。また続報があれば、記事を作りますね。
ポイント
- アシッドアタックをする人間には腕っぷしに自信がないタイプと相手に身体被害を負わせたいと考えるタイプがいる。
- 彼はその育ちゆえ、腕っぷしには自信がなくねちっこい性格で、相手を許す許容量がまだ培われていなかったと読み取れる。