白石隆浩を観相学で観る【悪人観相学】

動画でも解説しております

はじめに

今日は悪人観相学のコーナーです。

もう何度もやってきているこのコンテンツですが、どんどんと人材が枯渇してきましたね。

それほど名誉棄損の心配なく「悪人」と言える人物を観続けてきましたので、そろそろ一度海外のシリアルキラーあたりも責めてみてもいいかもしれませんが、欧米人になるとさらには少しだけ確度が下がってしまいそうなのが嫌なんですよね。

観相学は様々なポイントからその人物像を見抜きます。

よく皆さんからは、「面相が変わってくるから厳しいですか？」との声を頂くのですが、正直、面相もアジア人とは変わってくるんですが、習慣やしきたり、所作やマナー、マインドの違いなども大きいですね。

そこのデータがかなり減ります。

日本人は自分の目でかなりの人数実物を見てきましたが、外国人に関しては資料や写真・動画がメインになってしまうので。またちょっと考えてやりそうならやります。

本日も本編前には観相学の注意などが入りますので、そういうのはもうわかっているという方は本編まで記事を飛ばしてください。

では、今日も白石隆浩がどういう事件を起こしたのから解説していきましょう！

こちらもリクエストをかなり頂いておりましたが、今回は読まずに進めさせていただきます。

それでは本日の項目です。

の四本構成で話していきましょう。よろしくお願いいたします。

1.座間9人殺害事件とは

座間9人殺害事件は、2017年に行方不明になっていた女性（当時23歳）を捜査する過程で発覚し、9人の遺体が見つかった死体遺棄事件であり、その後、犯人とされる男・白石隆浩（逮捕当時27歳）の逮捕後尋問にて白石隆浩が単独実行したことが発覚した連続殺人事件であります。

報道などでは座間9遺体事件、座間アパート9遺体事件、座間9人遺体事件、座間アパート9遺体事件、座間事件などと呼称される場合もあります。

白石隆浩氏が住んでいた神奈川県座間市緑ケ丘六丁目のアパート室内で、若い女性8人・男性1人の計9人の遺体が発見されました。

殺害、遺体損壊を行った期間は8月22日から10月30日までの期間で、全て遺体が発見された室内で行われたとみられています。

2017年10月31日に白石隆浩は逮捕されます。

以降、白石隆浩自身の供述および司法解剖の結果の結果、さらに複数人の殺人・死体遺棄容疑で再逮捕された後、9人に対する強盗・強制性交等、強盗殺人、死体損壊・遺棄罪で起訴されました。

そして刑事裁判では、被害者9人全員への承諾なき殺害行為（女性8人への強盗・強制性交・殺人罪＋男性1人への強盗殺人罪）などが認定され、被告人・白石隆浩は2020年12月15日に東京地方裁判所立川支部で死刑判決を受けました。

いったんは白石隆浩の弁護人が控訴したが、白石隆浩は自ら控訴を取り下げたため、控訴期限が切れた2021年1月5日に死刑が確定しました。

事件は日本国政府の関係閣僚会議や海外メディアにも大きな影響を与えたほか、事件に利用されたSNSのTwitterでは事件後に利用規約変更がなされました。

概要はこんな感じですので、次の項目では詳細に触れます。

2.座間9人殺害事件の詳細

かなり被害者数が多い事件ですので、はしょりながら解説してもそこそこは長くなってしまいそうですので、要点だけを出来るだけうまくまとめて説明していきましょう。

現場アパート入居以前 加害者・白石隆浩（逮捕当時27歳）は、1990年10月9日生まれで、出生地は東京都町田市。

1994年ごろ、当時4歳だった白石隆浩は自動車関連の仕事をしていた父親と母親・妹とともに座間市の一軒家に引越します。

2009年3月に横浜市内の県立高校を卒業してからは大手スーパーに就職しました。

就職後は正社員として勤務しており、目立ったトラブルはなかったのですが、2011年10月に自己都合退職してからは海老名市内のパチンコ店に勤務するなど、神奈川県内で複数の職を転々としておりました。

幼少期の白石隆浩は「おとなしく目立たない存在」で、両親・妹との4人家族だったが、事件発覚の数年前に母親・妹と別居し父親が1人で自営業を営んでいました。

2017年3月より白石隆浩はTwitterを利用して自殺願望を持つ女性たちと交流することを開始しています。

この時期から男はインターネットで自殺に関する知識を得ており、自身の知識が増えると共に自身の（自殺に関する）話に興味を持つ相手が増えたことも供述しています。

白石隆浩は遺体が発見された現場の座間市緑ケ丘の小田急小田原線の線路に面した木造2階建てアパートの一室を8月18日に賃貸契約し、同月22日に入居しました。

余談ではありますが、このアパートのオーナーは、プロボクサーでＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・井上尚弥の父真吾さんです。

かなり迷惑を被られていますよね。話を戻します。

賃貸契約した8月18日には1人目の被害者も白石隆浩と同行しアパート室内を内覧していたほか、翌19日には不動産会社にも同行、訪問し白石隆浩と共に賃貸契約手続を進めていました。

このアパートは賃貸契約の際に口座に一定額を所持している必要があり、そのため1人目の被害者女性に51万円を振り込ませていました。

また、アパートの入居手続きは父親が済ませたが、その際はとても慌ただしい様子だったとアパートの管理人は語っています。

その後、白石隆浩は8月22日に同アパートに入居して以降、Twitterでメッセージを送った女性らを自宅に招き入れ、睡眠薬・酒を飲ませた後に殺害します。

殺害方法は、ロフトから垂らしたロープで首を吊って絞殺しています。

起訴状によれば殺害の経緯は今から話す通り。

なんですが、まぁまぁ残酷な描写がこの後入りますので、この先聞きたくない人は項目③まで飛ばしてください。

殺害した被害者の言動として「本当に死のうと考えている人はいなかった」と話しておりまして、八王子市の女性Iを殺害した際の状況については「首を絞める際に抵抗された」と話しています。

また、1人目の殺害後には新たな準備として、女性を拘束したり箱を縛ったりするのに使ったとしている結束バンドなどを購入しています。

また、1人目を探していた男性が現れた時も、女性と同様に殺害しました。

遺体の解体は証拠隠滅目的であり、解体は室内の浴槽で行っており、頭部以外の遺体の他の部分は解体後、密封容器に入れて現場のアパートから離れた2か所のゴミ置き場に捨てていました。

解体時の遺体の切断そのものについては負担を感じていました。

2017年9月27日に福島市の女子高校生が行方不明になり、家族から捜索願を受けた福島県警察が携帯電話電波の発信記録を調べたところ、神奈川県座間市緑ケ丘の携帯電話基地局が検知していたことが判明しました。

この情報を受けて座間警察署は捜索にあたって署員4人を投入し3時間捜索します。

神奈川県警は異なる地域で捜索願いを提出された少女2人が同一地域で消息不明となった経緯を把握し、2つの行方不明事件を結びつけて集団自殺ではないか、との疑念を抱き、捜索範囲を前回範囲から更に拡大し、自殺者が集まりそうな場所や山中へ捜索範囲を広げるなどの対処を行っていました。

最後の被害者となった八王子市内の女性Iは、勤務先の同僚が女性宅を訪れて面会したのを最後に行方不明となっていました。

JR八王子駅と、白石隆浩が賃貸したアパートに近い相武台前（そうぶだいまえ）駅の防犯カメラに2人が共に撮影されています。

被害者の兄が警察に捜索届を提出し、捜査を開始し、自宅アパートの特定に至ります。

異臭が漏れるアパートに捜査員が踏み込むと、室内で遺体の一部が入っていた多数のクーラーボックスを発見します。

警視庁は相武台前駅を死体遺棄容疑で逮捕します。

室内にはクーラーボックス3つ、大型の収納箱4つなど8つの箱があり、1つは空で、残りの7つにバラバラに解体された遺体が入っており、一部は腐乱していました。

発見された遺体の部位は9人の頭部のほか、約240本の骨がありました。

めちゃくちゃはしょって話しましたがだいぶ長くなってしまいました。

では次の項目。

3.白石隆浩を観相学で観る

いつもと同じく観相学で観る前の注意点を話しておきます。

観相学で観る前の注意点

僕は白石隆浩に会った事もありませんし、実物の本人を見たこともございません。

それゆえ、普段私が直接会って占断する人間のよくてせいぜい７~８割くらいの確度くらいに思っててください。

写真や動画のみから面相を判断しますので、通常観相学と異なり、かなり信憑性が下がってしまう事だけはご了承ください。

また彼は現在、死刑囚ではありますが、そのような状況は抜きにあくまでもフラットな状態で先入観が入らないように彼を観ていく事に出来るだけ努めます。

写真もそこまでバリエーションがあるわけではありませんのでこの３枚から観ていきましょう。

彼はまだ面相からある程度は読めるところがある人間なのです。

当サイトへののお便りで「普通の一般人の顔なのに、シリアルキラーで・・・」という人がいましたが、これは全然普通の顔とは言えません。

何が普通かの基準は曖昧ではありますが、珍しいジャンルの面相で、明らかに凶相と言われるものです。

ただ、勘違いして欲しくないのは後出しやこじつけと言われるので、どれだけ凶と言われる顔であっても人間を９人殺す事実とは紐づけられません。

面相が全て、人間の行動に直結するわけもありませんし、どれだけ「凶」の部分があろうとも殺人まで犯す人はごく稀です。

もっともわかりやすいのは、同じ事を示す部分の重なりです。

同じ傾向を示すパーツ

白石隆浩でいうならば

これは男性でいうと、ズバリは「女好き」と占断する部分であります。

眉毛・目の診断

眉は少し整えているので、臥蚕眉（がさんび）ではないでしょう。

少しだけ顔をいじっているように見えるんですが、大きくは変えられていないでしょう。

特徴的なのはやはり、目です。

写真では完璧に読み取れはしませんが、酔眼か蛇眼の雌雄眼ですね。

超凶相だと言えます。

ここで間違えて欲しくないのは、吉相の雌雄眼はいいのですが、両目ともが凶相の雌雄眼はやばいです。

ここは僕であろうと、初心者の鑑定士であろうと、誰でもわかるサービス問題的部分です。

それゆえ、白石隆浩は観相学を勉強している人間からすると、読み取りやすい男性なんです。

無論、それがパーフェクトに全員に相書に書いてある事が当てはまるわけではないですが、確率的に、酔眼、蛇眼の雌雄眼は高くなります。

ちなみに説明しておきますと、酔眼は色恋・健康に難あり、蛇眼はその字の通り、毒を持つと言われ、自分のコントロールが出来ず、感情のままに動くと言われています。

鼻の診断

この鼻は細いですね。

これは自分が人よりは上だと考えるのが、実力が一切伴わないタイプと診断するのが一番ポピュラーでしょう。

唇の診断

それとこれも誰でも出来る占断＝確度が高いのは唇の薄さは冷酷や薄情と読みます。

白石隆浩の診断

この白石隆浩をまずは面相だけで鑑定するのであれば、女好きやセックス依存症などになりやすい系の人間で、自分の欲が抑えられないもろさがある人間。

その欲の為には何を捨ててもまい進するような人間と読めますが、かといって、大量殺人をするとまでは絶対に占断出来ません。

そこまでの事を顔だけで読んでいるような鑑定士がいれば、それこそ後出しじゃんけんで間違いありません。

いくらなんでも、サイコパスやシリアルキラーを顔の相だけの判断は難しいでしょう。

現在、顔だけでどういう人間か判断するＡＩ化が海外ではかなり進んでいるので、もしかしたら近未来、細かく詳細を機械が鑑定するば、殺人をする人間の傾向までわかる時代が来るかもしれません。この世に絶対はないんで。

しかし、現段階の人間の目で行う面相判定ではそこまでは無理だと考えます。

4.白石隆浩はどこでこうなったか？

さて、前項目でも話しましたが、性依存症、女好きの人間全員が全員こうなっては世の中、シリアルキラーだらけになります。

何が彼を作り上げたか？という部分、確定事項は難しいです、彼の人生全てを知る訳ではありませんので。

しかしそのいったんは親の育て方、教育方針、かなり甘やかされて育ったのでは？という疑念がございます。

いい年齢になっているにも関わらずアパートの入居手続きを親がやっている所等に表れていますね。

いかに彼が前科持ちで賃貸を借りにくかったという理由はわかりますが。

僕はこの座間9人殺害事件の概要を聞いた時、シリアルキラーで有名な「H・H・ホームズ」を思い浮かべました。

いつか、このサイトでも紹介しようと思っているシリアルキラーですが、家におびき寄せ、大量に殺すというのはよく似ています。

H・H・ホームズも稀代のペテン師と呼ばれてましたので、彼と他にどういった特徴が似てるかなどを調べてみます。

何しろ、日本人でここまで一人でやるのは相当珍しい凶悪事件でした。

僕も彼の情報を更に追いながら、今後も勉強していきたいと考えております。

また何かわかったら、アップしたいと思います。