目次
動画でも解説しております
はじめに
今日は悪人観相学のコーナーです。
非常にリクエストが最近になってガッツリ増えた人がいまして、急遽記事を作成しております。
なぜ急激にリクエストが増えたかというのには理由があります。
そしてその理由ゆえ、読者の皆様には今日の記事は食い入るように読んでもらいたいと考えております。
いや僕の観相学の観方は適当に流し読みでも構わないのですが、本日紹介する悪人の顔をよく観てしっかり頭に焼き付けておいてもらいたいのです。
その人物の名前は「寺内樺風」。「かぶ」です。「かぶ」。あんまり聞いた事無い名前ですよね?
ビーバップハイスクールで出てきたカブくらいしか皆さん知らないんじゃないでしょうか?
この漢字でこの読みはキラキラネームでしょう。
この「寺内樺風」がもうすぐ出所するようでして、そのニュースなどを観た方からリクエストが増えているんで、今日は詳しく観相学で観ていきたいと考えています。
本日はリクエスト読みや彼が起こした事件を先に解説しますので、そういうのはもう知っているという方は観相学の項目まで記事をスキップしてください。
さて、では最近、リクエスト読みサボっていたので、数人の方のメッセージを読ませて頂きます。
つんつんさん
さぼねこさん
純喫茶さん
三宝猫さん
と以上4名様、他にもリクエストをくれていた皆様、ありがとうございます。
それでは千葉大学生少女監禁事件の概要からいきましょうか。
本日の項目です。
- 千葉大学生少女監禁事件とは
- 寺内樺風はどんな人物だったのか?
- 寺内樺風を観相学で観る
- 寺内樺風が再犯する可能性は?
の四項目でいきましょう。よろしくお願いいたします。ではまず、
1.千葉大学生少女監禁事件とは
「千葉大学生少女監禁事件」、「埼玉少女誘拐事件」、「朝霞女子中学生誘拐事件」と何種類か呼び名のあるこの事件は、2014年3月10日に埼玉県朝霞市で起こった
中学一年生当時13歳のSさんを誘拐し、その後二年間にわたる監禁した事件のことを指します。
当時地元の学校に通う中学1年生だったSさんは、下校途中に寺内樺風より「両親が離婚するから弁護士の所へ連れて行く」と声をかけられて車に乗せられた後、千葉県千葉市にある犯人宅のアパートで監禁されてしまうことになりました。
寺内樺風は車で自宅に向かう途中、
と脅すなど、騒がれることなくSさんを監禁するために悪知恵を働かせていたようです。
車中では少女にアイマスク。
ここで寺内は「両親が離婚するという話は嘘だ」と明かし、さらにとんでもない「理由」を言い出した。前述した臓器売買の話です。
これについては、あらかじめ音声合成ソフトで作っておいた臓器売買に関する音声データを聞かせており、
それを聞かされた少女Sさんはただ困惑するばかりだったといいます。
その後、事件当日の20時20分になると帰って来ないSさんを心配した母親が警察に通報します。
2014年3月19日に(Sさんの直筆と思われる)家出を示唆する手紙がSさん家に届くことになりますが、これは寺内樺風がSさんを脅して書かせた代物でした。
事件を担当していた埼玉県警察朝霞署も寺内樺風の陽動作戦には惑わされずに、機動隊まで動員して捜索に尽力を尽くしたものの、
Sさんが千葉市内で監禁されていることまでは想定外だったのか、事件解決の糸口は見つからなかったそうです。
大胆不敵な誘拐・監禁事件を実行した寺内樺風ですが、中学時代より「少女を監禁して観察したい」という欲求にかられていたようです。
そのため、事前に過去の誘拐・監禁事件関連の記事や書籍を読み漁っていたという寺内樺風は、監禁後のSさんに対して洗脳を試みたこともありました。
寺内樺風が試みた洗脳テクニックは、アサガオの種から抽出した麻薬成分をSさんの食事に混ぜて意識を朦朧とさせようとした他、Sさんに「私は捨てられた。帰る場所はない」と復唱を強要して思考力を削ぎ落そうとするなど、かなり専門的なものでした。
とはいえ、所詮は本で読んだに過ぎない寺内樺風の洗脳テクニックが、Sさんの自我を奪うことは出来なかったと言われております。
アパートの戸締りにはかなり用心しており、逃走防止用に玄関に外鍵まで設置していた寺内樺風でしたが、時折玄関の鍵をかけ忘れて外出してしまうこともありました。
監禁開始早々の2014年4月に、寺内樺風が玄関の鍵をかけ忘れて外出した際には、Sさんは勇気を持ってアパートから脱出を図ったそうです。
その後、近所の公園までたどり着いたSさんは、周囲の人々に助けを求めようとしたそうですが、素っ気ない態度で断られ続けてしまうことになりました。
そこで子供連れの女性に「ちょっといいですか? 聞きたいことがあるのですが」と話しかけたが、「忙しいから無理」と言われました。
車に乗っている人と目が合ったため助けを求めようとしたが、車は行ってしまいました。
公衆電話を探したが見つからず、いったん部屋に戻った後、再び公園に来て年配の女性に「ちょっといいですか」と声をかけたが、「無理です」と断られたという話です。
公園にいた人たちが素っ気ない態度を取った理由などは不明となりますが、いざ逃げだしてみても誰にも相手にされなかったSさんは、絶望してアパートに出戻ってしまいました。
この騒動が原因となり、一時期のSさんは、寺内樺風の元から逃げ出そうとする気力すら失ってしまったと言われております。
しかしながら、後日にインターネットにて、両親たちが自分のことを懸命に捜索していることを知ったSさんは、再び気力を取り戻して、絶対に実家に帰ることを心に誓います。
寺内樺風は、2016年2月25日になると、住み慣れた千葉市内のアパートを引き払い、東京都中野区のアパートへと引っ越します。
この時も監禁中のSさんの存在を周囲に気が付かれずに引っ越しに成功していた寺内樺風でしたが、同年の3月27日になると、玄関の外鍵をかけ忘れて外出してしまうというケアレスミスを犯してしまいます。
寺内樺風が外鍵をかけ忘れて外出したことに気が付いたSさんは、勇気を振り絞りアパートから脱出すると、JR東中野駅の公衆電話から実家へ電話をかけました。
行方不明だったSさんからの電話に驚いた両親が、警察に通報して保護して貰うように指示を出したことから、「埼玉少女誘拐事件」は急転直下の解決へと向かいました。
即日指名手配されることとなった寺内樺風は、逃亡先の静岡県伊東市で自殺を図ったものの失敗し、血まみれの姿で歩いているところを警察に逮捕されました。
とここまでが事件の概要です。
ポイント
- 寺内樺風が中学一年生当時13歳のSさんを誘拐し、その後二年間にわたり監禁した事件。
次の項目です。
2.寺内樺風はどんな人物だったのか?
彼の生い立ちはどのようなモノだったのか?なぜこのような人間になったのか?ヒントが隠されているかもしれません。
寺内は大阪府池田市で生まれ育ちます。
関西を代表する名門進学校である大阪教育大学附属池田中学・高校に進学するなど、勉強は非常に出来る少年でした。
中学時代はパソコン部に所属しており深夜アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」にハマり込むなどオタクとしていた部分もあった寺内でしたがコミュニケーション能力に問題があるタイプではなく近所の評判なども良好だったようです。
「地域の子供会のキャンプやハイキングなどの行事に参加し、下の子の面倒をよく見るリーダー的存在だった。親御さんも教育熱心で、成績も良かった。これまで異性とのトラブルなども聞いたことがなく、嘘だろうという気持ち」というコメントが落ちていました。
高校を卒業後は、上京して千葉大学工学部情報画像学科に進学することとなった寺内樺風ですが、ゼミの担当教授からは真面目で問題行動は見当たらない学生だったとの評が残っております。
友達は少ない部類だったものの人付き合いは悪くなかった寺内は、ゼミ仲間が主宰する飲み会にも積極的に参加していた他、旅行好きで親友と一緒にドライブもよくしていたそうです。
大学時代になると、アニメよりも飛行機に関心を抱く青年になっていた寺内は、2012年10月から2013年9月にかけて大学を休学し、カナダ(途中よりアメリカ)に航空免許取得のための留学をします。
北米留学時代の寺内に関しても現地でトラブルの噂もなく、パイロット養成学校関係者からの悪評は一切聞こえませんでした。
北米から帰国後の寺内は、かねてよりの念願だった少女誘拐・監禁を実行することを念頭に置いてか、留学生と空室ばかりだと言われている千葉市内の「築30年家賃3万円」のアパートを見つけます。
2014年3月10日にSさんを誘拐・監禁した後の寺内ですが、大学の講義の他にもアルバイトにも励んでおり、ゼミの合宿に参加して数日間自宅アパートを留守にしたこともありました。
Sさんを監禁中にも関わらず、一般の学生同様に就職活動なども展開していた寺内は、東京・新宿区にある消防設備関連企業への就職も決まっており、2016年2月に東京都中野区へ引っ越しをして新生活の準備をしていました。
事件発覚により、千葉大学の卒業認定も就職内定も取り消されることとなった寺内でしたが、周囲の人間は口を揃えて「少女を監禁している気配など微塵も感じられなかった」と証言しています。
寺内の実家に関しては、大阪府池田市内で別宅を構える祖父は大学で建築学を教えていた元教授だった他、父親も「e防犯.com」という防犯グッズ専門店を経営する実業家でした。
家庭内でも目立ったトラブルを起こさない優等生だった寺内は、大学進学のために上京した後も年に2回は祖父母の住む池田市内の別宅に顔を出しては泊っていく優しい孫でした。
また、寺内には妹もおり、成人後も2人きりで国内旅行に出かける機会が多く、仲の良い兄妹だったと言われております。
それだけに、寺内の逮捕の一報に対しては、家族は大きなショックを受け、マスコミの取材に答えた祖母も戸惑いを隠せませんでした。
逮捕後の寺内については、2017年8月になると、錯乱した状況で出廷したことが話題になりました。
奇声を上げながら入廷した寺内は、裁判官の質問に対しても、
- 「私はオオタニケンジでございます」
- 「職業は森の妖精です」
- 「私はおなかが空いています。今なら、1個からあげクン増量中」
などと意味不明な言葉を連発。
奇妙な言動を繰り返したため、判決の言い渡しは延期となった。
まぁここら辺はわざと狙ってるんですが、ちょっとやり過ぎ。
からあげクンという固有名詞を出したりするところがまぁまぁ青いです(笑)
と、まぁ他にも様々な情報がネットには転がっていましたが、全部あげてたらキリがないのでこの辺で次の項目にいきましょう。
ポイント
- リーダー的存在で異性とのトラブルなども聞いたことがなく、成績も良かった。
- 逮捕後の裁判では錯乱した状況で出廷したことが話題となった。
3.寺内樺風を観相学で観る
いつもと同じく観相学で観る前の注意点を話しておきます。
観相学で観る前の注意点
僕は寺内樺風に会った事もありませんし、実物の本人を見たこともございません。
それゆえ、普段僕が直接会って占断する人間のよくてせいぜい7~8割くらいの確度に思っててください。
写真や動画のみから面相を判断しますので、通常観相学と異なり、かなり信憑性が下がってしまう事だけはご了承ください。
また彼は誘拐・監禁事件を起こした人物ではありますが、そういった情報を抜きにして出来る限りフラットで観るように努めます。
ネットで情報を追っていると「イケメン」という書き込みをちらほら見ました。
たしかに見る人によってはそう見えますし、市橋達也の時のようにハイブリストフィリアの女性ファンが数名いてもおかしくはないかもしれません。
読者の皆様、本日はいつもよりも真剣に顔を観て記憶してください。
なぜならこの男はいずれ、出所してくるからです。
名前は珍しい名前ですので、改名や偽名で過ごす可能性が高いですが、面相だけはなかなか整形手術でもしない限りは変えられないでしょう。
髪の毛の細さと毛量
まずパッと見、観相師であってもなくても印象深いのは髪の毛の細さと毛量です。
この時点でも薄っすら禿げてきているので、出所時はほぼ髪はないのではないでしょうか?
前髪で額は見えませんが、おそらくはかなり広いと観れます。
顔の形
顔の形と合わせて観てみると、顔の上半分が大きく、下半分が細い形の顔になります。
このような顔型の人は非常に頭脳明晰でインテリ、学者や研究者向きの人に多いとされます。
このような事件を起こしていなければ、ビジネス面ではそこそこの成功は見込めるはずです。
眉毛の占断
眉毛は前髪で隠れてて完璧には見えないのですが、これも特に凶相と言う風には観えません。
家庭やプライベートよりは仕事や趣味などに才能が発揮されるタイプ。
目元周りの占断
ここまでは吉相が多いですが、目元周りが良くないですね。
田宅は狭く、山根は広いです。
目の占断
そしてやはり気になるのは目そのものです。
案外女性にはモテたりする目なんですが、これは凶相になります。
ここが面相を観る時は大事でして、別記事でも話したことがあったと記憶していますが、顔面の数あるパーツ、目以外の他の相が良かったとしても、目が悪ければ、全部が打ち消しになる事もあるくらい、目の相は重要なんです。
非常に目が細く、少し吊り上がり、眼球、及びその周囲の色もよくない凶相です。
切れ長と表現するよりは上瞼に黒目が隠れる感じです。
鋭く、冷酷な目です。しかし利口さも併せ持ちます。
知能犯にも多いので決して馬鹿にはみえません。
まだ写真では若いので紋などが出てきていませんが、
必ずこういったタイプの目元ですと、もう少し老けると眉間に嫉妬紋が出来たり、目頭からもしわが出ると予想できます。
鼻の占断
鼻もそんなに悪くなく、横からの写真で見ると高く大きく、成功者にも多い形です。
鼻の穴の向きは少し減点材料にはなります。
耳の占断
耳はわかる人にはわかるあの独特の耳ですが、触れないでおきますね。
人中、ほうれい線、口の占断
人中、ほうれい線、口ともに悪くはありません。
むしろ、口の閉じ方はどの写真を観ても、聡明さがうかがえます。
寺内樺風を面相のみで観る
以上の点より、寺内樺風を面相のみで観た場合、非常に利口で賢いが、それゆえ、自分は特別な人間、人とは違ったレベルにいると心底考えているタイプ。
人の痛みなどが読めず感情が欠落しているのでは?と占断できます。
たらればはあまり語りたくはありませんが、
事件を起こしていなければ、そこそこ出世は見込めたでしょう。
殺人は犯していませんが、わかりやすいサイコパス気質。
感情がない、薄いと読むのが一番ベストではないでしょうか?
ポイント
- 非常に利口で賢いが、自分は特別な人間・人とは違ったレベルにいると心底考えているタイプ。
- 人の痛みなどが読めず感情が欠落しているのでは?と占断できる。
それでは最後の項目です。
4.寺内樺風が再犯する可能性は?
今までの悪人観相学と違い、厄介なのは、彼はいずれ出所してきて、今この記事を観ている誰もがまた被害者になってしまうのでは?という部分です。
彼の実家は裕福のようですので、名前も変えて整形手術を施された場合、この顔を完璧に覚えていても、無意味になってしまうからもしれません。
そしてこのような人間の再犯率、僕はかなり高いだろうと予測します。おそらくは9割以上。自分は他の人よりも賢いと考えている以上。
出所した後、「同じ事をしても次は捕まらないだろう」と考えているでしょう。
このタイプの犯罪を犯した人間を出所させるのであれば、日本もGPS付きのアンクレットを付けさせるようにしないといけないのでは?と僕は思います。
性犯罪者GPS監視と言いまして、現在特定の前歴者にGPSの取り付けを義務付ける制度がある国はアメリカ合衆国(半分以上の州)、大韓民国、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、スウェーデンなどで実施されています。
彼が再犯した際、犠牲になるのは我々一般市民の家族です。
日本でもそろそろ性犯罪者にはこの制度を実施してもらいたいと切に願いします。
ポイント
- 寺内樺風の再犯率はおそらく9割以上。
- 同じ事をしても次は捕まらないようにしようと考えているはずなので注意!