目次
動画でも解説しております
はじめに
本日は悪人観相学の第二回です。僕の怒りがこもった事件なんで長編です。
本編前にちょっと注意事項を話させて頂きます。
項目をまず話していきます。
一項目、一項目誤解が起きないように、きちんと解説しますし、かなり言及しておくべき事が多いので、「前置きとかいらん」という人は記事を各項目まで飛ばしてください。
- 「善悪」についての見解
- なぜ今日のテーマに小野悦男を選択したのか
- 小野悦男は何をした男なのか?
- 小野悦男を観相学で観る
- この事件を冤罪だと立ち上がった「小野悦男さん救援会」
1.「善悪」についての見解
よく「善悪を決めてはいけない」やら、「善人」と「悪人」とはどこから、とか、「物事に善悪」みたいな意見がありますが、そんな物、もう20年も前に言われなくてもわかってます。
おそらくはそう書いてくれた人よりは、申し訳ないですが、1万倍は事件の書籍やデータを毎日毎日、分析してきて、研究してきて、わかりやすく記事でそう話しているだけです。
そういう理論や思考もわかりますが、ただね、女性を強姦したり、人を56した人間を悪人と呼んでいけないなら、なんと呼ぶか教えて下さい。
それを呼んでいけないなら、「悪人」「悪」という言葉自体がこの世から必要ないはずです。
なので、その部分は僕も無論とっくに理解しているので意見はしてくれなくても大丈夫です。
またせっかく僕のサイトに来て頂いているのに申し訳ないんですが、記事を一部だけ観てとかはずれてる事があるので、そこだけよろしくお願いします。
最後のまとめをみないでキレたりされるので、それも少し悲しいです。
また観相学は人を差別するための学問でもありませんので、顔のパーツ、人の性格、国籍などの話もしますが、それは人を見抜く為の一つの要因・根拠として解説しておりますので、部分、部分を切り抜いて「差別だ!」「誹謗中傷だ!」というのも控えて欲しいと存じます。
そういう意図ではないので、よく熟考してから意見してください。
また以前の第一回でも、「冤罪だ。嵌められて収監されたんじゃ、ボケ!!」みたいな意見がありましたが、それは僕にではなく、裁判所や検察、警察に抗議してください。
ポイント
- 観相学は人を差別するための学問ではない
- 部分部分を切り抜いて「差別」「誹謗中傷」というのは控えよう
2.なぜ今日のテーマに小野悦男を選択したのか
はい、というわけで本日は「小野悦男」を細分化して話していこうと思います。
この事件もちょっと曰く付きですので、僕がなぜこの事件をとりあげるのかも知ってもらいたいからです。
また第一回目の新井浩文でもやはり1.2割の方が「私はわかりませんでした。」という人がいました。
まぁ、わかる人は「すぐわかりますよね」とか「最初から怪しいとにらんでました」、他には「誰でもわかるのでもっとわかりにくいのをアップして欲しいです」とのリクエストもありましたが、やはりこういったモノは一番わからない人に合わせて作るのがいいかとの選択です。
本来、この第二回は別人物を用意していたんですが、とりやめて、「小野悦男」にしました。
というのも、やはり多くの人に勘違いされたのは、観相学=面相でわかるものと判断されている方が多いみたいなんです。
実際、面相、つまり顔のみでその人間がわかるというのはよほどレベルの高い悪人です。
さらに勘違いしているのが「好き」「嫌い」のベクトルではないんです。
また、その犯罪の度合いです。
多目的トイレ男と小野悦男
結構、多目的トイレ男の事をあの事件後、「あいつは前から気に入らなかった」「前々から人を見下していた」と言われる方いますが、それはあの事件が起こったので、バイアスがかかっているだけです。
しかもまぁ彼の事を全て知るわけではありませんが、明るみに出たのは「トイレでの不倫」だけです。
まぁそこの善悪の話ではなく、刑事事件で逮捕されているわけでもないんです。
ハッキリ言わしてもらうと、小野悦男のやった事と比べると、本当に天と地ほどの差があります。
ゆえに多目的トイレ男を事件前に面相のみで見分けるのなんて、相当至難の業なんです。
元々嫌いだった人が何かやらかした、というのは後出しジャンケンの、ジーンディクソン効果です。たまたま、です。
多目的トイレ、という場所を除けば不倫っていうのは彼が女性のその行為をした時に、籍が入ってるか入ってないか、だけの事ですからね。
彼を擁護しているわけではなく、それを先に面相でわかるのはかなり厳しいという話です。
というわけで、面相のみで100%完全に犯罪者と確定出来るのは、超が付くほどのレベルの人間しか先にわかりません。
もちろん詐欺師ぽいや、マウント取ってきそうな性格、女郎相、虚言相、ある程度のタイプは面相でもわかり得ます。
ただそんなのと小野はレベルが違うという事だけ先に理解してて欲しいという事です。
そういう人間からだと、問題なく、観相学の勉強を始められますので、この悪人観相学で紹介していくのは超ハイレベルの極悪人という認識で今後お願いします。
そうじゃないとね、僕も怖いですよ。
万が一にも善人を、偉そうに「ここが悪くってー。」みたいに言ってると、名誉棄損で訴えられますから(笑)
僕が「悪人」というのはかなり確定している人間を話していると思ってください。
その本人達とも会ってませんし、画像や動画だけで話すわけですから、悪人レベルが1.2、つまりドラクエでいうところのスライム、ドラキーくらいなら間違えてた時に怖いですからね!
僕も自分の身が可愛いので、バラモスやラプソーンクラスの人を話しています。
ポイント
- 多目的トイレ男のような小野悦男と犯罪の度合いが違う人間は、事前に面相だけで見分けるのは厳しい
- けんけんが悪人観相学で紹介するのは確定済のハイレベルな極悪人である
3.小野悦男は何をした男なのか?
では、今日は詳しく、この男が何をしたのか。から話していきます。
知らない方もいるでしょう。
でも観相学だけでなく、この小野悦男は「犯罪考察論」を説くのには日本で一番いい人材だと考えます。
ただあまりにもやった犯罪が多すぎて、説明が長くなるので、小野の説明を聞きたくない人も飛ばしてください。
小野悦男が起こした事件
1968年から1974年にかけて、千葉県、埼玉県、東京都の首都圏で多発した連続女性暴行殺人事件がありました。
これを「首都圏女性連続殺人事件」と呼んでいます。
事件内容は1人暮らしの女性が深夜、強姦された上で殺害されるというものであった。
被害者の大半は20代で、現場に残されていた加害者とされる血液型はO型の事件が多く、殺害方法は暴行焼殺9件に暴行穴埋め2件と手口に類似点があったため、同一犯によるものという見方が強かった。
1974年9月12日、茨城県生まれの元建設作業員、小野悦男(当時37歳)が窃盗容疑で千葉県警松戸警察署に逮捕され、連続焼殺事件への関与を追及された。
まず、
- 小野は窃盗・詐欺・住居侵入・傷害・常習累犯窃盗などによる8回の前科と合計13年間の服役歴を持ち、その中にアパート専門の放火が数回あること。
- 小野は数年前、東京都内のアパートに侵入し、寝ている女性を強姦しようとした過去があること。
- 連続殺人放火犯の血液型はO型または非分泌型と断定されたが、小野の血液型もO型であること。
- 松戸や綾瀬で起きた連続殺人放火事件の現場付近の地理に小野が明るいこと。
- 小野はアリバイが明らかでなく、連続殺人放火事件後、親類や知人宅を転々としていること。
- 同事件の犯人は現場に侵入するときハシゴを使っていたが、小野も職業柄ハシゴの扱いに慣れていると見られること
など、他の事件でも小野と結びつく状況証拠があったため、マスコミが小野を首都圏女性連続殺人事件の犯人に擬して報道した。
新聞各紙には
- 「ウソの天才、捕われの人生(朝日新聞)」
- 「盗癖、平然とウソ(毎日新聞)」
- 「実直さの裏に悪魔の顔(東京タイムズ)」
- 「愚直な男、犯罪ではプロ(東京新聞)」
などの見出しが躍りました。
獄中の小野が同房者に「俺のマラは大きいから、1回寝た女はもう忘れられないぞ」と自慢していたことも報じられた。
冤罪のヒーロー?!
ただ、加害者の血液型はO型ではない事件もあり、狙われた女性も年代にもばらつきがあるため、首都圏女性連続殺人事件の11件全てを「同一犯によるもの」とまとめることには疑問が残っていた。
実際に葛飾区で発生した1件は、小野とは別の人間が真犯人と判明して解決している。
1975年3月、小野は「殺しは絶対にやっていない」と救援連絡センターに助けを求め、長谷川健三郎を中心に「小野悦男さん救援会」が組織された。
新聞記者と自称する中島俊によると、千葉県警やマスコミは狭山事件の前例から小野の親類や友人に被差別部落関係者がいないか徹底的に調べ、被差別部落と無関係であることを確かめてから「クロ説を二人三脚で突っ走った」という。
小野によると、彼は取調室で被害者の死体写真や顔写真や位牌を顔に押しつけられ、香を焚かれて煙責めに遭い、真冬に暖房を止められ、窓を開けられ、髪を引っ張られるなどの違法な取り調べで虚偽の自供に追い込まれたという。
裁判では、1986年の一審判決で無期懲役となったものの、1991年の二審判決では捜査機関による自白の強要が問題視され、連続殺人については無罪となった。
小野はただちに釈放され、冤罪のヒーローと呼ばれるようになった。
とまずここまでをざっと紹介しました。
これでもかなり簡潔に話しました。もっと詳しい資料あるんですが、きりがないので。
で、ここで本来は犯人の男、一生刑務所に入ってなくてはいけない男が出所してきます。
こいつは自分が犯人のくせに「でっちあげ―首都圏連続女性殺人事件」と図々しくも本まで出版しています。amazonでも今も買えます。
小野悦男が釈放後に起こした事件
1996年1月9日、足立区の駐車場で布団に包まれた女性の首なし焼死体が発見された。
女性死体は陰部が切り取られていた。
警察は被害者が41歳女性であり、当時同居していた人物が小野悦男だったことをつきとめた。
1996年4月26日、小野が5歳の幼女に性的暴行を加え首を絞めた殺人未遂罪の容疑で逮捕される。
DNA鑑定により、首なし遺体に付着していた体液のDNAと、小野のDNAが一致。
5月2日、小野の家宅捜索で、裏庭の地中から首なし遺体と切断面が合致する頭蓋骨と遺体切断に使われたノコギリ、さらに切り取られた陰部を冷蔵庫から発見。
これにより小野が殺害を自供した。
1999年2月9日、小野に対して殺人罪で有罪とし、無期懲役が確定した。
はい、という事件でした。長かったですね。
一生のうちにどれだけの犯罪を犯すねん!って突っ込みたくなりますが、それだけ犯罪を犯した人間の顔をよく見ていきましょう。
ここまでくると面相で一発です。
ポイント
- 小野悦男は連続女性強姦殺人で逮捕され収監されたが、「冤罪」を主張し逆転無罪となり釈放された
- その後、連続殺人・強姦事件を起こし逮捕された
4.小野悦男を観相学で観る
はい、では小野の顔写真2枚を見ながら解説していきましょう。
そしていつも勘違いしている方が多いのは、顔はあくまでも面相や顔相、観相学は他の色々な部分を観ます。
なので、まずは顔写真を観るという事は、小野の面相を観るという事です。
きっちり細かく言っておかないと、間違える方が多いので。
はい、これはもう醜悪な顔です。
人間には見えず、妖怪です。
髪の毛
まず、頭が剥げてますね。
これは男性ホルモンが多い、一応医学的にも性欲と関係している事はある程度は立証されていますし、面相みる時もやはり髪の毛の薄さは観る事が多いです。
性犯罪者を観る一要因ではありますが、若過ぎる場合は皆まだ髪の毛があるので、比較しにくい部分でもありますね。
眉と目
そして、眉の下がり方、眉の形、眉の薄さも全てパーフェクトに最悪です。
そしてそれと一緒に目も観るんですが、目の形、目のふさがり型、左右の目の違い、目の奥の眼光の無さも、これはこの目の付近だけでも見える虚言相、嘘しかつかない人間、呼吸をするように嘘をつく。
口
少し鼻はこの写真ではわかりにくいので、一番特徴的な口元を観ましょう。
この歯の出方、前歯2本。
これはまぁ人相学では「当門」って呼ぶのですが、まぁ呼び方なんてなんでもいいです。
ここが大きく歯が出ていて、間が空いている。
オカルトな人相読みなら、このすき歯部分から、お金が逃げていくとか、運が逃げていくとか言うんですが、そこよりも、まぁ育ちの悪さを読み取る事が出来ます。
この醜悪な歯は食べ物も好き嫌いが多く、固い物をあまり噛まずに育った、要するに我慢が出来ない人間だろう、と一応読みます。あくまで一応の要因です。
耳
で、耳は尖っていますね。
それと別写真で見たら、耳が左右非対称。
まぁ家庭運が無いというパターンが多いですが、どちらにしろ育ちはかなり良くないでしょう。
あとは頬のコケ方なども観ます。
観相学は面相のみで観ない
そして、しつこく言いますが、これは観相学の勉強です。面相だけで観る必要はないのです。
- 声
- 話し方
- 歩き方
- 座り方
- 食べ方
- ボディランゲージ
- 所作
- 癖
- 臭い
- 職業
- 趣味
からもっとわかれば、
- 交友関係や出身
- 通う店
- やってきた事
- 逮捕歴
など、知りうる情報全てを重ねて人間像を絞るのが「観相学」です。
面相だけでもこれだけ酷い事がわかります。
かつ、首都圏女性連続殺人事件として逮捕された時の小野の状況。
この時の小野の情報は「14回の逮捕と13回の服役」「前科8犯」網走刑務所から出所してきた所です(笑)
いやいやいや、って思いません。これ話盛ってませんよ。
漫画にでも前科8犯とか書かれているキャラいると、「いや、そんなのいねーよ!」って突っ込むレベルです。
さらにまだ重なります。首都圏女性連続殺人事件と同じ手口の放火暴行の前歴もあります。
さらには同じ地域で同じ手口の未遂事件も起こしています。
ゆえに、1974年9月12日、窃盗の別件逮捕で捕まった時に観相学で観ると、この部分の積み重ねまでは可能なはずです。
確かに少し今見せた写真よりは若かったので、逮捕当時は髪の毛はもう少しだけありました。
おでこは後退していましたがね。髪の毛以外の部分は一緒です。
ポイント
- 観相学は面相のみならず、知り得る情報すべてを重ねて観る
で最後の項目。
5.この事件を冤罪だと立ち上がった「小野悦男さん救援会」
ここを解説したいので、悪人観相学第二回はこの男を選んだのです。
窃盗で別件逮捕された小野は、首都圏女性連続殺人事件の容疑を否認します。
そこで弁護士が戦います。
「小野は無実である」と。
この部分だけは僕はしょうがないのもわかるんです。
僕も友人に弁護士が多いですが、彼らからよく聞くのが弁護を依頼された時、その弁護士らも「まぁこいつが絶対犯人だろうけど、戦うしかないか」と皆思うらしいんですよ。
そういう仕事ですからね、弁護士というのは。
僕が許せないのは、「小野悦男さん救援会」です。
これを立ち上げた奴は、同罪に近いです。
よくわからない正義感で一切何もわからないくせにスーパーサイヤ人ゴッドクラスの犯罪者の味方をする。
金の為なのか、自分が有名になる為なのか、本心はわかりませんが、いくら何でもこれはひどすぎます。
もちろん日本には本当の冤罪事件もあります。
しかしそれは、捕まった人間の素行や人物像を加味しないといけません。
ゆえにこういった時に観相師を役立ててほしいと思います。
僕も長い間、観相学をやっていますが、神様でもないので、100%全てが全て完璧にわかる訳ではありません。人間なんで。
ミスもする事もあれば、ものすごいわかりにくい人物もいる事は確かです。ただここまでのはミスりません。
チャーハン食べてて、よそ見した時、友達に塩を一振りされても、気づかないでしょう。
でもね、アジシオひと瓶丸々ぶっかけられたら誰でもわかりますって。そのレベルです。
- 前科8犯
- 14回逮捕で13回の服役
- この面相
- 事件が多発している同じ場所に住んでて
- アパート侵入からの強姦・放火未遂あり
ですよ。コンビニの傘泥棒と違いますよ。
強姦・放火なんて、まずよほど極悪な犯罪者でもやれる人間少ないですよ。
どこからどう見ても、こいつしか居ないです。
逆に小野じゃない人間を探す方が1万倍難しいです。
僕は、嘉門達夫さんの有名な「お前やー」というネタはこの一件から取ったんじゃないかと思ってます。それくらいギャグのようなレベルです。
それなのに、「小野悦男さん救援会」を立ち上げた日本歴史史上一番の大馬鹿野郎です。
その後、幼女殺害未遂、女性の首を切り落とす猟奇殺人が起きました。
これ、自分の娘や家族だったら、どうするつもりですか?
ハッキリ言って、明るみに出たのがこの2件なんで、もっともっとやっているはずですよ。こいつの犯罪するペースすごいんで。
だからなんでもかんでも、証拠がまだ確実なのが見つかってないから、「冤罪だ!冤罪だ!」と何も知らずに騒ぎ立てるのは、とんでもない事だとわかってほしいんですよね。
小野くらいのレベルを見抜けない人間は、救援会を立ち上げる前に色々と勉強した方がいいです。人生を。
あなたのせいで、出なくてもいい被害者が出たんですよ。それだけは100%間違いのない真実です。
何も調べず、考えもせず、偽物の正義感を振りかざしている人間はこの世でもっとも滑稽なモノの一つです。
と今日はちょっと怒りを覚える事件と観相学の話。
悪人観相学第二回小野悦男をやらせて頂きました。
またね、第三回をやっていきたいと思いますが、間違いがあっては困るので。
誰がどう見ても「悪」という題材を探すのが中々難しいですね。
ポイント
- 何もわからないのに極悪犯罪者の味方をした「小野悦男さん救援会」は同罪に近い