目次
動画でも解説しております
はじめに
今日も当初からリクエストが多かった人ですね。
男女の殺人事件の比率でいうと、だいたい男性75%女性25%くらいのはずなんですが、このコーナーでは結構、男女いい具合にこのコーナー半分半分くらいになっていってますねぇ。
今日は木嶋佳苗になります。
首都圏連続不審死事件、またの名を「婚活大量殺人事件」、「婚活連続殺人事件」と呼ばれています。
火曜サスペンス劇場のような事件名がついていますね(笑)
ということで、本日はリクエスト読みから、この事件の簡単な説明、木嶋佳苗の観相学という流れで話していきますね。
今日も流れはわかっていてるので、「そこら辺はダイジョブ!!」という方は本編まで項目を飛ばして頂くようお願いします。
ではせっかくですので、多く頂いてたリクエストの中から5名様を選んで読ませて頂きます。
めめちゃんさん
Princess of 喪星さん
あくびちゃんあくびちゃん
おいしいおにぎりさん
ynさん
けんけんさんは木嶋佳苗を観相学でどのように観るのか興味があります。
このシリーズでもし機会がありましたら取り上げていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
以上、五名の皆様、また同じリクエストをして頂いた皆様、ありがとうございます。
結構大人気でして、すごい数が寄せられていました。木嶋さん、刑務所で大喜びでしょう。
それでは本日の項目です。
- 首都圏連続不審死事件について
- 木嶋佳苗を観相学で観る
- なぜこんなにモテるのか?
の3項目で話していきます、よろしくお願いいたします。
1.首都圏連続不審死事件について
首都圏連続不審死事件は、2007年から2009年にかけて発生した連続不審死事件で、 婚活を利用した事件であることから、「婚活殺人事件」とも呼ばれております。
事件は2009年8月6日、埼玉県富士見市の月極駐車場内にあった車内において会社員男性の遺体が発見されたことから始まります。
死因は練炭による一酸化炭素中毒であったものの、自殺にしては不審点が多かったことから埼玉県警察の捜査が始まりました。
その結果、男性は住所不定、無職の木嶋佳苗と交際していたことがわかり、捜査していくにつれて、木嶋佳苗には他にも多数の愛人がおり、その愛人の何人かも不審死を遂げていることが発覚しました。
埼玉県警は木嶋佳苗が結婚を装った詐欺をおこなっていたと断定し、9月25日に木嶋佳苗を詐欺の容疑で逮捕しました。
2010年1月までに、木嶋佳苗は7度におよぶ詐欺などの容疑で再逮捕されています。
警察は詐欺と不審死の関連について慎重に捜査を継続し、2月22日に木嶋佳苗は殺人罪で起訴されました。
窃盗罪や詐欺罪などですでに起訴されており、併せて6度目の起訴となり、10月29日には、東京都青梅市の当時53歳の男性を自殺に見せかけて殺害したとして、警視庁に再逮捕されました。
木嶋佳苗が関わった事件
木嶋佳苗が関わった事件を観ていきますと、
2009年5月15日に千葉県野田市の男性が自宅で死亡し、自宅から出火して全焼、遺体近くの和室に練炭数個が置かれており、死因は一酸化炭素中毒死です。
この男性の父親は著名な画家で、木嶋佳苗は家の絵を盗んで高価な値段で売っていたそうです。
更に死亡直後に、木嶋佳苗は男性の銀行口座から約190万円を引き出しています。
2009年8月6日に東京都千代田区の会社員男性が埼玉県富士見市の駐車場にとめたレンタカー内で死亡、死因は一酸化炭素中毒死です。
木嶋佳苗は男性に対して結婚する気があると装って、約470万円を受け取っていました。
この他にも木嶋佳苗は
- 関東地方在住の2名の男性の不審死
- 静岡県の40代男性から合計130万円騙し取る
- 長野県の50代男性から約190万円を騙し取る
- 静岡県の40代男性の財布から5万円を盗む
- 50代男性から百数十万円を騙し取ろうとする
- 東京都の41歳男性から四百数十万円を騙し取る
- 長野県の50代後半男性から約140万を騙し取ろうとする
- 埼玉県の30代後半男性から約70万円を騙し取ろうとする
など多くの男性が被害に遭っているのです。
木嶋佳苗の第一審の刑事裁判はさいたま地方裁判所において、約100日間にわたる長期裁判となりました。
検察側は、状況証拠の積み重ねで木嶋佳苗の犯行を十分立証できると強調し、弁護側は、練炭等は被害者から譲ってくれと頼まれて木嶋佳苗が渡したものであり、被害者の死は別れ話が原因の自殺や事故死であったとして殺人罪の無罪を主張しました。
さいたま地方裁判所は検察側の主張を全面的に認め、木嶋佳苗に対し求刑通り死刑を言い渡しますが、木嶋佳苗側は即日控訴しました。
控訴審では東京高等裁判所も第一審の死刑判決を支持し、2014年3月12日に木嶋佳苗側の控訴を棄却する判決を言い渡しますが、木嶋佳苗側はこれを不服として即日最高裁判所に上告します。
最高裁判所は「殺害は計画的で極めて悪質。被告人は不合理な弁解で、反省の態度を全く示しておらず、死刑はやむを得ない」として、木嶋佳苗の上告を棄却する判決を言い渡し死刑が確定となりました。
これにより木嶋は戦後15人目の女性死刑囚となり、同時に史上初の第一審・裁判員裁判による女性死刑囚にもなりました。
という事件でした。
ポイント
- 木嶋佳苗は結婚をちらつかせ多くの男性から金をせしめ、殺害した
では次の項目に移りましょう。
2.木嶋佳苗を観相学で観る
こちらもいつも通り、フラットに観なければいけません。面相の部分は。
死刑囚だからといって、先入観が入っていたりすると、感覚が狂います。
また面相はモニタ越しで静止画を観るので、毎回話す通り、通常会った場合の確度7.8割くらいとお考え下さい。
調べていくと、他の木嶋に関する情報もあったので、それは面相を観た後、組み合わせて人間像を出しましょう。
その根拠・要因の積み重ねが観相学ですので。
またこれはすべて僕の推定での解釈ですので、100%正解かどうかはわかりませんので、まぁこの仮面のおっさんはこんな風に観てるんだぁ、くらいで捉えててください。
はい、これが木嶋佳苗なんですが、名前は有名な割にネットにいい画像が落ちてなくてちょっと悲しかったです。
せっかくだからもう一枚貼っておきますか。
別にドランクドラゴンの塚っちゃんの写真貼ってても読者さんに気付かれない気もしますが、まぁ一応この画像でいきましょうか。
これは典型的な女郎相のタイプの一つです。
数種類あるんですが、結構わかりやすい系の面相なんですが、それと人を殺したりするのは別の話ですからねぇ。
女郎相というのはお金の為に身体を売って生活をする人に多い面相で、ちょっと昔風にいうならば身体をひさぐ、春をひさぐって事ですね。
面相の診断
このタイプは太っている顔が可愛くないタイプの女郎相で、女性なので眉は少し整えたりしていると思いますが、
- おそらくは濃いまゆ
- ふさがった目
- 目と目の間の山根が広く
- 鼻がめちゃくちゃ大きく
- かつ、鼻の穴は正面から見えるタイプ
そして
- 口元が緩い。
さらには
- 頬が垂れており、あごもたるんでいますね。
この要因プラスガミーフェイスだったら更に確度が高まりますが、木嶋佳苗はそこは無さそうですね。
性欲と物欲が非情に強い、だらしないタイプです。
まぁ別にね、面相を観れる人間でなくても、この顔面を観て、だらしないかきっちりしてるか、といえば「だらしない」と皆言うでしょう。
だらしないにも色々なケースがありますが、この系統のだらしなさは、性と金です。
要するに我慢が出来ないんですよ。
容姿を観る
ついでにいうともちろん食欲も絶対にそうです。
これは顔だけでなく全体的に見ても太っているのがわかるでしょう。
ゆえにまず容姿で観るのであれば、非常に貞操観念が緩く、自分に甘い女性、体を売って生活をしていると観ます。
この木嶋佳苗はかなり特徴的ですので、モニタ越しでもすぐにわかるレベルです。
悪人観相学の記事を何本も作ってきましたが、ここまでの占断であったら1秒でわかるタイプの女性です。
もちろん、女郎相の人間が100人中100人、体を売っているわけではありませんが、そのケースが非常に多いという事です。
あとは嘘つきと盗癖はセットである事も多いです。
一度、別で「小澤廉」という人のリクエストを受けましたが、あの人がわかりにくかったのに比べて、木嶋佳苗はもっともわかりやすいタイプですね。
ここが観相学の面白いところで、すぐにわかってしまう人と、なかなかわかりにくい人がいるんですよね。
やはり面相、顔のパーツの読み取り以上に、太っているというのが読みやすさにプラスしてくれる場合もあります。
太ってて面相観にくくなる場合もありますが、この場合はわかりやすくしてくれています。
面相の読み取りと彼女の他の情報を重ねて、人間像をより絞っていくのが観相学です。
ネットで仕入れた情報ではありますが、一応観てみましょう。
生い立ちと犯罪歴
木嶋佳苗は生い立ちをみていきましょう。
木嶋佳苗の家柄はどちらかというと裕福な家庭で、子供のときに、ピアノを習っていて、地元のコンクールに出場するほどの腕前だったそうです。
東洋大学への進学を機に東京へ上京しますが、大学は中退してしまい、その後はピアノ講師や訪問ヘルパーなどの仕事で生計を立ていく様になります。
ここまで見ると木嶋佳苗はとてもしっかりした人生を歩んでいる様に思いますが、木嶋佳苗は首都圏連続不審死事件以外にも多くの犯罪歴があるのです。
木嶋佳苗の犯罪歴
- 1999年1月 化粧品の万引き
- 2000年3月 本の万引き
- 2001年4月 現金窃盗
- 2003年3月 ネットオークション詐欺
をしています。
ここら辺でやはり女郎相の特徴がきちんと生きてきていますね。
やっぱり人間には傾向や習性というものがあるのです。
ピアノ講師にヘルパーと、確かに給料の高い仕事ではありませんでしたが、果たして本当に詐欺や万引きを働かなければ暮らせない様な生活だったのでしょうか?
逮捕した後にも2018年1月、木嶋佳苗が3度目となる獄中結婚をしました。
そして2019年4月になるとその相手が「週刊新潮」デスクX氏であることを週刊文春が報道しています。
ポイント
- 面相は典型的な女郎相のタイプ
- 容姿で観ると、自分に甘く、貞操観念が緩い女性
- 木嶋佳苗は首都圏連続不審死事件以外にも多くの犯罪歴がある
そこで、皆さんの疑問を最後の項目で話しますね。
3.なぜこんなにモテるのか?
これを疑問で皆さんが聴いてくるだと思うんです。木嶋佳苗を。
プライベートでも正直今までよく聞かれました。
木嶋佳苗が正直、綺麗な容姿をしているならば、わかる。
なぜそんな綺麗でもない、むしろ太っててブスな方な女なのに男性はひっかかるのか?です。
これは非常に簡単です。
実は男性の結婚詐欺師も一緒です。
絶対にこういった犯罪を犯す人間のターゲットは9割以上がモテない相手を選びます。
男性が結婚詐欺師の場合は木嶋佳苗のようなフォルムではなく、イケメンのケースも多々あります。が狙うのはやはりモテない人。
当たり前の事ですよね?
モテる男は沢山の女性を自分で選べる立場にあります。
しかしモテない男はほとんどが彼女がいない、嫁がいない状態で、モテた事が人生で無いので、女性に対する免疫がなく、女性詐欺師からするとめちゃくちゃイージーモードで落とせるんです。
赤子の手をひねるようなもんですね。
しかもこれくらいの女性が実はちょうどいいんですよ。
いくらモテない男でも、この程度の女性だったら、「ひょっとして本当に惚れてくれたのかも?」と勘違いします。
これが逆に相手の女性が、沢尻エリカ、リン・チーリン、ジゼルブンチンが迫った来た場合、明らかに何かを狙われているでしょう(笑)
それゆえ、こういった犯罪はまずターゲットにするのはモテない男。
更にいうなら性格は内気で、大人しいタイプが狙い目です。
モテなくても積極的なタイプは案外、ガンガン責める事で偶然女性を落としていたり、キャバクラや風俗に行っていたら少しだけでも女性に対する免疫というものは出来ているのです。
でも奥手で恥ずかしがり屋の男性はそういった店には行きたくてもいけない人が結構いるんです。
そうすると女詐欺師からすれば好都合で、モテない上に、そういうお店でお店で浪費していないので、お金もきっちりと持っているのでより狙い目なんですね。
この法則を使えば、容姿がどんな女性であろうとも、結構簡単にいかれます。
もちろんここまでひどい殺人事件になる事はありませんが、キャバクラやクラブでも全然可愛くない子でも、めっちゃ金持ちのおじさんを捕まえて悠々自適に暮らしているのは本当によくある事なんです。
僕の少し知っている女性でも、なんでこの子が?っていうくらいの容姿の子が、すっごい富豪を捕まえて、えぐいくらい援助してもらっていて、最初その富豪に会わせてもらった時も、良いおじさんでしたが、やはり気の弱い奥手な優しい人でした。
お金は凄まじく持っているのですが、自分からガンガン行くタイプではないので、その女性に狙われたのでしょう。
もちろん、木嶋佳苗のように人を殺す段階までいく事は稀な例でしょうが、この綺麗でもないのに、男をハマらせてお金を取るという手法自体はぶっちゃけそんなに珍しい事もありません。
本当にまぁ「あるある」ですね。
というわけで、モテない男性はより注意した方がいいでしょうね。
世の中どちらもそう。
男も女も悪い奴が寄ってこないように気を付けて暮らしていきましょう!
ポイント
- 女詐欺師は内気な性格で、モテない男性をターゲットにする