目次
動画でも解説しております
はじめに
今日は以前よりかなりリクエストが多かった内容になります。
以前にYouTubeで飯塚事件の動画をアップしました!
それから、「こちらの事件もやってくれ!」というリクエストが相次いだんですが、実はその前からもちょくちょく質問頂いてました。
飯塚事件はもうすでに刑が執行されているのですが、今日の取り上げる事件は現在進行中なんですよね。
なので、作ろうかどうか以前は躊躇していたのですが、「あまりにリクエスト多いから作ろう!」と決心しました。
という訳でサムネイル、タイトルで何の事件かわかっていると思いますがリクエストを読ませて頂きますね。せっかく頂いているので。
K Kentさん
例えば和歌山毒カレー事件の死刑囚が人564の人相なのかどうなのか気になります。
muu Nakataさん
key stoneさん
ぱーるぐらすきゅーばさん
西森みわさん
まぁカレー事件がもし冤罪であったとしても他に保険金詐欺で人を傷付け保険金をだまし取っているので犯罪者には変わりないでしょうが。
トモナンティス100%さん
といつも「ちゃんと質問を読んで欲しい」との声を頂戴しますので、本日は沢山の中から6名様を抜粋させて頂きました。
6名の方、それ以外にもこちらの事件についてリクエストされてた方、誠にありがとうございます。
1.和歌山毒物カレー事件とは
さて、本日はどこからいきましょうかね。
まずは飯塚事件と同じく軽めにどんな事件だったかを話してから考察に参りましょうか。
僕世代は、23年前の事件ですので、ワイドショーでガンガン毎日のように流れていたのである程度は覚えていますが、このサイトの読者さんの中には、ぶっちゃけ事件自体を知らない人がいるでしょうしね。
今日の記事の主役である林真澄さんの事も初めて見るという人も若い人では多いんではないですかね。
僕らはこの事件があった時に、カレーパッケージに林真澄さんを印刷されている風なコラ画像みたいなのを作って、ネットでバズっていたのでかなり鮮明に記憶していますけどね。
事件の詳細
では、まず和歌山毒物カレー事件についてです。
事件をしっている方は項目を僕の考察まで飛ばしてもらっても結構です。
事件が起きたのは1998年(平成10年)7月25日夕方の事です。
場所は、和歌山県和歌山市園部です。
ウィキペディアをそのまま読むと、
という事件です。
なぜ林眞須美は犯人にされてしまったのか?
次になぜ犯人にされてしまったのか、を話します。
まずなぜこの林眞須美さんが疑われたという点なんですが、ひとつにはカレーの見張りをしており、彼女しかカレーに毒を入れる機会がなかったという状況証拠がひとつ。
そしてこの事件以前に、保険金詐欺事件を起こしていたという点です。
質問者の方も書いておられましたが、保険金詐欺事件の方は本当にしており、かなりの大金を手にしています。
事件の矛盾点・冤罪と言われている原因について
次は矛盾点や、現在唱えられている冤罪といわれる原因を話します。
まず、この事件の大きなポイントは「直接的な証拠が一切存在しない」という点が挙げられます。
例えば
- 「実際には家族や知人が毒を入れていたのに、被告がそれを庇っている可能性」
- 「誰かに陥れられた可能性」
などを否定できず、冤罪の疑惑がある事件として有識者からも問題点を指摘されています。
そして、証拠だけではなく、動機もないという点です。
「批判を承知であえて言えば、本人が容疑を否認し、確たる証拠はない。そして動機もない。このような状況で死刑判決が確定してよいのだろうか?」とあの田原総一朗さんも話されておられます。
と書かれています。
林さんの次女の証言
なお、身内による証言ということもあり、和歌山地裁はこの証言を証拠に採用しないことを決定しています。
毒物の鑑定の不確かさ
次にもっとも大事な毒物の鑑定の不確かさです。
中井泉さんの鑑定内容
裁判で林の犯行と断定される上での唯一の物証で決定的な証拠となっていたヒ素において、犯行に使われたとみられる現場付近で見つかった紙コップに付着していたヒ素と、林邸の台所のプラスチック容器についていたヒ素、カレーに混入されたヒ素が東京理科大学教授の中井泉による鑑定の結果が同一とされました。
しかし、のちに中井は依頼された鑑定の内容は、林宅のヒ素と紙コップのヒ素とカレーのヒ素の3つにどれだけの差違があるかを証明することではなく、3つの試料を含む林宅周辺にあったヒ素のすべてが同じ輸入業者経由で入ってきたものだったかどうかを調べることだと理解し、それを鑑定で確認したに過ぎなかったんです。
河合潤さんの再鑑定結果
その後、弁護側の依頼で鑑定結果の再評価を行った京都大学大学院教授の河合潤により、この3つの間には重大な差違があることがわかり、3つは同一ではないと評価されたというんです。
とまぁここまでが事件の全容と、冤罪疑惑の話でした。
ポイント
- 和歌山毒物カレー事件は、1998年7月夕方に和歌山県和歌山市園部で発生した毒物混入・無差別大量殺傷事件。
- 林真須美はカレー鍋に毒を入れたとして有罪判決を受け、2009年に殺人罪などで死刑判決が確定した。
- 林真須美の動機がなく、直接的な証拠が一切存在しない事、毒物の鑑定の不確かさ等から冤罪の疑惑がある事件。
2.和歌山毒物カレー事件を徹底考察
ではここからが僕の観相学の出番なんですが、観相師からして2つ考察する事があります。
まずは皆さんに質問されております「林眞須美さん」を観て、本当にこの事件を犯すような人間なのか?が一点目です。
もう一つは、この事件を俯瞰して、このようなタイプの犯罪をやるような犯人像は一体どういう人間なのか?という逆引きが二点目になります。
林眞須美さんについての考察
なので、まずは一点目、林眞須美さんについての考察から話していきますね。
この動画を観てくださっている人には、観相学を勉強したい、覚えたいという人も少なからずいるので、こういった考察時、僕が
- どういう順番か
- 何に気を付けてどこら辺を観ているか
- どういう資料があったら本人象により完璧に近づけるか
なども一緒に話しますね、せっかくなので。
まず、この林眞須美さんは非常に真実に近づきやすい人物です。
というのは、観れる資料がかなり多いというのが一番です。
よくリクエストで「坂本龍馬」は観相学でどう見ますか?津山事件の「都井睦雄」はどうですか?と聞かれるのですが、正直、写真一枚、白黒でとかなるのとかなり確度は下がってしまいます。
面相しか見れませんしね。
しかし、林眞須美さんはyoutubeで探しても、その当時のニュース映像で結構な数の動画が残っており、ニュース番組のインタビューで本人自身が喋っている動画まであるので、ここまで材料が揃っていて、どういう人間なのか観れないのであれば、観相学のプロでもなんでもなく、ただのポンコツ野郎です。
それくらい確実にわかるし、自信があります。
というわけで改めて、youtube内で動画を観返したり、画像を観たりしました。
ここで注意なのは、こういった事件で新聞記者などが事件の内容と一緒に勝手に林眞須美像なんかを書いている場合があります。自分の印象なんかを。
これはもう見ない方がいいです。記者といってもどんな人かわかりませんので、その人の勝手な想像になります。
事件の内容はあった事を述べているだけですが、人物像の感想などは別なんで、自分の観相学がぶれたり、逆に邪魔になったりしないので、そういうのは一切見ないようにした方がいいです。
あくまでも僕の場合はですが。
面相を観る
まずはこの有名な写真を表示します。
ぶっちゃけこれは悪口になってしまいますが、太り過ぎです。
メジャーの野球選手みたいになってしまっています(笑)
いや、冗談じゃなく、あんまり太り過ぎて、肉が付きすぎると、皆同じような顔になってくるので、もうちょっと痩せてくれた方がちょっとだけ観やすいんですけどね!
で、まず静止画を面相で観てみます。
今回の考察も、背景抜きでフラットな状態で観ます。
やはり誰もが、死刑囚であり、犯人かもしれない、みたいな先入観があるとどうしても悪そうな印象が心の奥底では働いてしまいます。
なので、何もやっていない、初めて見た人というフラットな状態でみます。
眉・目元の診断
まず、眉の下がりと目の下がり、実はこの部分だけの面相で観るならば、控えめで、案外人情派なタイプ。
この人が子供がいる母親ならば、子供の事を大切にする母親という読み方になります。
そして鼻はかなり大きめですよね。しっかりした人間。まぁオカルトでいうならば金運はいいとされる部分です。
口は小さめで、この口の開け方は、小心者で神経質で気が小さい、人に責められると嘘をつく事もある、と読み取ります。
まぁ面相だけは観相学ではかなり不十分です。
一応、今言った感じのパターンが多いですが、まだまだ確実性に乏しいので、もっと根拠を重ねていかないといけません。
よほどのシリアルキラーや小野悦男クラスでないと面相だけで読み取るのはかなり難しいんですよね。
声・話し方の診断
次に見る部分はインタビュー動画をみなさん、探してみてください。
僕は林眞須美さんを見るのはこれが一番決定的だと考えるんですね。
それは声と話し方です。
これね、本人はかなり頑張って必死に喋っている印象を受けます。
で、更には本当はメディア等に出るのが苦手で、恥ずかしがり屋のシャイなおばちゃんです。
他の動いてる動画を観て行動も観察してほしいんです。
記者に水をかけているシーンばかり流し印象操作されましたが、歩く所作、動く素振り観ても、気の弱さが伺えます。
ホースは必至の抵抗だったんでしょう。毎日家にあれだけのカメラを向けられて。
と、ここまでそろった手掛かりによると、他の情報一切抜きにして僕の観相学だけで観て語らせてもらえるならば、気の弱い、むしろ臆病者、静かでシャイなおばさん。
少し見栄は張りたい部分もあり、誤情報などによるいじりには、弱虫ながらも反論したいタイプに見えます。
ちょっとだけはマウンティングしたいようなところもあります。
負けを認めたくないというか、少量ながらも意地があるというか。
なかなか人の特徴を言葉にするって難しいですね。
ここら辺も感覚的な部分が入ってきますが、世間?マスコミ?が名付けた「毒婦」というようには見えないんですよ。
あくまで、僕の感想ですよ。僕が全部正しい訳ではないですし、一個人の勝手な意見として聞いてくださいね。
事件自体の考察
で、事件に戻ります。
観相学でみたところ、そんな特徴の彼女がこんな大それた犯罪を行えるのでしょうか。
僕はこの事件自体が通常の殺人事件より遥かに厳しい事件だと考えます。
もし殺人事件にレベルを作るならば、
- 一人の相手を56す=レベル1
- 狙った相手を二人以上56す=レベル2
今回のさらにその上、レベル3というか、もはや無差別テロに近いです。
犠牲者だけを見ると、63人がヒ素中毒となり、残りの4人が死亡です。
ここまでの事が出来るとは到底思えません。
あまりにも不特定多数過ぎるので、誰かを狙える訳でもありません。
自分の家族だけに先に話したにしても、子供の友人や、友人家族が亡くなるわけです。
そこまでのレベルの殺人を出来ますか?
考えてください。
自分の息子や娘には「食べちゃダメ」と注意したとのならば、子供たちは自分の母親が犯人だと理解するはずです。
自分は助かっても、友人などが死んだ場合、いかに母親であっても軽蔑するに決まっています。
この無差別テロ系な犯行は、誰が生き残るか、死ぬのか、どこまで被害が及ぶのか、など一切予測不能です。
カレーに毒物を入れた犯人であっても、そんな事をわざわざ林眞須美さんがやるという事はありえない気がします。
では次の考察です。
誰がカレーに毒を入れたのか?
2点目、じゃあ誰が一体カレーに毒を入れたのか?という事です。
先ほども話しましたが、これは誰か特定の人物を狙い撃ちしたわけではなく、一切何人に影響を及ぼすか、何人死ぬのか、知っている人間がそれに当たるのか、などまったく想像が出来ない犯罪です。
という点から犯人像を考察するならば、ぶっちゃけ、大人がやったとは考えにくい事件なんです。
大人であれば、こういう事をするには理由があります。
そしてこれだけの被害を及ぼす事件ならば「これをする=死刑確定」などは誰もがわかる事です。
そこまで無意味な事を人生かけてやる人間がいるとは思えません。
僕が考察するならば、子供のいたずら、というのが最も近いです。
しかも子供は、ここまで甚大な被害になるとは予想出来なかったんじゃないですかね。
皆が「まずい」といってカレーを食べれなくなるとか、最悪、食べた人が腹痛になるくらいの見通しのいたずらという気がします。
以上の2点を観相師から見た、僕の独断と偏見で語らせてもらう林眞須美さんの犯人である確率は、どれだけ無理やり、犯人にしたてようとしても、確率0%ではないかと予想します。
真犯人は誰とまでは断定できませんが、「大人ではなく子供」と考察します。
もう23年も前の事件ですから、もし僕の予想通り、犯人が子供だったとしても、その子はアラサーでしょう。
ずっと心の中に闇を抱えているはずですし、一生モヤモヤが消えないでしょう。
こういう動画やニュースがアップされる度に、全部チェックしているでしょうね。
けんけんからのメッセージ
もし真犯人が観てると仮定するならば、僕からメッセージ言ってもいいですか?
けんけんから真犯人へのメッセージ
自分で出頭してみてはいかがでしょうか?
一生その事実を抱えたままでは、逮捕はされないかもしれませんが、日本ではなく地獄に住んでいるのと一緒ですよ。
今からでも名乗り出れば、その闇から解放されるかもしれないですよ!
と言ってみましたが、もしそういう風に出頭しても警察は無視するんじゃないですかね。
ここで真犯人が見つかって、林眞須美さんの誤認逮捕を認めたら大変な不祥事になってしまいますからね。
ひょっとしたらもう真犯人は名乗り出ていて、ずっと黙殺され続けているのかもしれません。
信じるか信じないか、、、いや、人のネタなんでやめておきましょう(笑)
ポイント
- 林真須美さんを観相学で観ると気の弱い、むしろ臆病者、静かでシャイな人物。
- 林眞須美さんの犯人である確率は0%である。