
目次
動画でも解説しております
はじめに
本日はリクエストがかなり多かった女性、福田和子です。
近年の日本の女性犯罪者でいうと、知名度はTOP5に入るのではないでしょうか。
犯した罪の重さがTOP5というよりは、
- 逃亡してた期間や時効間際に逮捕された事
- 公開捜査番組で何度も取り上げられた
- 懸賞金がかかっていた
等の要因から、当サイトの読者の大人の方でしたらだいたいはご存知でしょう。
また、観相学的に見ても特殊中の特殊。
7つの顔を持つ女と言われるくらい整形手術を繰り返していたので、超珍しいタイプの犯罪者考察になります。
なかなか同じような例をみないですよね。
アメリカでいうならば整形ではないですが、ビリー・ミリガンクラスで珍しいのではないでしょうか。
今日も事件の考察、観相学で観る部分まで解説や説明が入りますので、「そんな部分はいらないよ!」っていう方はその部分まで項目を飛ばしてくださいね。
RIKKAさん
マイニャンさん
悪いやつは詳細があるんですかね。福田和子とか小林カウとかも詳細ありましたよね。
安藤楓さん
福田和子は整形繰り返してますよね。
行きつけのカラオケ屋の主婦がマラカスとタンバリンから指紋採取して警察に捕まったのは有名な話ですよね。
ようさん
4名の皆さま、また同じリクエストをしてくれていた皆さま、ありがとうございます。
さて、福田和子です。今回はどうしようか悩んでいます。
なにせ顔をこんだけ変えられていたら、いつの面相をみればいいの?って事になりますよね。
どのくらいの年代の人から知らないですかね。20歳くらいのユーザーさんはもう知らないかもしれませんね。
知らない方の為に事件の詳細から話します、今日の項目です。
- 松山ホステス殺害事件について
- 福田和子を観相学で観てみよう
- 整形してたいた場合の観相学
- まとめ
の4項目で話していきますね。よろしくお願いいたします。
1.松山ホステス殺害事件について
1982年8月19日に愛媛県松山市のマンションでホステス(当時31歳)が元同僚のホステスであった福田和子に殺害され、福田和子とその夫がマンションから家財道具を運び去って逃亡。
家財一式が奪われたうえに、女性の遺体が松山市内の山中に遺棄された強盗殺人及び死体遺棄事件である。
殺害後、夫は和子に自首を勧めたが和子はこれを拒み、夫は死体遺棄の共犯で逮捕された。
被害者宅の家財道具は一式、和子が松山市内に借りたアパートに運び込まれ、この運び入れに際して多くの目撃証言があり、松山東警察署は強殺事件として捜査を開始した。
犯行4日後、和子は松山駅から急行列車と宇高連絡船で本州に逃亡、15年にも及ぶ当て所ない逃亡生活を始める。
当初の逃走資金は60万円ほどであった。
和子は早速、金沢市内で求職するも34歳という年齢から飲食店関係に採用されなかったが、不採用であったスナックに飲みに行き情の深い経営者に採用された。
採用2日後、整形手術を受けるため上京した後、店に戻り、そこで市内の和菓子屋の店主と知り合い交際し内縁関係となる。
3代続く老舗和菓子店を切り盛りし、店の売り上げも相当に伸びたという。
また、親戚と偽り実子を呼び寄せ店で働かせている。
3年後、指名手配書が全国に貼られ、和菓子屋の家族も和子の素性を疑い始め通報。
店の知人の通夜の手伝い中に石川県の警察署員が急行したが、それを察知した和子は自転車で逃走し、名古屋市に向かう。
市内のラブホテルで住み込みの客室係として採用される。
しかし、たまたま名古屋市の緑警察署に運転免許証の更新に行った同僚が指名手配写真を見て、和子に自首を勧めたため逃亡、市内の別のラブホテルの面接を受けたが、その際、顔写真と、雇用契約の拇印をとられたため、1988年5月13日名古屋市から離れ福井市に現れ、求職し住み込みでホステスをする。
1992年大阪市内の売春宿に移るが、すぐに辞める。
松山東警察署は、公訴時効が迫っていることに焦り始め、
- 手配写真入りのテレホンカードの配布
- 肉声の公開
- 懸賞金100万円
という近代警察史上前例のない捜査手法を採用した。
公訴時効まで1年の頃には、再び福井市の福井駅前のビジネスホテルを定宿にしていた。
当時の客室係の談によると、この頃の和子は涙に濡れた枕カバーを、頻繁に窓から干していたという。
公訴時効直前の大々的なテレビの特別番組が、和子が行きつけにしていた福井市内のおでん屋の常連客の目に留まり、店に立ち寄った和子の指紋のついたビール瓶が回収され、その後店を出たところで逮捕された。
身柄は福井駅から岡山駅まで鉄道、岡山駅からは自動車で松山東警察署に移送された。
この事件で注目されたのが、犯人の福田和子が整形手術を受けたうえで当時の強盗殺人罪の公訴時効である15年(延長を経て、現在は無期限)直前まで逮捕されず逃亡したことであり、マスコミ報道を見た市民による通報で逮捕されるとの劇的な幕切れを迎えたことであった。
時効成立まで21日前の逮捕であった。
その後、福田は15年ぶりに松山市に身柄を送致されて取調べを受け、1997年8月18日に殺人罪で起訴された。
公訴時効が成立する11時間前の起訴であった。
2003年11月、最高裁で福田の無期懲役が確定し、服役した。
服役から1年4か月後の2005年3月、くも膜下出血にて和歌山刑務所で死去。享年58歳。
と、ここまでが事件の概要でした。
ポイント
- 福田和子は松山ホステス殺害事件の犯行後、整形しながら約15年に及ぶ逃走劇を繰り広げ時効寸前に逮捕された
次にいきましょう。
2.福田和子を観相学で観てみよう
はい、まずはこれを観てください。
すいません。これね、色々と調べたんですが、どれからどれへ、つまりそのフリーザでいうところのどれが第一形態で、どれが第二形態かっていうのがよくわからないんですよね。
整形した順番っていうのが(笑)
紹介しているサイトなどもあったんですが、信頼性が微妙なんですよね。
なので、この画像がまだ一番写りが良かったので、この面相を観てみましょうかね。
いつものようにこちらも先入観を抜きで観ていかなくていけません。
それが人を見る時に一番大事な事です。
正直、面相とかやっていなくても殺人犯の写真を観て、「こいつは悪そうだ」「やると思っていた」なんて後出しじゃんけんだったら誰でも出来ますからね。
この一枚の静止画でそれがわかれば、その人は神様か超能力者のどちらかです。
後出しじゃんけん、「僕わかってますよ」と必ず一人二人は来るんですよ、これ系等の記事をアップすると。
「殺人犯なのに気が小さいわけないやろ、ボケ」とかね。いやいや、だから、何もやる前に殺人犯ってわかるのか、と(笑)言ってやりたいです。
良い画像がなくて、それは申し訳ありません。
で、この静止画ですと、いつものようにまぁ確度7.8割にしておいてください。
頭部
まずは頭部からいきましょう。
少し後頭部が見れないので、額の部分だけの鑑定になって申し訳ないんですが、これは想像力や推理力に優れており、損得勘定などが得意で、機転が利くタイプと読みます。
実際にこの部分は面相的には的中していると思います。
警察から家に電話があった時に、自分が出たにも関わらず、
- 子供の声真似で子供が電話に出ていると警察に思わせたところ
- 和菓子屋勤務の時、警察が来たのに気づき、人の自転車で逃げたところ
など、そもそも15年間近くも警察から逃れられているという点で、その点は優れていたのではないかと想像できますね。
眉
次に眉なんですが、たぶん女性なので、書いているし、整えているので、見づらいんですが、おそらくはこの眉は芸能関係や、極光を浴びる仕事などで才能を発揮するタイプだと見えます。
つまりは自分自身を売る事に長けているという眉ですね。
目
そして目です。
というよりはこの目と目の間ですね。
面相学上では山根(さんこん)というんですが、この広がり方は、そしてしわもない女性は性欲が強いと言われています。
一度、やりすぎ都市伝説で確か友近さんが、この福田和子の話をしていたんですが、「次々になんで福田和子に男性がハマっていたかは、性のテクニックがすごかった」と言われていましたが、あれはまんざら嘘ではないかもしれませんね。
目と下まぶたが少し上に出ているので、周りの人から信用を得る、笑顔で人から愛されると読みます。
鼻
そして鼻なんですが、ちょっとね、鼻の高さがこの写真からわからないんで、かなり確度が下がってしまいますが、女性の鼻は、付き合う男性や旦那の出世を意味すると言われますが、このタイプは本来、男性をよくするはずの鼻なんですが、旦那は死体遺棄で捕まってますしね(笑)
まぁ和菓子屋の時はいい内縁の妻だったらしいので、そちらの方では才能が発揮されたんでしょうか。
ただ本当に写真ですので、まぁこれくらいですね。
耳
耳は隠れているんですよねぇ。
まぁこういったところも写真では難しい一つの原因になりますね。
口
口ですね、上唇は薄く、この幅。
計算して恋愛に入るタイプと読みます。
それとこの口の開け方から、社交性もかなりあるタイプで本来は人間関係をうまく出来る、と占断するのが普通でしょうね。
顎
あとはこの顎ですね。
かなり出ています。これはまぁ策略家と読むのが一番正しい診断ですかね。
まぁあくまでも画像一枚での診断、かつ面相のみで全てが読めるわけではないので、一応の鑑定と思っておいてください。
めちゃくちゃ離れている事もないと思いますが、このくらいの考察がずっとやってきた人間でも精一杯正直なところです。
ぶっちゃけで、「何でもかんでもわかっているよ!俺最強!全て見通せます!」っていう記事作るのは簡単なんですが、僕は霊能力とか超能力とかと一緒で嘘をつきたくないんですよね。
そんなスーパーマンはいません。100%完璧に写真一枚から全部読み取れる人間は存在しません。
そもそも、面相で全部完璧にわからないからの観相学なんです。
人間を読み取ろうと思うと沢山の根拠が必要になっていきます。
声・口調・ワード
というわけでせっかくなので、声と口調、しゃべるワードを聞いてみましょう!
逮捕の原因になったのは、顔ではなく声ですからね!
2:41から
福田和子「捕まるんが面白いんやろ。楽しみにしているんでしょうが。私が捕まるの。そんなドジはしない。危ない危ない。」
と音声を聞いて頂きました。
まぁ、この喋り方からいって、上から人をこばかにしたようなセリフ。
自信過剰な性格が伺えます。
危ない、危ない。というのは逆探知などを恐れているんですが、案外そこがあまかったですね。
この電話の音声さえなかったら、逮捕されていたかどうかはわかりませんからね。
逮捕のきっかけになったのは約15年間、全国に警察が広め続けた「顔写真」ではなく、時効33日前に公開したこの音声が原因です。
つまり、福田和子は逆探知される事には怯えて警戒していましたが、音声を録音されて、それを流されて、そこから人にバレるというのは想定外だったはずです。
これはやはり自信過剰な人間がよく陥るミスですね。
顔を何度も変えている。
おそらくは顔からしかバレる事がないと思っていた油断でしょう。
というわけで、観相学というのは決して面相だけでなく、10秒くらいしか話していない言葉からでもある程度は読み取り可能で、面相と合わせれば、こズルい、悪知恵が働き、自信もある程度はあった。
しかし、その自信から行きつけのおでん屋を作ってしまい、そこからボロが出てしまったのでしょう。
ある程度、機転がきいて、ずるく立ち回れて、14年11か月逃げたのに、1か月我慢出来なかったのは、やはりそんな女性であっても人恋しさがあったのでしょう。
30日間じっと屋内にいればよかった訳ですからね。
殺人逃亡犯でもやはり一人の人間、危険を冒してまで子供と会ったり、おでん屋に行くって事ですね。
たらればはありませんが、同じ店のホステスを殺してなければ、不倫などはガンガンするでしょうが、うまく立ち回ってそこそこの生活は出来てたんじゃないかと想定しますね。
ポイント
- 福田和子を観相学で観ると「こズルい、悪知恵が働き、自信もある程度はあった」と読める
3.整形していた場合の観相学
ここまで整形されると、どれが元の顔かわからない特殊な事例でした。
なので、面相読み取りがいかに不確かであるかという証拠かもしれません。
もちろん、ある程度は整形している事は前にもいいましたが、わかります。
細かい部分だったり、ヒアルロン酸うったり、まぶたの裏だったり、医者の先生がわからないものは僕らでもわかりません。
そして、観相学は人を瞬時に観て判断するものではありません。
もちろんそれが可能な超極悪人もいます。
僕がいっつも話している0.1秒でわかる人間ですが。
別にそんなすぐにわかる必要はないんです。
前からいきなり包丁やナイフ持って襲われる場合は、そこで面相観れても意味ないです。
相手がどんな人間かわかる、詐欺に遭わないようにするのだったら、人間関係を作っていく中で相手の正体に気付いていければ問題ないんです。
なので、何度も整形している場合でも、他の部分から情報を取れるように勉強するのが大事です。
顔は単なる一つの要因に過ぎないので、相手を観れる部分はまだまだ無数にあります。
もちろん整形をしてても面相から情報が取れる場合もありますし、そこら辺は臨機応変にしてください。
ただ福田和子が証明したように、いくら顔をいじっていても、変えられない部分が人間にはあるという事です。
ポイント
- 観相学は人を観て瞬時に判断するのではなく、人間関係を作っていく中で分かれば良い
- 顔は一つの要因に過ぎない
- 整形しても変えられない部分がある
4.まとめ
今日の福田和子ほどの人間はさすがに周りにそういないでしょう。
ただ15年間もの間色々なところを渡り歩いたというのは、執念がすごいですね。
その間に会った人間の話は、「よく働くいい子だった」という評価が多かったみたいです。
- モンスターなのか
- 人間なのか
- サイコパスなのか
- そのすべてをもつ複合型なのか
そこら辺は出回っている資料だけでは判断つかないですね。
というわけで今日はリクエストが多かった、福田和子と事件を解説しました。
これを観て、今後は相手の顔だけでなく、声やしゃべり方にも注目してみると新たな発見があるかもしれませんね!
ポイント
- 相手の顔だけではなく、声やしゃべり方にも注目してみよう