宅間守を観相学で観る【悪人観相学】

動画でも解説しております

はじめに

サムネイルでおわかり頂いていると思いますが、悪人観相学の時間がやってきましたよ。

「プロレス名画座」の門馬忠雄氏風1万人ほど観てくれていれば、おそらく一人はわかってくれるであろう、FIGHTING TV サムライの人気コーナー「プロレス名画座」の門馬忠雄氏風に入ってみました。

この辺で無理やりにでもふざけておかないと、この悪人観相学のコーナーはただひたすらに張り詰めた空気になってしまうんですよね。

宅間守今日はかなりの極悪人、これに異論を唱える人間はいないので悪人と銘打っても何も問題ないでしょう「附属池田小事件」の宅間守です。

知っている人は知っていると思うんですが、これは捕まった後でさえ態度をまったく改めなかった、珍しいタイプの本物の悪者です。

もちろん多くリクエストも頂いておりました。

というわけで本日もこのコーナーの流れ通り、まずは視聴者様から頂いたリクエストを読み、そして「附属池田小事件」について解説をしてから、宅間守を観相学的にみていきますので、「お便り読みは要らない、事件についてはよく知っている」という方は観相学の項目まで飛ばしてくださいね。

では、まず沢山いただいておりましたリクエストから代表して2名様のメッセージを読ませて頂きます。

つきはなさん

悪人、といえば宅間守はどうでしょうか?母親がお腹の中にいる宅間守を「この世に出しちゃいけない気がする」と言って、中絶しようとしたけど夫に止められて産んだということで、生まれながらに「悪魔」だったこの方。分析しがいがありそうなので是非お願いします。

おーかなでさん

口の横幅が狭いのもヤバいと聞いて宅間守のねじれた唇が怖かったのも思い出しました。

リクエストをくださった2名の方、また同じ質問をしてくれていた皆様、ありがとうございます。

ではまず今日の項目を発表します。

  1. 附属池田小事件について
  2. 宅間守を観相学で観る
  3. 附属池田小事件と宅間守のまとめ

の三項目でいきます。よろしくお願いいたします。

1.附属池田小事件について

若い視聴者さんはまったく知らない人もいるでしょうから、まず事件について解説していきましょう。

附属池田小平成13年6月8日午前10時過ぎころ、宅間守は自動車で附属池田小学校南側正門前に至ったが、同所の門が閉まっていたことから、そのまま通り過ぎ、同所から離れた自動車専用門に至り、開いていた同小学校専用門の前に自動車を止め、出刃包丁及び文化包丁の入った緑色ビニール袋を持って、同専用門から同小学校敷地内に立ち入りました。

2年南組の担任教員は体育館の横で、宅間とすれ違い軽く会釈をしたが、会釈を返さなかったので、「保護者でもなく教職員でもない」と思ったにもかかわらず、何らかの雰囲気を察して振り返るなど、宅間の行く先を確認せず、不審者という認識を抱けませんでした。

2年南側宅間は、10時10分過ぎころ、2年南組テラス側出入口から担任教員不在の教室に入り、出刃包丁で5名の児童を突き刺し死に至らしめました。

宅間はテラス側出入口からテラスに出て東に隣接する教室に向かい、教室に入ります。

宅間は侵入したと同時に3名の児童を次々と突き刺し、うち1名を死に至らしめました。

宅間に気付いた、2年西組の担任は、悲鳴をあげ、校内放送を用いて誰かに知らせようとしたが利用を停止しました。

その後、教員は宅間が児童に向かって包丁を突き刺すのを見たが児童の避難誘導をせず、警察へ通報するため事務室に向いました。

110番通報途中で教員は、廊下で倒れて苦しんでいる児童を見たが、そのまま事務室に飛び込み、10時18分に110番通報します。

警察が、救急車を要請したのは、通報を始めてから5分後でした。

包丁を持った男教員不在の間に、宅間は逃げる児童を追い回し、教室内、出入口付近、廊下で5名の児童を突き刺し又は切り付け、うち1名の児童を死に至らしめます。

次いで出入口から廊下に出て、東隣にある2年東組に向かい、10時15分過ぎころ、2年東組廊下側出入口から教室内に入り、児童2名を出刃包丁で切り付けます

椅子を持っている男性宅間は、教室内で状況を見た教員から椅子を持って追い掛けられたことから、テラス側出入口に向かって逃げたが、その途中で教室後方にいた児童1名と、さらに同出入口付近で別の児童1名を突き刺します。

宅間は通り掛かった教員にタックルされ取り押さえられそうになったことから、教員を殺害しようと考え、出刃包丁で突き刺します。

その際、宅間は教員から椅子を投げ付けられたものの、これを意に介さず、テラス上にいた児童を見付けて、その児童らを西方向に追い掛け、1年南組教室内に児童の姿を認め、教室内に入ります。

宅間は出刃包丁で3名の児童を突き刺し、うち1名を死に至らしめます。

さらに、児童1名を出刃包丁で突き刺した際、駆けつけた教員に背後から出刃包丁を持っている右腕をつかまれたが、教員を切り付け、出刃包丁を左手に持ち替え、倒れている児童を突き刺しました。

犯人を取り押さえる警察官宅間は、10時20分、教員及び副校長によって殺人未遂の現行犯人として逮捕され、間もなく、現場に到着した警察官に引き渡されました。

取り押さえてから犯人確保までの間、学校は状況把握と組織的な対処行動ができませんでした。

死亡した8名の児童は即死ではなく、救命活動の遅れが死因に直結する失血死でした。

児童に対する組織的な避難誘導、救命活動、搬送処置が行えず、被害を最小限にくい止めることができませんでした。

と、ここまでが事件の概要でした。

宅間が注目を集めたのは、その残虐な犯行だけではありませんでした。

宅間守の暴言逮捕後、精神障害のふりをして罪を逃れようとしたり、裁判がはじまり発言できるようになると、殺害された児童の保護者に罵声を浴びせるなど、その言動はさらに大きな批判を浴びました。

警察に逮捕される人宅間は事件前、公務員として小学校の事務職で勤務していた際、同僚のお茶に薬物を混ぜて逮捕されたことがありました。しかし、精神的な疾患があると責任能力がないとされています。

宅間守宅間の動機は

  • 「大量に人を殺すような事件を起こせば(前妻が)私と知り合ったことを後悔するだろう。」
  • 「私の苦しい思いを、できるだけ多くの人にわからせてやろう。」
  • 「死刑覚悟で小学生を多数、殺すしかない」

と語っています。

そして、犯行直前に自宅近くの刃物店で出刃包丁を購入。

車で附属池田小に向かい、犯行に及びました。

その時の模様を宅間は供述調書でこうも語っている。

「捕まえられるまで刺し続けるつもりでした。できるだけ、多くの人を刺そうと考えていた。」「目についた子供を手あたり次第、刺した」と。

事件については、犯行を認めて自供した宅間だが、遺族への謝罪、反省の弁は全くありませんでした。

宅間守の身勝手な発言初公判では、証言台の前に立たされると、「座ってええかな」と悪態をつき、死刑判決が予想される中、「死ぬことにビビってません」とアピールしていました。

と、とんでもない前代未聞の事件でした。

ポイント

  • 附属池田小事件とは、2001年6月、大阪教育大学付属池田小学校で児童8名が殺害され、児童と教員15名が重軽傷となった無差別殺人事件。

    では次の項目です。

    2.宅間守を観相学で観る

    はい、観相学のコーナーです。

    こちらもいつものようにちゃんと注意事項を話しておきます。

    確度は下がります僕自身、この宅間守には一度も会った事はありませんので、動画・静止画などで観ての鑑定になりますので、通常の確度の7.8割くらいと思って頂けると幸いです。

    また彼は大量殺人を指導した悪人ですが、そういった情報を抜きに出来るだけフラットな状態で面相を観ていきます。

    なかなか先入観を無くすというのは難しい事ですけどね。

    それがあるとどうしても占断が狂いがちですので、頑張っていきましょう!

    瞬時に分かる国籍

    国旗が巻かれた地球にいろいろな国籍がある数々の特徴からぱっと見で瞬時にわかるのは、まぁ国籍の予想なんですが、これを言うと、またうるさいのが来るので、僕はあえて何も言及しませんので、そこら辺が気になる方はご自分でググってみてください。

    額の診断

    まずは上からみます。

    額額、生え際が丸型、まさに色に迷いやすいと言われる相です。

    後出しじゃんけんでも何でもなく、おそらくはどの面相の書を買ってもそう書いてあるはずです。

    眉・目元の診断

    眉・目元何枚か写真を観たんですが、眉間のしわは薄く横に入ってると思われます。

    これが不満の相といってわかりやすい凶相、また目と目と間が離れている山根が広いというのも特徴的で、やはりは女好きと読めます。

    眉毛は左右不均衡で吊り上がっております。

    こちらも不平不満をいだく凶相。

    まぶたがふさがり、目も吊り上がるというこちらも、まぎれもない誰でもわかるくらいの凶です。

    正直いって、顔を上下半分で割ったならば、上部分は良い相がないくらいパーフェクトな悪人面というやつですね・・・。

    ここまで悪いと今の時代でマスクをしていてもわかるクラスです。

    頬・鼻の診断

    鼻・口元しかし下半分はそうでもないんですよね。

    この顔で目立つのは、頬骨です。

    面相では頬骨の事を観骨(かんこつ)といいます。観相学の観です。

    男性の場合は頬骨が出ていた方が吉相とされるんです。

    この場合は意志が強い、と読めますが、もちろん頑固とも取れます。

    ただ一つ、この部分でダメな事が書籍にも書いてあるのが「野蛮である事も多い」です。

    宅間の場合はここが当てはまるのかもしれませんね。

    むしろ鼻にいたっては悪くないです。

    特に男性だったら、どっしりと大きい鼻は出世や財運を意味する事が多いんですけどね。

    この人の場合は性欲の強さだけが目立った感じです。

    小鼻の部分が張っているのもパワフルな人間と占断される事が多いです。

    口元の診断

    口元ただ口はよくないですね、幅が狭く、写真によってはゆがんでいるのがわかります。

    世の流れなどに従う事が出来ない常に何にでも噛みついて逆らってくるタイプです。

    宅間守の面相だけの診断

    不満が多い人と性欲が強い人こんなところから、宅間守を面相だけで観るならば、案外単純で目立つ部分は二つしかありません。

    「性欲」の「不満」この2ワードに集約されると思います。

    ハッキリ言えるのはこんなに大きな事件を起こしていなくても、必ずなんらかの事件を起こしていたでしょうし、仕事やビジネスでの成功は絶対に0%と面相だけでパーフェクトに占断出来る顔ですので、この人はかなりわかりやすい上位に入ります。

    人によって、顔ではあまり情報を取れない人、そこそこ取れる人、一瞬顔を観ただけでだいたいわかってしまう人、宅間守は最後の人で、さすがにすぐにわかるイージー問題です。

    おそらくは僕のような観相師でなくても、そこそこ一般の方でも予想出来るタイプの人間だと考えられます。

    ポイント

    • 面相のみで観ると、性欲が多く不満も多い凶相である。
    • ビジネスでの成功は絶対に0%。

    3.附属池田小事件と宅間守のまとめ

    僕が気になったのはコメントの文章で頂いた「母親がお腹の中にいる宅間守を「この世に出しちゃいけない気がする」と言って、中絶しようとしたけど・・・」というところです。

    これはどのタイミングで言ったかなんですが、もし事件後のインタビューなどでそう話したのなら、マスコミへの後付けのセリフかもしれません。

    もし母親が本当にこのセリフを言ってたのである場合は、よほど父親に難があったのではないかと想像出来ます。

    宅間守の生い立ち

    幼少期いじめなど数々の問題を起こした宅間守宅間は1963年に兵庫県の工員家庭の家に生まれ、幼少時代からたびたび問題行動を起こし、3歳の時に三輪車で国道の中央を走って渋滞させたり、小学校では自分より強い児童にはいじめられていたが、自分より弱い児童に対しては徹底的にいじめるなどした。

    すなわち、いじめられっ子であると同時にいじめっ子でもあった。

    乱暴者で、猫などの動物を新聞紙に包んで火をつけて殺害したこともあった。中学入学後も弱いものいじめは継続して行っており、一人で軍歌を大声で歌っていたこともあった。

    宅間は幼いころから「高学歴・高収入のエリート」に対する屈折した羨望、嫉妬を抱いていました。

    尼崎の工業高校を中退したあと、定時制高校編入もすぐ退学。

    ガソリンスタンドでのアルバイトを経て18歳のとき航空自衛隊に入隊したが1年で除隊させられる。

    除隊の理由は「家出少女を下宿させ、性交渉した」ために懲罰を受けたと記述されています。

    除隊後は運送会社やトラック運転手、引越し業者など十数社転職を繰り返している。

    高速道路を逆走してきた赤い車と正面衝突しそうになって焦る対向車精神的に荒れ、家族に暴力をふるったり、傷害、暴行などに走り、また高速道路を逆走するなど非行を行うようになった。

    強姦事件1984年、マンションの家賃の集金と称して女性の部屋に上がり込み、強姦事件を起こしている。

    事件後、母親をともない精神科を受診し入院するが、入院中に5階から飛び降りて重傷を負う。

    この時、統合失調症の診断を下されている。

    逮捕・収監初犯の強姦事件では懲役3年の実刑判決が確定し、奈良少年刑務所に服役している。

    30歳のとき非常勤の地方公務員になり、伊丹市営バスの運転手やゴミ収集、伊丹市立池尻小学校の用務員を務めていたが、この間もバスの運転最中に乗客女性に「香水の匂いがきつい」ことを理由に言いがかりをつけてトラブルを起こし懲戒処分を受けています。

    1999年に小学校教諭が飲む茶に精神安定剤を混入させる行為で傷害容疑で逮捕されたものの、刑事処分は「責任能力なし」として受けなかった。

    なお、精神安定剤混入事件について宅間は「先生達に無視され家族とも上手くいかず、人間関係による鬱憤を晴らしたかった」と語っています。

    弱そうな人の胸ぐらを掴んで喧嘩を売っている(暴力を振るっている)ガラの悪い男性その後ふたたび職を転々とするが、そのたびに暴行事件などを起こしたため長続きしておらず、2000年末ごろから最終的に池田小の通り魔殺人事件で逮捕された当時までは無職でした。

    また、初犯の強姦事件を除き、15回もの逮捕歴があったが、すべて精神障害を理由に不起訴処分になっている。

    また、4回の離婚や自殺未遂も経験している。

    と書いてありました。

    やはり起こすべくして、起こした事件。

    そもそもが今までの悪人観相学でも何度も話してきましたが、逮捕歴15回の人間を野放しにしているのがどうかと考えます。

    日本はかなり罪が甘いと、こういった事件と、その犯人の犯罪歴を見る度に思うのです。

    いつも被害を被るのは結果、善良な一般人なわけですからね。

    ポイント

    • 宅間守は転職と犯罪を繰り返していたが、15回の逮捕歴はすべて精神障害者を理由に不起訴処分になっている。
    • 逮捕歴15回の人間が野放しになっている日本は犯罪者に甘い。
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