目次
動画でも解説しております
はじめに
本日もこの記事も、考察までの説明や解説は少し長いです。
内容が内容だけに誤解がうまれないようにしないといけませんので。
なので「そういった説明はいらん!」という方は、本編の考察まで記事を飛ばしてください。
また、事件を調べた結果、憤りを感じているので、言葉などが汚くなる箇所もあるかもしれませんので、そういうのが嫌な人はもう記事を読まないでください。次回の記事であいましょう。
今日は意外?というか予想してなくて、急にリクエストが多かった記事になります。
以前、有名な事件「飯塚事件」の動画をアップしました。この事件は非常に有名な事件であり、いわくつきの事件であります。
僕らのような犯罪心理学や犯罪考察理論、観相学を学ぶ者にとって、こういった事件は言い方が悪いかもしれませんが、かっこうの勉強の素材になるんですよね。
資料という方が正しいですかね。
布川ふかわ事件、狭山事件、袴田事件、足利事件、名張毒ぶどう酒事件などなど、有名なのを挙げてみましたが、こういった事件を僕らは必ず調べて自分なりの考察をしたり、容疑者になった人の写真や動画を研究したりします。
ゆえにこういった冤罪事件と呼ばれるものや、八王子スーパー強盗殺人事件、世田谷区一家殺人事件などの未解決事件には正直、かなり詳しいですし、資料や本も手に入れられる物はだいたい買っているはずです。
しかし、今回の事件はそれこそリクエストくるまではほぼほぼ調べていませんでした。
もちろん僕も日本に住んでいるので事件が話題になった事は知っています。
しかし、まぁ犯人がわからない事件や、未解決事件などではないので、特別に気にかけている事件ではありませんでした。
皆さんからのリクエストを頂いてから、調査や鑑定・考察に入りましたので、公開までに時間がかかった事をお詫び申し上げます。
あまりいい加減な記事を挙げたくないので。
リクエストを頂いた皆さんの紹介を先にしていきましょう。では、いつものように数名分読ませて頂きますね。
あまがささん
フトシフトシさん
工藤和男さん
リクエストを読まさせて頂いた4名の皆さま、また同じ内容の質問をくれておられました他の皆さまもありがとうございます。
今日の記事は、この飯塚幸三被告が起こした「東池袋自動車暴走死傷事故」について観相師なりの考察をしていきます。
本日の項目です。
- 東池袋自動車暴走死傷事故の解説
- 観相学で飯塚幸三被告を観てみる
- 東池袋自動車暴走死傷事故の考察
- 最後に
で進めていきますので、よろしくお願いいたします。
項目分けをしてありますので、事件内容を知っておられます方は、飛ばしてください。
1.東池袋自動車暴走死傷事故の解説
東池袋自動車暴走死傷事故とは?
東池袋自動車暴走死傷事故は、2019年(平成31年)4月19日に東京都豊島区東池袋四丁目で発生した交通事故(自動車暴走死傷事故)。
高齢者の運転する乗用車が暴走して交差点に進入し、歩行者・自転車らを次々にはね、計11人を死傷(母子2人が死亡、同乗していた加害者の妻を含む9人が負傷)させた。
加害者は自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で書類送検・在宅起訴され、2020年(令和2年)10月から東京地裁で刑事裁判が開かれている。
と、まずは簡易的な説明です。
事故の概要
起訴状によれば飯塚被告は昨年4月19日の午後12時23分ごろから、普通乗用車にて豊島区東池袋の二車線道路を時速約60キロメートルにて走行中、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込み、そのまま時速84キロメートルまで加速。
さらに時速96キロメールまで加速を続け、横断歩道付近にいた通行人や車に次々と衝突し、自身の妻を含む9名に重軽傷を負わせ松永さん母子を死亡させるに至った。
冒頭陳述で検察側は、「飯塚被告がブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違えたのは直前の運転中の度重なる車線変更が契機になっている」と指摘した。
この日、食事をするために板橋区内の自宅マンションを出た飯塚夫妻は、飯塚被告の運転する車で、文京区のレストランに向かっていた。
事故直前に車線変更を行なったところ、前方のバイクに近接した。
そのためまた車線変更をすると、今度は前方の乗用車に近接した。
この過程でブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違えて縁石にぶつかるも、そのまま走行を続け、事故が起こったとしている。
また、加害者の弁護人も同様に「(加害者が)アクセルペダルを踏み続けたことはなく、車の制御システムに何らかの突発的な異常が生じた可能性がある」として無罪を主張した。
一方、検察官は冒頭陳述で「加害者は2008年(平成20年)に事故車両を新車購入したが、事故直前(2019年3月)の点検でもアクセルなどに異常は確認されておらず、事故当日の記録にも異常が起きた記録・ブレーキペダルを踏み込んだ記録はない」などと指摘し、車に異常はなかったとする証拠を複数点にわたり提示した。
閉廷後、死亡した母娘の遺族(母親の夫と父親)はそれぞれ、被告人(加害者)が「車に異常があった」として自身の過失を否定した点について、記者会見で「そのような主張をするなら謝ってほしくない」「本当に妻や娘の死と向き合っているとは思えない」と批判した。
第2回公判(2020年12月3日)では事故を目撃した3人の証人尋問が行われ、3人はいずれも
一方、弁護人は第3回公判(12月14日)で行われた冒頭陳述にて、検察官の主張に反論する形で
「電気系統のトラブルでブレーキが利かなかった可能性は否定できず、踏み間違えの過失は認められない」と主張した。
2021年(令和3年)1月19日に開かれた第4回公判では検察側証人として、事故解析を担当した捜査員(警視庁の交通事故解析研究員)が出廷し、「被告人の車は事故現場手前から、事故現場へ向かうにつれて次第に加速していった」と証言した。
ここまでが事故の概要と、僕が今記事を作成している時点までの裁判の状況です。
ポイント
- 東池袋自動車暴走死傷事故は、東京・池袋で2019年4月、母子2人が死亡、9人が重軽傷を負った乗用車暴走事故。
- 飯塚幸三は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われているが、「車に異常があった」と主張している。
2.観相学で飯塚幸三被告を観てみる
で、今回もいつものように顔を観ていきますが、何カ所か注意点を。
まずいつも言いますが、フラットにしてみるという事。
今や、この飯塚幸三被告は全国民の敵みたいになっているので、そう見たら誰でも悪人相に見えてしまいます。
相談者さんのめめちゃんさんがコメントに書いてくれていた「言いたくないが品がある」の言葉がそれを助長しており、品があるというのは褒め言葉なんで、それを言いたくないと書かれているのは、ムカついていると、認めたくないとの現れです。
それが観相学ではいけない事です。まずは感情を入れないで、見るのが重要です。
そして面相だけで観るのを難しいといつも話している上に今回はこの年齢です。
正直、どの面相を見れる人に聞いてもらっても絶対に同じ事をいいますが、子供と老人はかなり観にくいのです。
なので、写真はネットに落ちてたもう少し若い時の写真で観させて頂きます。
それでもまぁまぁの年齢の写真でしょうけども。また、ネットには動画が落ちていましたので、喋っているシーンなども観れました。
ただ面相だけでなく、話し方、歩き方もお年寄りになるとこれも確度がかなり減ります。
まぁ、皆さんもお分かりかと思いますが、だいたいおじいちゃん、おばあちゃんになると喋り方や、歩き方なども似通ってくる。
要するに特徴はなくなりますので、見づらくなります。
しかも、飯塚幸三被告の歩いている動画は、杖をついてゆっくり歩く姿でしたので、普段の姿ではないので、そこも見づらいですね。
まぁそうも言ってられないので、見ていきましょう。
普段の悪人観相学と違い、もちろん、強姦殺人をやったり、強盗や放火などをやる育ちの悪い小野悦男とは違う事は皆さんも一目瞭然でお分かりになられると思います。
質問者さんが言われた通り、品性もよく、育ちも良いでしょう。このタイプの顔は。
眉の診断
面相だけでいうと、眉は賢さを表すタイプの眉で知的な職業に向いているタイプです。
もう歳取り過ぎた方の写真では、下がって伸びててわかりません。
こういう部分が老人では観にくいといっているところです。
目の診断
次に目の占断ですが、結構このタイプの目は難しい上にメガネで少し見えないので、一応これだろうというんで当てはめるならば、成功や安定を意味する相と言われるタイプですが、頭が良いがワンマンタイプ、出世はするが、下からは叩かれるという読み方でしょうか。
ちょっと、この写りは微笑顔なんで、少し良いイメージを押し出そうと思い撮影されている写真ぽいですね。
もちろんどこかに掲載する為に撮影されたものでしょうから。
鼻の診断
鼻は面相学で見るならば、どっしりとしたお金には苦労しないと言われるタイプですね。
僕らの見ている映像・写真は年老いてからですね、若い時は結構パワフルな人間だったのでは、と推測します。
耳の診断
次に耳を観ていきましょう。
耳は結構特徴的であります。
軟骨部分が外輪より飛び出しています。
これは活動的で、運勢を切り開くタイプであり、かつ耳たぶ、まぁ垂珠(すいじゅ)と言うんですが、この部分も大きいので財を築くと取ります。
しかし、野心家でもあると取る事もあります。
頬から顎の診断
それとこの顔は無理に表情作っているのですが、案外ポイントは頬から顎の部分にかけてですが、これは負けず嫌いや頑固な人間に多いタイプです。
意志が強いのはいいんですが、その点やはり下には強く当たるタイプではないかと思います。また自信過剰ともとります。
面相の診断
ゆえにこの特徴から観られる飯塚被告の面相は「驕傲(きょうごう)相」です。
おごり高ぶり、自分が誰よりも上だと考えています。
それと動画で喋っている口調ですが、やはり上から。
もちろん飯塚幸三被告は東京大学工学博士までなっているので、自分自身も他の人間とは違う、自分は人よりも上だと当たり前に思ってたいたはずです。
以上が観相師から観た、鑑定でした。
ポイント
- 飯塚被告の面相は「驕傲相」である。
3.東池袋自動車暴走死傷事故の考察
現在、事件の争点は、飯塚幸三被告の運転操作ミスだったか、車の故障かという事が大きいと思います。
なんせ、これだけの事をやっておいて、「無罪」を主張しております。
本人がそう言ってるのか、弁護士がそうしろと言ってるのかしりませんが、あまりにもふざけてます。
そこで僕は観相学だけでなく、犯罪心理学や、犯罪考察論も勉強していますので、一応僕も考察したいと考えています。あくまでも僕の意見であり、全部が全部正しいというわけではありませんので、その辺をご理解ください。
運転操作ミスなのか?
まず飯塚幸三被告の「ブレーキとアクセルの踏み間違い」があったかどうか、要するに運転操作ミスの件ですが。
まずこの画像を見てください。
防犯カメラや、ドライブレコーダーの解析によりまず数字の①のガードパイプ接触時のスピードが69キロでした。次に②の自転車の男性をはねた時はスピードが84キロ、最後に衝突する前のスピードが96キロでした。
これは加速しているという証拠です。
皆さんもレースゲームなどをやられた人ならわかってもらえると思いますが、アクセルを踏んでいなかった場合、障害物などにぶつかると速度は落ちます。
そりゃ抵抗が増えるわけですからね。でもどんどんスピードが上がっているのです。
そしてこの状況をEDR、イベントドライブレコーダーで調べたところ、アクセルを踏んでいて、ブレーキを踏んでいないというデータが残っています。
そして、この事故の証人がブレーキランプがついていなかったと証言されています。
これを飯塚幸三被告は「電子部品の経年劣化だ」と主張し、無罪だと言い張っています。
要するにこれはプリウスなので自分ではなくTOYOTAが悪いっていう事ですよね?
ちなみにプリウスは日本市場で1997年に投入され、以来トヨタは600万台以上のプリウスを全世界で販売した。
アメリカ市場ではレクサスも加えて360万台以上のハイブリッドが販売され、2019年までに190万台のプリウスが売れている。
確かに、「GoCompare.com(イギリスの自動車保険サービス)」ではプリウスの事故率は高いというが、それはプリウスユーザが50代以上が多いのと独特なシフトレバーが要因となっている可能性があり、不具合が多いというわけではない。
さらに、警視庁による乗用車の機能検査の結果、アクセルとブレーキに異常がないと判定されたことが捜査関係者への取材で分かっています。
ということは、この事故の時に、たまたま偶然にも、
- 車が突然、アクセルも踏んでないのに加速する異常
- EDRが計測を間違える異常
- ブレーキを踏んでいるのにランプがつかない異常
の「3つの異常」が同時にこの時、この一台だけに起こったと主張しているんですが・・・。
ハッキリ言って、飯塚被告の操作ミスではなく、プリウスの電子部品の異常だった可能性は0%です。
ちなみに僕だけではなく、今回は一緒に調べてくれた僕のブレインというかチームがいるんですが、その人たちの考察も表示しますね。
というわけで、僕のチームでも満場一致で0%でした。
まぁさすがにこれは無理がある主張ではないでしょうか。
僕はこれで無罪を主張するなんて、まったくの反省がない気がします。
それは観相学で観た通り、自分だけが上級国民、天井人、何をやっても許される、悪くないという驕りから来ているのだと考えます。
あまりにもこれだけの事をやっておいて、無罪、車が悪いというのは東大卒だろうが、なんだろうが、厚顔無恥過ぎるし、絶対に許される事ではありません。
たまたま「外道の歌」という漫画で、トラックの運転手が子供を轢いた後の心境があったんですが、飯塚被告の心境は同じだと思いますよ。
「事故だから、俺は悪くない」とこの漫画のキャラも話しています。
まったく同じ心境なんでしょう。あまりに舐めてますよ。
ポイント
- 飯塚被告の操作ミスではなく、プリウスの電子部品の異常だった可能性は0%である。
4.最後に
この記事を作る為に、「読売テレビニュース」というyoutubeチャンネルの「【池袋暴走事故】情報ライブミヤネ屋が取材「遺族の思いは」|2020年1月24日(金)放送」という動画を観ました。
遺族の松永拓也さんの奥さんと娘さんがまだ生きていた時の動画が流れるんです。
さすがに占い師になった時に一生泣かないように誓った僕でも、涙が抑えきれませんでした。
「このまま無罪で争い続けて、寿命を待つ作戦だ」とも、書かれていましたが、そうする事は絶対に防がないといけないですし、出来るだけ、多くの皆さんにこの事実を知ってもらい、飯塚被告に罪を認めさせて、被害者遺族にきっちり謝罪をさせなければいけません。
松永拓也さんは事故による被害者が少しでも減る世の中になる為、活動をしておりますので、僕も出来る限り協力はしたいと考えております。
松永拓也さんはツィッターやアメブロで活動されておりますので、視聴者の皆さんもよろしければご覧ください。
最後に、もし飯塚被告に届くのなら、僕からのコメントを。
僕は基本的には年配のお客様も多いですし、年上を敬うタイプの人間ですので普段はこんな事は絶対に言いませんが、
「あなたは東大を博士号を取り、色々な分野で活躍されてきて頭脳明晰で上級国民と自分を信じ込んでいるのかもしれませんが、自分がやった事を認めず、他人に罪をなすりつけ、逃げて、謝らないのは人間としては下の下だと僕は思います。罪を認めて、遺族に謝ってください」
ポイント
- 飯塚被告は罪を認め、被害者遺族にきっちり謝罪をするべき。